不用品は売る時代です! 一番高く&簡単に売る方法・コツを伝授!
「不用品を売る方法を詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 断捨離や生前整理で身の回りのものを片付けると、たくさんの不用品が発生します。中には、まだ十分に使えるものも含まれているでしょう。できるなら、ゴミとして廃棄処分するのではなく、売ることで有効活用したいですよね。
そこで今回は、不用品を売る方法について詳しく解説します。
この記事を読むことで、不用品を高く売るコツや注意点がよく分かります。まずは、記事を参考にしてください。
1.不用品は捨てるより売るのがお得
最初に、不用品を売ることのメリットや現状などを見ていきましょう。
1-1.資源を有効活用できて代金が手に入る
不用品を売ると、以下のようなメリットがあります。
- まだ使えるものを有効活用できる
- 不用品がお金になる
- そのほかの不用品の処分費用と相殺できる
1-2.不用品を売る人が増えている
最近は、不用品を捨てずに売る人が急増しています。断捨離や生前整理を行う人が増えたことで、不用品の処分が大きな問題になっているからです。不用品を捨てることは、ゴミの総量が増え、焼却や埋め立てなどによる環境破壊につながることからも、なるべく売ろうという傾向が強まっています。ひと昔より、不用品を売る手段や方法を選びやすくなったのもあるでしょう。
1-3.捨てると資源を有効活用できない
不用品を捨てることには、以下のようなデメリットがあります。ものを大切にするという考えからも、なるべく捨てずに売るようにしましょう。
- 処分に費用がかかる
- 粗大ゴミなど捨てるのに手間がかかる
また、国の方針としても、家電リサイクル法やPCリサイクル法などをはじめ、ゴミとして捨てずに再資源化することが進められています。不用品をゴミとして捨てることは、世の中の動きに逆らうことにもなるのです。
2.売れる不用品の条件は?
売れる不用品とはどんなものか、主な条件を見ていきましょう。
2-1.キレイで故障や不具合がないものが売れる
売れる不用品の条件には、主に以下のようなものがあります。
- 人気ブランド品
- 未使用もしくは使用感が少ない
- 故障・不具合がない
- 汚れ・臭い・破損などがない
- 年式が新しい
- 元値が高い
2-2.汚れなどがひどく不具合があるものは売れない
以下のような不用品は、中古需要が少ないため売れないでしょう。
- 目立つ汚れ・傷・臭い・破損がある
- 不具合や故障がある
- 流行遅れのデザイン
- 無名メーカー・不人気ブランド品
- 年式が古すぎる家電やパソコン
- 新品でも安価で入手しやすい
- 仏壇・仏具
2-3.希少価値のあるものは意外と売れる
不用品でも、以下のようなものは意外と売れるので業者に確認してみてください。思わぬ高価買取となることがあります。
- 企業や店のノベルティー
- 懸賞品
- 古いみやげ品
- 絵画
- 着物
- 使いかけの香水
- 趣味のコレクション品
- 古いおもちゃやプラモデル
2-4.不用品に仕分ける基準を決めておく
不用品の基準を決めておくと、スムーズに仕分けできます。たとえば、以下を参考にしてください。
- サイズや好みが合わない
- 今後使う予定がない
- 思い入れがなくなった
- 1年以上使っていない
- 同じようなものが複数ある
また、2-2のような売れないものも、不用品として処分しましょう。
3.不用品を売る方法
不用品を売る方法で主なものを、メリット・デメリットを併せて詳しく解説します。
3-1.リサイクルショップに売る
リサイクルショップでは、再販目的で幅広い不用品を買取しています。査定を依頼するには、店頭に持ち込むことが多いでしょう。大型店の中には、宅配買取や物量に応じて出張買取を行っているところもあります。
メリット
- 早く現金化できる
- 少量の買取ならその場で完了する
デメリット
- 査定金額が安い
- 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない
- 店頭持ち込みだけの対応となる業者が多い
3-2.不用品回収業者を利用する
不用品回収業者では、不用品の引き取り処分のほかに再販目的で買取も行っています。特に、パソコンや家電などの買取を強化している業者が多いでしょう。まずは、業者に連絡して査定を受けてみることをおすすめします。
メリット
- 店頭持ち込み・宅配回収・出張回収から選べる
- 宅配回収・出張回収は運ぶ手間が省ける
- 出張回収は場所・日時指定ができる
- 不用品の買取と処分を同時に依頼できる
- 買取にならなかった不用品も適切に資源リサイクルされる
デメリット
- 買取不可の場合は回収費用がかかることがある
- 悪質業者に注意する必要がある
3-3.ネットオークションやフリマアプリで売る
不用品は、ネットオークションやフリマアプリで売ることもできます。パソコンやスマホから出品手続きをし、落札を待ちましょう。なお、個人間取り引きとなり、スムーズなやり取りのためにはコツが必要なため、普段から出品慣れしている人に向く方法です。
メリット
- 業者で買取不可となったものも出品できる
- 自分が売りたい価格で出品できる
- パソコンやスマホを利用できて気楽に売れる
- 相手と顔を合わす必要がない
- 直接欲しがっている人とやり取りでき、達成感がある
デメリット
- なかなか落札されないこともある
- 出品から代金回収まで数日以上かかる
- こん包や発送などの手間がかかる
- フリマアプリでは値切られるのが一般的
- 商品クレームや支払い遅延などのトラブルが起きやすい
4.不用品を売るときのコツとポイント
不用品を売るときのコツやポイントを、シチュエーション別に詳しく解説します。
4-1.物量が多い場合は不用品回収業者がおすすめ
不用品の物量が多い場合は、不用品回収業者に依頼すると何かと便利です。不用品回収業者では、都合のいい場所で回収が依頼できるので、自分で大変な思いをして運ぶ必要がありません。また、こん包も不要なので、余計な手間や労力をかけずに済みます。
4-2.自宅にいながら処分したいなら不用品回収業者
仕事や家事・育児などで多忙な人にも、不用品回収業者がおすすめです。都合の日時を指定しての回収が可能で、休日や夜間に対応してもらうこともできます。また、少量の場合でも、宅配回収を利用することで、好きなタイミングで送ることも可能です。遠方・高齢・交通手段がないなどの理由で、業者の店頭に出向くのが困難な場合にも助かるでしょう。
4-3.すぐに売りたい場合はリサイクルショップも候補
不用品をすぐに処分したいのなら、リサイクルショップが候補に入ります。リサイクルショップのメリットは、持ち込んだその場で不用品の査定から買取・代金受け取りまで完了するからです。ただし、不用品がすべて買取になるとは限らず、持ち帰りになる可能性もあります。なお、不用品回収業者でも、タイミングによってはすぐに買取を依頼できることがあるので、確認してみるといいでしょう。
4-4.高く売るためにはクリーニングなどを心がける
不用品を高く売るためには、以下のポイントを参考にしてください。
- 外観の汚れをキレイにクリーニングにしておく
- 購入時の箱・説明書・付属品をなるべくそろえる
- 数量をまとめる
- 不要になった時点ですぐに売る
- 不用品の買取を強化している業者に売る
4-5.業者の公表買取価格やネットオークションなどの落札価格を調べる
不用品の買取相場は、以下のような方法で調べることができます。
- 業者の公表買取価格を調べる
- ネットオークションやフリマアプリの落札相場を調べる
- 業者に査定を依頼する
ただし、実際の金額は状態や中古市場での需要の影響を大きく受けます。また、業者の査定基準などによっても異なるものです。より正確な買取金額を知りたいときは、業者に査定を依頼して確認してください。
5.不用品を売ることに関するよくある質問
最後に、不用品の売り方に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.大掃除で出た不用品を売るときの注意点は?
A.年末年始は、業者の繁忙期に当たります。タイミングによっては、希望日時に回収してもらえなかったり代金の支払いまで時間がかかったりするでしょう。急いで売りたいときは、早めに準備・依頼してください。
Q.正式に売る契約をした後でも解約できる?
A.タイミングによっては可能です。まずは、業者に問い合わせてみましょう。まだ回収前だったり回収後でも次の販売先が決まっていなかったりすると、解約できる可能性があります。ただし、解約料や返送費用などを請求されることがあるので業者に確認してください。
Q.訪問営業をしてくる業者に売ってもいい?
A.おすすめしません。訪問営業が主体の業者には、悪質なところが多いからです。たとえば、以下のようなトラブル例があります。
- 許可していないのに勝手に家に上がってしまった
- 依頼していないものまで不当に安く買取された
- 「見積もりだけなら無料」のはずがなぜか有料だった
- 契約を取るまで居座られたり大きな声で脅迫されたりした
特に、ひとり暮らしの高齢者や女性は悪質業者のターゲットになりやすいので注意してください。
Q.信頼できる不用品回収業者の選び方は?
A.以下のポイントを満たす不用品回収業者なら安心でしょう。
- 不用品回収で豊富な実績がある
- 不用品の買取を強化している
- 見積もりは無料
- 買取不可のものでも良心的な費用で引き取り処分している
- 回収後の不用品は再販・資源リサイクルで有効活用している
- 個人情報保護を深く理解している
- スタッフの対応がよくて親切
- 顧客からの評判がいい
- 古物商許可を取得している
Q.不用品の査定価格が安すぎる気がするのですが?
A.査定理由を業者に説明してもらいましょう。単なる記載ミスのこともあれば、正当な理由があって安い金額を提示されていることもあります。査定理由を聞いても納得できない場合は取り引きを中止し、ほかの業者に改めて査定を依頼してください。
まとめ
今回は、不用品を売ることについて詳しく解説しました。不用品の中には、まだ十分に使えるものも多く含まれています。まずは、売ることができるものがあるか調べてみるといいでしょう。不用品を売る方法には、リサイクルショップに売る・不用品回収業者に売る・ネットオークションやフリマアプリなどで売るなどがあります。いずれの方法にも、メリット・デメリットがあるため、よく比較してメリットが大きい方法を選びましょう。なお、不用品回収業者で買取を強化しているところを選ぶと、不用品の買取と処分が同時にできて便利です。