ペンタブの処分方法を解説! パソコンと共に処分するには?
「ペンタブが不要になったけれど、処分方法が分からない」と悩んでいる人はいませんか? ペンタブはパソコンの周辺機器の中ではポピュラーなものですが、処分方法を知らない人も多いと思います。また、ペンタブは中古市場も活発ですが、中古でも需要のあるものは限られているのです。何も知らずに処分したり売却したりしようとすれば、余計な手間やお金がかかるかもしれません。
そこで今回は、ペンタブの処分方法を紹介しましょう。
この記事を読めば、ペンタブの処分方法に悩むことはありません。ペンタブが不要になった人はぜひ読んでみてくださいね。
1.ペンタブの一般的な処分方法
この項では、ペンタブの使い道や人気度、できるだけお金をかけずに処分する方法を紹介します。
1-1.ペンタブはパソコンで絵を描くために用いる
ペンタブはパソコンの周辺機器の一種で、デジタルで絵を描く(通称:デジ絵)を描く際に用います。ペンタブを用いることで、よりアナログに近い感覚でデジタルの絵を描くことが可能です。現在は、プロの漫画家やイラストレーターもペンタブを用い、デジタルで絵を描いている人がたくさんいます。また、趣味で絵を描く人の間でもペンタブは人気です。
1-2.ペンタブの寿命は4~5年
ペンタブの寿命は4~5年とパソコンと同じくらいです。ペンタブは精密機械なので、落としたり乱暴に扱ったりすると壊れることがあります。また、機能に問題なくてもパソコンやソフトのアップデートに対応ができなくなり、買い替えが必要になることもあるでしょう。
1-3.ペンタブはメーカーが回収している
現在、流通しているペンタブのほとんどがワコム社製のものです。ワコム社では自社のペンタブを回収し、リサイクルしています。リサイクル料はかかりません。リサイクルを申し込みたい場合はリンク先を参照にしてください。個人だけでなく法人からもリサイクルを受けつけています。ただし、ワコム社製以外のペンタブは受けつけていないので、注意しましょう。
1-4.リサイクル以外でも処分方法は複数ある
ペンタブの処分方法は、リサイクル以外にも以下のような方法があります。
- 自治体にゴミとして回収してもらう
- 小型家電リサイクル法に沿って処分する
- リサイクルショップなどに売却する
- 下取りしてもらう
- 不用品回収業者を利用する
次の項からそれぞれの方法を詳しく紹介していきましょう。
2.ペンタブの処分方法
この項では、ペンタブの処分方法をメリット・デメリットと共に紹介していきます。
2-1.ペンタブは処分前に初期化する
ペンタブは、処分前に初期化しましょう。そうすれば、設定などをすべてリセットできます。初期化の方法は説明書やメーカーのサイトを確認しましょう。なお、壊れて立ち上がらない場合はそのままでも大丈夫です。
2-2.ペンタブは自治体にゴミとして回収してもらえる
ペンタブは、自治体にゴミとして回収してもらえます。何ゴミに当たるかは自治体によって異なるので、自治体のサイトなどで事前に確認してください。自治体によっては回収日が少ないこともあるので、時間に余裕を持ちましょう。
2-3.小型家電リサイクル法に沿って処分することも可能
小型家電リサイクル法は、小型家電に使われている部品や金属をリサイクルし、限られた資源を有効活用する目的で定められた法律です。運用している自治体や家電量販店によって回収している電化製品が異なりますが、ペンタブを回収している自治体や家電量販店もあります。自治体の場合は、専用のリサイクルボックスが設けられていることが多いでしょう。家電量販店の場合は、リサイクルボックスが設けられているところのほかに、店頭で回収しているところもあります。
2-4.下取りサービスを利用する
新しいペンタブを買い替える場合、古いペンタブの下取りをしている店舗で行えばペンタブを簡単に処分できます。ただし、下取りサービスを行っている店舗は限られていいるほか、下取りできる期間が限られているケースも多いでしょう。下取りサービスを行っている店舗やwebショップを見かけたら、早めに利用してください。
3.ペンタブの売却方法
この項では、ペンタブを売却する方法を紹介します。
3-1.販売されてから間もないペンタブは売却できる
製造されてから3年以内のペンタブならば、中古でも一定の需要があります。特に元値が10万円近くするペンタブは、中古でも人気が高いでしょう。ただし、新しくても使用感がひどくあるものや、部品の一部が欠けているものなどは、値段がつかないかもしれません。売却する場合は、付属品をすべてそろえできるだけ新品に近い状態で査定を受けましょう。
3-2.ペンタブの売却ばパソコン専門のリサイクルショップがおすすめ
ペンタブを売却するならば、一般的なリサイクルショップではなくパソコン専門のリサイクルショップがおすすめです。パソコン専門のリサイクルショップならば査定も正確で、ほかのパソコン周辺機器もまとめて売ることができます。査定は持ち込みが一般的ですが、宅配査定を受けつけているショップもあるので遠方の人は利用してみましょう。ただし、査定額が納得できないなどの理由で売買が不成立だった場合、送料を負担しなければならないこともあります。利用規約をよく読んで利用してください。
3-3.ネットオークションを利用して売却も可能
ネットオークションやフリマサイトでも、ペンタブは売買されています。ネットオークションならば、リサイクルショップでは値段がつかなかったものでも買い手がつく可能性があるでしょう。一方、リサイクルショップよりも安価な値段でしか買い手がつかないこともあります。出品する場合は、メーカー・型番・現在の状態などと共に、写真をアップしておきましょう。遠方に郵送する場合は、途中で破損しないように精密機械専用の宅配便を使うのもおすすめです。
4.ペンタブの処分に関するよくある質問
この項では、ペンタブの処分に関する質問を紹介します。
Q.ペンタブを買ったきり使っていない場合、古いものでも売却可能ですか?
A.ソフトやパソコンのOSのアップデートに適応できない場合、値段はつきません。可能な限り早く売却しましょう。
Q.ペンタブの買取価格はどのくらいですか?
A.新しいものほど高値がつきやすく、販売されて1年以内なら元値の3割くらいで買い取ってもらえることもあるでしょう。一方、3年ほど使ったものならば、元値が10万円くらいのものでも数千円になることがあります。
Q.ペンタブに消耗品はついているのですか?
A.ペンの芯が消耗品ですが、替え芯がたくさんついているので買い足すことはほとんどないでしょう。なお、芯の数は査定に関係ないこともあります。
Q.ペンタブは寄付できるでしょうか?
A.ペンタブの寄付を求めているところがあれば可能です。ただし、いきなり福祉施設などに送りつけてはいけません。
Q.ペンタブは5年以上使ったら買い替えがおすすめですか?
A.アップデートに対応でき、操作に問題ないならば大丈夫でしょう。
まとめ
今回はペンタブの処分方法について解説しました。ペンタブはゴミとして自治体に回収してもらうことも可能です。しかし、リサイクルできるならば環境のためにもリサイクルしてみましょう。まだ使えるペンタブが不要になった場合は、売却もおすすめです。