カーナビの交換方法を知っておこう! 処分方法と併せて詳しくご紹介

カーナビは古くなると不具合などが出てきます。カーナビの買い替え時に困るのが、新しいものへの交換方法や古いカーナビの処分方法です。カーナビの交換については、スムーズにできるのか、自分でも交換可能なのかなど、分からない点も多くあるでしょう。カーナビの交換を予定している方は、あらかじめ適切な知識を身につけておくと安心です。

本記事で触れる内容を踏まえ、カーナビを交換する際の参考にしてください。

  1. カーナビの交換は自分でできるのか?
  2. カーナビを交換する際の注意点
  3. カーナビを交換する際に準備すること
  4. カーナビの交換方法
  5. 古いカーナビの処分方法
  6. カーナビの交換に関してよくある質問

カーナビの交換は意外と複雑な作業を伴います。失敗することがないよう、きちんと知識を持っておきましょう。

1.カーナビの交換は自分でできるのか?

まず、カーナビの交換は自分でもできるのかを考えていきましょう。

1-1.自分では難しい場合が多い

カーナビの交換は、簡単にできるものではないため、自分では難しいケースがほとんどです。無理に自分で交換作業を行うと、故障や破損などのトラブルが起きる可能性があるので注意してください。

1-2.電気の知識が必要となる

カーナビの交換は、電気の知識が必要となります。専門知識を要するほど高度な作業ではなくても、わずかな傷でもトラブルが起きる恐れがあるのです。そのため、自分で作業を進めるのが難しいとされています。

1-3.破損するリスクが高い

知識がない一般の人がカーナビの交換を行うと、破損するリスクが高いのです。不要になったカーナビを取り外しても、破損していては買取に出すのも難しくなるでしょう。中古品として買取に出すことを視野に入れている場合は、自分で交換作業をするのは避けたほうが安心です。

2.カーナビを交換する際の注意点

カーナビの交換作業をする際は、どんな点に気をつけたらいいのでしょうか? 注意点についてご紹介します。

2-1.取り扱い説明書を参考にする

カーナビの交換作業をする際は、取り扱い説明書を参考にしましょう。取り扱い説明書には、内部の構造や正しい外し方の手順などが記載されています。取り扱い説明書の内容をきちんと把握していたら、交換作業時のトラブルを回避できるでしょう。

2-2.力ずくで外そうとしない

カーナビの交換作業は複雑であるため、取り外しがしにくい部分もあるでしょう。しかし、力ずくでカーナビを外そうとしないでください。断線や破損などの原因となります。ケガをする危険性もあるので注意しましょう。

2-3.電気系統が故障しないよう注意する

カーナビには多くの電気系統が詰まっています。1つでも傷をつけてしまうと、正常な動作がなされなくなるため、丁寧に作業を進めるよう意識してください。自分では難しいと判断したら、無理せずプロに依頼しましょう。

3.カーナビを交換する際に準備すること

カーナビを交換する際、どんな準備をすればいいのでしょうか?

3-1.ゆとりを持って作業できる時間を取っておく

カーナビの交換作業は、不慣れだと時間がかかります。ゆとりを持って作業できる日を選んでおくと安心です。2〜4時間は交換作業にかかると想定しておきましょう。

3-2.工具などを用意する

カーナビの交換作業を進める際に必要な工具を用意しておきましょう。ペンチ・ドライバー・軍手などを準備しておきます。取り扱い説明書に取り外しに必要な工具の記載があれば、記載内容に沿って、工具の準備をしておきましょう。

3-3.温めるものを用意しておく

カーナビの交換をする際は、温めるものを用意しておくといいでしょう。家庭にあるドライヤーなどで構いません。カーナビに使われているフィルムやパネルを取り外す際に、温めると作業が楽になるのです。

3-4.交換後のカーナビはデータ消去を実践すること

カーナビは、住所などの個人情報が残っています。交換後に処分する際、情報漏えいが起こらないためにも、データ消去は必ず実践してください。

4.カーナビの交換方法

カーナビはどうやって交換すればいいのでしょうか? 具体的な手順をご紹介します。

4-1.パネルを取り外す

カーナビを交換する際は、まず前面のパネルを取り外しましょう。パネルはそっと取り外し、破損やひび割れが生じないよう注意してください。パネルのすき間からマイナスドライバーなどをそっと差し込み、浮いた部分を持ち上げて取り外しましょう。

4-2.配線を外していく

カーナビの内部には、複数の配線があります。配線は丁寧に外し、断線や配線残りがないよう、慎重に作業を進めましょう。配線の取り外しについては、取り扱い説明書などに記載されています。確認しながら作業を進めると安心です。

4-3.スピーカーなどを取り除く

カーナビにスピーカーが内蔵されている場合、取り除く作業を行わなければなりません。部品残りがないよう、確認しながらスピーカーの撤去を行ってください。

4-4.GPSなどの取り外し

カーナビには、GPSが付属されています。GPSによってナビ機能が稼働するからです。GPSはカーナビ内部ではなく、ダッシュボード付近に取り付けられています。粘着シートで貼り付けられている場合は、少し温めてからはがすといいでしょう。

5.古いカーナビの処分方法

古いカーナビは、どのような方法で処分すればいいのでしょうか? 具体的な処分方法を考えていきます。

5-1.自治体回収

自治体回収でカーナビを処分する場合、不燃ゴミとなる場合がほとんどです。ただし、自治体によっては、小型家電などに分類している場合もあります。自治体のルールを確認し、正しく分別して処分しましょう。

5-2.小型家電リサイクルボックスに投入する

自治体が設置している小型家電リサイクルボックスを利用する方法があります。カーナビを取り外したら、小型家電リサイクルボックスに入れるだけです。誰でも無料で利用できるのがメリットでしょう。小型家電リサイクルボックスの投入口は、サイズが決まっています。投入口より大きいサイズのカーナビは入れることができません。設置場所や投入口のサイズは、自治体のホームページなどで確認しておきましょう。

5-3.不用品回収業者

不用品回収業者に依頼し、カーナビを引き取ってもらう方法があります。自治体回収より割高でも、取り外しから行ってもらえる場合があり、手間を大幅に削減できるのがメリットです。出張回収が基本で、運搬や配送の手間を省くことができます。業者に依頼する際は、見積もりを比べることが大切です。

5-4.家電買取専門業者に依頼する

不要になったカーナビは、家電買取専門業者に依頼し、買取してもらう方法があります。買取に出す際は、カーナビの取り外しが必要です。買取可能かどうかは、業者の査定基準によって決まります。複数の業者で査定を受け、買取価格を比較しましょう。

6.カーナビの交換に関してよくある質問

カーナビの交換に関する質問を集めました。

Q.カーナビの交換途中で挫折した場合はどうすべきか?
A.無理に続けず、専門業者に依頼しましょう。作業の途中でも、業者に依頼すれば、速やかに交換を行ってくれます。古いカーナビの取り外しがきれいにできれば、新しいナビの取り付けもスムーズにできるでしょう。

Q.メーカーやカーナビの機種によって、交換の難易度は変わるもの?
A.はい、変わる場合があります。交換する前にメーカーや機種で交換方法を検索しておき、下調べをしておくと交換方法の難易度を知ることができるでしょう。

Q.カーナビの交換をする際、バックカメラの取り外しも必要なのか?
A.カーナビに付属されているものであれば、バックカメラの取り外しも必要です。しかし、車に標準装備されているバックカメラであれば、カーナビ本体だけの取り外しで終えることができます。

Q.カーナビを買取に出す際、買取対象かどうかはどうやって調べたらいいのか?
A.まず、ネットで調べてみましょう。カーナビの買取価格を一括比較するサイトがあります。メーカーや型番を入力し、買取価格を調べてみてください。複数の業者を比較することで、買取価格の相場を知ることができます。

Q.カーナビの中には、特殊なネジを使用しているものもあるのか?
A.はい、あります。特殊なネジの場合、通常のドライバーでは取り外しができません。業者に依頼し、カーナビの交換をしてもらいましょう。

まとめ

カーナビの交換は、自分で行うのが難しい場合がほとんどです。特殊なネジを使っている場合や、配線などが複雑で、電気の知識を要する場合があるからでしょう。難しい場合は、業者に依頼するなどの方法を検討してみてください。カーナビの交換方法と併せ、不要になったカーナビの処分方法も覚えておきましょう。