千代田区で小型家電を処分する方法〜不用品回収業者に依頼するコツも〜

千代田区で小型家電を処分したい場合、どのような方法があるのか分からないため悩んでいる方は多いでしょう。また、どんなものが小型家電の対象になるのか、疑問を感じている方もいるはずです。不明確なままで処分してしまうと、後々トラブルになってしまうので、きちんと正しい方法を把握してから処分しなければなりません。

そこで、本記事では、千代田区で小型家電を処分する方法について詳しく説明します。

  1. 千代田区の小型家電対象品目は?
  2. 千代田区で小型家電を処分する方法
  3. 不用品回収業者に依頼する方法
  4. まだ使える小型家電は買取に出せる
  5. 小型家電の処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、小型家電を千代田区で正しく処分するポイントが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.千代田区の小型家電対象品目は?

最初に、千代田区の小型家電対象品目をチェックしておきましょう。

1-1.回収ボックスの投かん口に入るサイズ

千代田区のホームページをチェックしてみると、回収ボックスの投かん口に入るサイズが小型家電の回収品目であることが分かります。回収ボックスの投かん口は、30cm×15cm以下になっているため、そのサイズに入る大きさの小型家電なら処分できるというわけです。30cm×15cm以上の小型家電は粗大ゴミになる可能性があります。まずは、処分したい小型家電のサイズを測ってから確認したほうがいいでしょう。

1-2.回収品目の主な例をピックアップ!

30cm×15cm以下の小型家電といわれても、具体的にどのようなものが対象になるのかピンと来ない人が多いでしょう。下記に回収品目の主な例をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

  • スマートフォン・携帯電話
  • デジタルカメラ、ビデオカメラ
  • 電話機
  • カーナビ
  • 携帯ゲーム機
  • 電卓
  • 携帯音楽プレーヤー
  • ACアダプター
  • ドライヤー
  • 電気カミソリ
  • ICレコーダー・ラジオ等

2.千代田区で小型家電を処分する方法

それでは、千代田区で小型家電を処分する方法について解説します。

2-1.区内17カ所に設置されている小型家電回収ボックスに投かんする

千代田区で小型家電を処分する方法は実に簡単です。区内の17カ所に設置されている小型家電回収ボックスに小型家電を投かんするだけで処分することができます。回収ボックスが設置されているカ所は、以下のとおりです。

  • 千代田区役所:2階総合窓口課、5階安全生活課窓口
  • 麴町出張所:1階ロビー
  • 富士見出張所:1階ロビー
  • 神保町出張所:1階ロビー
  • 神田公園出張所:地下1階ストックヤード
  • 万世橋出張所:1階出張所窓口
  • 和泉橋出張所:地下1階ストックヤード
  • ちよだパークサイドプラザ:1階ロビー
  • スポーツセンター:1階ロビー
  • 九段生涯学習館:1階ロビー
  • 昌平まちかど図書館:受付カウンター付近
  • 神田まちかど図書館:受付カウンター付近
  • 西神田コスモス館:地下1階ストックヤード
  • 千代田清掃事務所:2階事務所前
  • 飯田橋車庫:2階事務所前
  • 障害者福祉センターえみふる:1階エントランス
  • いきいきプラザ一番町:1階玄関ロビー

回収ボックスへ投かんする際に気をつけてほしいのが、設置場所によって持ち込み時間が決まっていることです。例えば、千代田区役所では月~金曜日の午前8時30分~午後5時までとなっていますが、麴町出張所では毎日午前8時30分~午後10時までとなっています。また、それぞれの休館日は回収ボックスが利用できないので注意が必要です。具体的な持ち込み時間を知りたい方は、千代田区のホームページをご覧ください。

2-2.投かんする前にチェックしておきたい注意点

回収ボックスへ投かんする前に、必ずチェックしておきたい注意点がいくつかあります。それは以下のとおりです。

  • 投かん口に入らない小型家電を回収ボックスの周囲に置き去りにしない
  • 小型家電の包装紙や紙は取り除き、本体のみを回収ボックスに入れる
  • 携帯電話やボイスレコーダー等の情報機器は各自で情報を消去してから投かんする
  • 電池(充電池を含む)は発火防止のために取り外す

また、一度投かんした小型家電は返却してもらえません。後で「やっぱり捨てなければよかった」と思わないように、きちんと確認してから回収ボックスへ投かんしましょう。

2-3.ノートパソコンは回収不可

回収ボックスに投かんできるからと、ノートパソコンを入れる方がいますがそれはNGです。ノートパソコンは回収ボックスに入る大きさであっても回収対象にはなりません。ノートパソコンを含めたパソコン類は、PCリサイクル法の対象品目になっているからです。PCリサイクル法は、ノートパソコンなどに含まれている貴重な資源を再利用するための法律となります。一般的な小型家電とは違う方法で回収してもらうことになるため、ノートパソコンは投かんしないように気をつけてください。

3.不用品回収業者に依頼する方法

ここでは、不用品回収業者に依頼する方法とポイントを解説します。

3-1.一気に小型家電が処分できる

自治体以外で小型家電を処分する方法としては、不用品回収業者を利用する方法があります。不用品回収業者はさまざまな不用品の回収を行っているため、自治体で処分できないものも可能です。小型家電以外にもパソコンや冷蔵庫・洗濯機といった家電の処分を検討している方は、不用品回収業者をおすすめします。不用品を一気にまとめて処分できるほか、手間と時間をかけることなくスピーディーに処分できるでしょう。

3-2.処分費用など見積書を確認する

不用品回収業者に依頼する場合、必ず見積書の内容を細部まで確認してください。不用品1点あたり処分費用がいくらかかるのか・搬出や運搬費用はいくらなのかなど、事前にしっかりと確認したほうがトラブルの防止につながります。また、追加費用が発生するケースも要確認です。不用品回収業者の中には、回収後に高額な追加料金を請求してくる悪徳業者が存在しています。悪徳業者に引っかからないためにも、見積書の内容は必ずチェックしておきたいポイントです。

3-3.無料回収を行っている「パソコンダスト」

パソコンダストでは、パソコンや不用品の無料回収を行っています。無料回収業者に依頼するとトラブルになるかもしれない……と不安になっている方もいますが、なぜ無料回収ができるのか理由に注目するといいでしょう。例えば、パソコンダストでは、回収したものを自社でメンテナンス・修理を行い、中古品として再販売しています。古いパソコンや家電製品に使用されている貴重な資源を選別し、資源として再販売することで利益を得ているのです。だからこそ、依頼人に費用を請求しなくても回収が可能となります。このように、無料回収ができる理由がハッキリしている業者なら、安心して依頼できるでしょう。パソコンダストでは無料相談も受け付けているので、悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。

4.まだ使える小型家電は買取に出せる

ここでは、小型家電を買取に出す方法やポイントを解説します。

4-1.正常に使えるかが買取のポイント

「まだ使えるのにもったいない」と思っている方は、買取専門店やリサイクルショップなどに買取に出すという方法もあります。買い取ってもらうことができれば処分費用をかけずに手放すことができるでしょう。欲しがっている人のもとで再利用してもらえるため、気楽な気持ちで手放せるのも大きなメリットです。なお、買い取ってもらえるかどうかのポイントは、正常に使える状態か否かとなります。問題なく稼働できる状態であれば、ほとんどの業者で買い取ってもらえるでしょう。ただし、不具合が出ていたり、壊れていたりするものは買取不可となります。

4-2.最新モデルの小型家電は高く売れる

どんな小型家電が高く売れるのか気になっている方が多いと思いますが、発売時期が遅い最新モデルほど高価買取が期待できるでしょう。特に、携帯電話・スマートフォン・カメラといった小型家電は次々と新しい商品が登場しています。新商品が発売されるたびに型落ち品になってしまうため、査定額も下がりやすいのです。そのため、できるだけ高く売りたい方は早めに売却することをおすすめします。

4-3.買取専門店またはリサイクルショップに依頼する

小型家電の主な買取先としては、買取専門店またはリサイクルショップがあります。小型家電や家電を中心に買取を行っている専門店なら、中古市場の需要を把握しているため、より適正な査定額を提示してくれるでしょう。査定は厳しめですが、価値があるものほど高価買取が期待できます。一方、リサイクルショップはさまざまな商品を扱っているため、査定額が低くなりがちです。けれども、買取専門店で買い取ってもらえなかった小型家電が売れることもあるので、専門店で売れなかったものを査定に出すという選択肢もあります。

4-4.ネットオークションやフリマアプリの利用も

自分で小型家電を売却したい場合、ネットオークションやフリマアプリを利用する方法もあります。年々、利用者が増えてきていることもあり、中には高値で売れる小型家電もあるでしょう。また、インターネットを介してのやり取りとなるため、全国から買い手を見つけることができます。必ず買い手が見つかるとは限りませんが、自分の希望額で出品できるのが大きなメリットです。実際に、どのような小型家電が出品され、いくらで落札されているのかチェックしてみるといいでしょう。

5.小型家電の処分に関してよくある質問

小型家電の処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.小型家電回収の対象者は?
A.千代田区民の方が対象となります。ただし、事業所から発生した小型家電は、各事業所の自己処理が原則です。区の収集でゴミを処理している事業所は、適正な有料ゴミ処理券を貼り、不燃ゴミの日に出してください。また、民間でゴミの収集を契約している事業所は、契約業者のところで出します。具体的な方法が分からない方は、自治体の窓口などで相談してください。

Q.どのような回収方法があるのか?
A.回収業者によって異なりますが、宅配回収・出張回収・持ち込み回収の3つが主な回収方法となります。自分のペースで処分したい方は宅配回収、まとめて不用品を処分したい方は出張回収を利用するといいでしょう。近くに店舗があれば持ち込みでも可能ですが、最近は新型コロナウイルス感染拡大を懸念して、持ち込みを制限しているところもあります。

Q.小型家電を高く売るポイントは?
A.小型家電の取扱説明書や予備用の部品など、購入時についてきた付属品をそろえてください。買取業者の中には、付属品がそろっていないと買取不可になるところもあります。家電は取扱説明書が必須になっているケースが多いため、事前に付属品をそろえておくようにしましょう。また、汚れやホコリがついている場合は、きれいにすることも大切なポイントです。

Q.業者選びで押さえておきたいポイントは?
A.どの業者に依頼すべきか悩んでいる方は、以下のポイントに注目してください。

  • 不用品の回収や買取実績が豊富か
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料査定を行っているか
  • 無料回収の理由がきちんと掲載されているか
  • 実際に利用した人の口コミや評判がいいか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 回収方法が選択できるか

上記のポイントを押さえた上で、複数の業者を比較するといいでしょう。

Q.ネットオークションやフリマアプリを利用する際の注意点は?
A.取引をする相手の顔が見えないため、どのような手順を踏むのか・送料はどちらが負担するのかなど、具体的な内容をきちんと記録しておくことが大切です。また、商品を相手に送る場合、きちんとこん包していなかったせいで壊れてしまった、というケースがあります。落札者との間でトラブルにならないためにも、きちんと丁寧にこん包することが大切です。

まとめ

千代田区で小型家電を処分する場合は、区内の17カ所にある回収ボックスへ投かんすることになります。投かんするだけでOKなので、処分費用はかかりません。ただし、投かん口が30cm×15cmとなっているため、そのサイズ以上のものは粗大ゴミとして処分します。小型家電を処分する前に、きちんとサイズを測っておきましょう。なお、自治体以外の処分方法としては、不用品回収業者や無料回収業者を利用したり、買取専門店やリサイクルショップに買い取ってもらったりする方法もあります。そのときの状況や小型家電の状態に合わせて、最適な方法を選んでください。