HDDレコーダーの寿命が近いサインは? 寿命を延ばすコツも紹介!

「HDDレコーダーはどのくらいで寿命を迎えるのか知りたい」「寿命が近いHDDレコーダーの処分を検討している」とお考えではありませんか? HDDレコーダーは寿命が近づくとさまざまな不具合が現れるようになります。使用頻度が高い人や、大切な番組を録画予約ししている人は、早めに症状に気づき、買い替えを検討すべきでしょう。

この記事では、HDDレコーダーの寿命が近いときに起こる症状や寿命を延ばす方法・寿命を迎えたHDDレコーダーの処分方法などを詳しくご紹介します。

  1. HDDレコーダーの寿命は?
  2. HDDレコーダーの寿命が近いときに起こる症状3つ
  3. HDDレコーダーの寿命を延ばすコツを紹介
  4. 寿命を迎えたHDDレコーダーの処分方法は?
  5. HDDレコーダーの寿命に関するよくある質問

この記事を読むことで、HDDレコーダーの寿命が縮む原因や、処分する際の注意点などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.HDDレコーダーの寿命は?

まずは、HDDレコーダーの寿命について詳しく解説しましょう。

1-1.平均寿命は5~10年

HDDレコーダーの寿命は、平均すると5~10年前後といわれています。ただし、使用頻度や使用環境に影響される場合もあるため、一概にはいえません。また、個体の品質差にもよる部分もあるでしょう。10年以上問題なく使い続けられるものもあれば、購入して1年もたたずに寿命を迎えてしまうものもあるのです。

1-2.製造中止から7年以上たつと修理できない

国内メーカーだと、製造中止から7年以上たったDVDプレーヤーは修理できなくなります。部品の保有期間が7年で終了となるため、修理に対応できなくなるのです。そのため、製造中止から7年以上たっているHDDレコーダーに不具合が起きた場合、処分することになるでしょう。

1-3.寿命を縮める原因は?

HDDレコーダーの寿命を縮める原因には、ホコリや熱・湿気などがあります。ファンにホコリがたまったまま放置している・放熱しにくい場所や湿気がたまりやすい場所に置いている場合などは、寿命に影響してくるでしょう。

2.HDDレコーダーの寿命が近いときに起こる症状3つ

HDDレコーダーの寿命が近づくと以下のような症状が起こりやすくなります。

2-1.ディスクが読み込めなくなる

HDDレコーダーの寿命が近いときによく起こるのが、ディスクが読み込めなくなるという症状です。最初はディスククリーニングをすることで読み込めるようになりますが、次第にクリーニングしても読み込めなくなってきます。また、「既製品のディスクは読み込めるが、録画したディスクは読み込めない」という症状も起こりがちです。

2-2.頻繁にフリーズするようになる

録画した画面にノイズが入ることが増え、頻繁にフリーズするようになるのも症状の一つです。「画と音にズレが生じる」「画が分割される」などの症状も出てくるようになります。フリーズを繰り返しているうちに、HDDが認識されなくなってくるでしょう。

2-3.電源が入らなくなる

HDDレコーダーの寿命が近づくと、電源が入らなくなることも増えてきます。「昨日までは問題なく使えたのに、突然電源が入らなくなった」というケースも珍しくありません。考えられる理由はヒューズ切れやスイッチの故障などですが、修理で対応できない場合もあります。

3.HDDレコーダーの寿命を延ばすコツを紹介

HDDレコーダーの寿命を延ばすためのコツをご紹介しましょう。

3-1.置き場所に気をつける

HDDレコーダーの置き場所としては、放熱しにくい場所やホコリがたまりやすい場所は避けるようにしてください。特に、直射日光や暖房器具の熱が当たるような場所だと熱を逃がすことができず、故障の原因になります。また、HDDレコーダーは精密機械なので湿気に弱いのが特徴です。加湿器の近くなど、湿気が多い場所に置かないようにしましょう。

3-2.使い方に気をつける

使用しないときは電源を切る・頻繁に電源を入切しないなど、使い方にも注意が必要です。こうした行為はHDDに大きな負担を与えることになります。また、HDDにたまったデータは頻繁に削除しないようにしましょう。削除と録画を繰り返すことも、HDDに負荷をかける原因になるのです。ある程度データがたまってからまとめて削除することをおすすめします。

3-3.定期的に掃除する

精密機械にとってホコリは大敵です。定期的に掃除をしてホコリを取り除きましょう。特に、ファン付近はホコリがたまりやすいため、こまめにチェックしてください。掃除機の先にすき間用のノズルを取りつけて吸い取る方法がおすすめです。

4.寿命を迎えたHDDレコーダーの処分方法は?

寿命を迎えてしまったHDDレコーダーは、どのように処分すればよいのでしょうか。

4-1.自治体の回収を利用して捨てる

HDDレコーダーは自治体が回収する家庭ゴミとして捨てることができます。何ゴミに分類されるかは自治体によって異なるため、必ず事前に確認してください。不燃ゴミまたは粗大ゴミとして扱っている自治体が多くなっていますが、中には小型家電として無料回収しているところもあります。粗大ゴミに出す場合は事前の申し込みや粗大ゴミ処理券の購入が必要になるため、余裕を持って動くとよいでしょう。

4-2.不用品回収業者に依頼する

引っ越しや断捨離などでほかにも不用品が多数出た場合は、不用品回収業者がおすすめです。出張回収や宅配回収に対応している業者も多いため、自分に合った回収方法を選択できます。不用品の無料回収を行っているパソコンダストでは、送料無料対象品目と一緒に送れば送料も無料でHDDプレーヤーを処分してもらえるため、チェックしてみてください。

5.HDDレコーダーの寿命に関するよくある質問

「HDDレコーダーの寿命について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.レンタルDVDを見るとレコーダーの寿命が短くなるというのは本当でしょうか?
A.レンタルDVDは汚れや傷が多いため、見る機会が多いとレコーダーに負担がかかりやすくなるのです。頻繁にレンタルDVDを見る人は、クリーニング用のDVDでこまめに汚れを取り除きましょう。

Q.HDDレコーダーを粗大ゴミとして捨てる場合の費用はいくらですか?
A.自治体によって異なりますが、300~500円程度のところが多くなっています。

Q.寿命を迎えたHDDレコーダーは買取してもらえませんか?
A.ジャンク品として買取してくれる業者もあります。ただし、高価買取は期待できないと考えたほうがよいでしょう。

Q.不用品回収業者を選ぶ際は、何をポイントにすればよいですか?
A.業者の所在地を明らかにしているか・無料見積もりを受け付けているか・必要な許可を得て営業しているかなどをチェックしてください。

Q.悪質な不用品回収業者とのトラブルはどこに相談できますか?
A.国民生活センターに相談するとよいでしょう。適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

HDDレコーダーの寿命や、寿命を迎えた場合の処分方法などを詳しくご紹介しました。HDDレコーダーが寿命を迎えて突然使えなくなると困る人も多いでしょう。どのような症状が現れると寿命が近いサインなのか知っておくのがおすすめです。ぜひこの記事を参考に、HDDレコーダーの寿命を上手に見極めてください。