実家を片付ける必要性や方法を解説！ 利用できる業者も紹介！
「実家を片付けなければならないが、どこから手を付けていいかわからない」「荷物が多すぎて、実家の片付けが進まない」といった悩みを抱えている人は、多いことでしょう。実家を片付けなければならない理由はさまざまですが、スムーズに片付けが終わるケースの方が少ないようです。「実家の片付けについて相談したいが、どこにすればいいか分からない」という人もいると思います。
そこで今回は、実家を片付ける必要性やタイミング、不用品を処分する効率よい方法を紹介しましょう。
この記事を読めば、実家の片付けに方に悩んでいる人は解決の糸口がつかめるかもしれません。実家の片付け方に悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
1．実家を片付ける必要が生じるときとは？
はじめに、実家を片付けなければならない理由や片付けをした方がいいタイミングを紹介します。
1-1．親が亡くなったとき
現在は核家族化が進み、親と子が別々の場所で暮らすケースも珍しくありません。親が亡くなると実家を処分するために、片付けが必要になるところは多いでしょう。
1-2．親が介護施設などに入所したとき
親が介護施設に入所する際は実家の片付けが必要になるケースが多いでしょう。介護施設や介護付きマンションなどは持ち込めるものが限られています。
1-3．実家を賃貸物件とするとき
親が住まなくなった実家を賃貸物件として貸し出すときは、整理が必要です。また、場合によってはリフォームなども必要になるかもしれません。
1-4．実家を解体するとき
親が亡くなったり引っ越したりして実家が空き家になり、今後住む予定もない場合は取り壊して土地を売るケースもあります。この場合も、荷物の片付けが必要です。完全に空き家にしなければ解体はできません。
2．実家の片付け方
では、実家を片付ける方法にはどのようなものがあるでしょうか？ この項では、自分で実家を片付ける方法や注意点を紹介します。
2-1．広い家ほど人手は必要
実家が広いほど、荷物も多いものです。実家が広い場合は、できるだけ多くの人手を用意しましょう。1人でやるといくら時間をかけても終わらず、体力や気力が尽きてしまいます。特に時間がない場合は、かき集められるだけの人手を集めましょう。
2-2．不用品の処分方法を調べておく
実家の片付けをすると大量の不用品が出ます。今はゴミ出しルールが厳しい自治体が多いので、ゴミの出し方や区分をしっかりと調べておきましょう。また、自治体によっては自分でゴミを処分場に持ち込むこともできます。自動車を複数用意できたり軽トラックがあったりする場合は、不用品をゴミ処分場へ直接持っていくのがおすすめです。
2-3．貴重品を先に確保しておく
現金・通帳・有価証券・土地の登記簿などの貴重品は先に確保して1箇所にまとめておきましょう。そうすれば、片付けの最中に行方不明になることもありません。可能ならばどこか別の場所に移動させておくといいですね。
2-4．形を変えて残しておくことを考える
思いでの品はなかなか捨てる決心がつきません。しかし、写真に撮っておくなどすれば、形を変えて残しておくことはできます。アルバムなどは、写真を電子化しておけばかさばりません。形を変えて残しておく方法を考えましょう。
2-5．どんどん捨てていく
引き取り手のないものや不要と判断したものはどんどん捨ててください。迷い始めると片付けが進みません。特に、洋服や日用品などは、取っておいても使わないものがほとんどです。ゴミ袋をいくつも用意して、ゴミ区分に沿って分別して捨てていってください。
2-6．親が絶対捨てるなというものは手を付けない
親が生きている間に整理を行う場合、捨てたい子どもと取っておきたい親の間で争いが起こりがちです。現在の70～80代の方がものを捨てることに強い罪悪感を持っている人は珍しくありません。でも、親のいうことを聞いていては片付けが進まないのも事実です。そこで、「親が絶対に捨てたくない」というものだけをピックアップしてもらいましょう。そうすれば、親もある程度納得してくれます。
3．不用品回収業者を利用するメリットと方法
この項では、不用品回収業者を利用して不用品を片付ける方法や利便性を紹介していきます。どんなメリットがあるのでしょうか？
3-1．不用品回収業者を利用するメリット
不用品回収業者は、家や企業から出る不用品を有料で回収してくれる業者です。大型家具も家電でも一緒に回収してくれるので、不用品が一度に処分できます。出張回収を利用すれば、家まで取りに来てくれて搬出もしてくれるので便利です。
3-2．不用品の買取をしている業者もある
不用品の回収だけでなく買取を行っている業者もあります。査定の結果買取不可でも回収をしてくれるので、「可能なら買取してほしい」と考えている人にもおすすめです。
3-3．実績で業者を選ぶ
不用品回収業者は実績で選びましょう。実績が豊富な業者はそれだけ需要がある証拠です。また、従業員の態度もよくみておきましょう。対応が丁寧でこちらの質問にすぐに答えてくれるならば、信頼できます。さらに、見積もりが正確で丁寧ならばいうことはありません。
4．実家の片付けに関するよくある質問
この項では、実家の片付けに関するよくある質問を紹介します。
Q．実家の片付けは親が生きているうちにやった方がいいですか？
A．はい。その方は時間に余裕があります。しかし、無理にやる必要はありません。
Q．実家の親が家の荷物を捨てるのを嫌がります。
A．押し入れの中など、滅多に見ないものの中から少しずつ捨てて行くという方法をとるなどしてみてください。
Q．不用品回収業者に片付けまで依頼できないでしょうか？
A．片付けも業務に入っている業者ならば依頼できます。
Q．不用品回収業者に回収を依頼できないものはあるでしょうか？
A．危険物、生もの、生き物などは回収を依頼できません。そのほかは業者に直接尋ねましょう。
Q．実家を解体するのですが、荷物ごと壊してもらうことはできませんか？
A．1990年代までそれができましたが、今は法律によって禁止されています。
まとめ
今回は、実家の片付けが必要になる理由や方法、不用品回収業者の利用方法などを紹介しました。荷物が多ければ多いほど、不用品回収業者など専門業者の手を借りる必要性が増します。1人で何とかしようと思わず、積極的に相談しましょう。今は、市役所などで相談に乗ってくれるところもあります。
