カーナビの選び方で注目したいポイントは? トレンドや費用も紹介

「カーナビの選び方を知り合い」「どんなカーナビがあるのか?」と悩む人は多いでしょう。カーナビは道案内をしてくれる便利なアイテムですが、最近はカーナビ機能以外にもさまざまな便利機能が搭載されています。カーナビにはどんな種類や機能のものがあり、どのようなものが自分に合っているのか、事前に調べておきたいものです。

この記事では、カーナビのトレンドや選ぶ際のポイント・おすすめのカーナビなどをまとめてご紹介しましょう。

  1. カーナビのトレンドを紹介
  2. カーナビの種類は?
  3. カーナビを選ぶ際のポイント
  4. 知っておきたいメーカー別の特徴
  5. おすすめのカーナビ10選
  6. カーナビの取り付け方
  7. 不要になったカーナビを処分する方法3つ
  8. カーナビの選び方に関するよくある質問

この記事を読むことで、カーナビを選ぶ際のコツや、今人気のカーナビの費用相場などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.カーナビのトレンドを紹介

まずは、最近のカーナビのトレンドをご紹介します。

1-1.本体と液晶モニターが一体

最近のカーナビは本体と液晶モニターが一体になっており、ダッシュボードの中に取り付けられるタイプのものが多くなっています。視界を遮らず配線が表面に出ることがないため、非常にすっきりとした見た目です。ただし、高さ10cm×幅18cmのスペースを必要とするため、スペースの取れない欧米車などには装着できません。

1-2.Bluetooth対応

最近の人気は、Bluetoothでスマホと連携できるカーナビです。スマホの音楽ファイルをカーステレオで再生することはもちろん、電話の発信・着信などもカーナビの画面パネルから簡単に操作することができます。

1-3.ディスプレイの大型化

近年は、ディスプレイが大型化したカーナビがトレンドです。一般的には7~8型サイズのカーナビが多くなっていますが、最近は9型以上のカーナビも登場しており、画面の見やすさを重視しています。

2.カーナビの種類は?

カーナビには、設置タイプごとに大きく分けて2つの種類があります。

2-1.2DIN(インディッシュタイプ)

最も主流なタイプのカーナビで、カーナビ本体とモニター・AV機能が一体になったものです。インパネ内部に納まるため、純正品のようなすっきりとした見た目になります。ただし、前述したように一定の高さと幅のスペースが必要なことと、オンディッシュタイプに比べて価格が高いことなどがデメリットでしょう。

2-2.オンディッシュタイプ

オンディッシュタイプのカーナビは、ダッシュボードの上にモニターを取り付けるタイプです。カーナビ本体は助手席下などに設置することが多くなっています。車種を選ばず設置できること・運転中の視野移動が少ないことなどがメリットでしょう。持ち運びが可能なポータブルタイプもあり、車から取り外して自転車などに取り付けることも可能です。ただし、走行中に外れて落下する恐れがあること・後付け感があり見た目が良くないことなどのデメリットもあります。

3.カーナビを選ぶ際のポイント

カーナビを選ぶ際に知っておきたいポイントをいくつかご紹介しましょう。

3-1.設置タイプで選ぶ

2DINタイプとオンディッシュタイプ、それぞれのメリットとデメリットを比較して選びましょう。「簡単に取り付けたい」「車以外でも使いたい」という人には、持ち運びが可能なオンディッシュタイプがおすすめです。「すっきりとした見た目にしたい」「純正品のように取り付けたい」という人は、2DINタイプを選ぶとよいでしょう。

3-2.画面サイズで選ぶ

画面サイズで選ぶことも重要です。視力が悪い人や高齢者の場合は、大きめの画面のほうがストレスなくカーナビを利用できます。8型や9型以上の大画面サイズを選ぶとよいでしょう。

3-3.便利機能で選ぶ

最近のカーナビには、さまざまな便利機能が搭載されています。特に、渋滞や交通規制などの情報を細かに伝えてくれる「VICS/VICS WIDE機能」や、スマホと連携できる「Bluetooth機能」などが人気です。そのほかにも、「音声操作機能」や「ハンズフリー機能」など、注目の機能がたくさんあります。

3-4.記録媒体で選ぶ

マップデータや音楽データを保存する記憶媒体には、HDDとSSDの2種類があります。主流なのはHDDですが、最近は読み込みスピードが速く衝撃に強いSSDも人気です。ただし、HDDに比べて価格は高額になるため、予算に合わせて選ぶとよいでしょう。

4.知っておきたいメーカー別の特徴

カーナビの主なメーカーには、パナソニックやパイオニア・ケンウッドなどがあります。それぞれの特徴をまとめました。

4-1.パナソニック

パナソニックのカーナビは、地デジチューナーやブルーレイを搭載したものなど、家電メーカーならではのモデルが豊富にそろっています。クオリティーの高いハイレゾ音源を搭載した「Stradaシリーズ」とポータブルタイプの「GORILLAシリーズ」が特に人気です。

4-2.パイオニア

パイオニアのカーナビはオーディオ技術が高いことで有名です。使いやすさを重視した「楽ナビ」とハイエンドモデルの「サイバーナビ」の2モデルがあり、いずれもトップクラスの売り上げを誇っています。

4-3.ケンウッド

すぐれた音響技術を誇るケンウッドでは、高音質なカーナビを豊富にそろえています。特に、「彩速シリーズ」は高画質と高速レスポンスを実現したモデルで、大変人気です。上位モデルはハイレゾ音源にも対応しています。

4-4.イクリプス

イクリプスのカーナビはコスパの良さで知られており、10万円以下のモデルも豊富にそろっています。シンプルな表示画面と快適な操作が特徴のカーナビが多く、幅広い年代層から人気です。ドライブレコーダー一体型ナビも数多く販売しています。

4-5.アルパイン

アルパインのカーナビは、大画面サイズで高級感のあるデザインが特徴です。車種専用のカーナビを扱っているため、インパネに装着すると一体感がある見た目に仕上がります。

5.おすすめのカーナビ10選

人気のおすすめカーナビをご紹介しましょう。

5-1.パイオニア 楽ナビ AVIC-RZ301 

タッチパネルで簡単に操作可能なため、誰にでも使いやすいカーナビとなっています。独自の渋滞予測システムを搭載しているため、ストレスなく走行を楽しむことが可能です。口コミでも「価格がリーズナブルなのに高性能」「ファミリーカー向けのカーナビにぴったり」などと評判を集めています。

  • 実売参考価格:約52,000円~

5-2.パナソニック ストラーダ CN-RE04WD

分かりやすい地図画面とスムーズな操作が人気のカーナビです。画面を指でスクロールするとスムーズに反応するため、ゆとりを持ちながら運転できます。「VICS WIDE」を標準搭載しており、常に最適なルートを見つけることが可能です。「渋滞を回避できるのでストレスなくドライブができる」と口コミでも評判を集めています。

  • 実売参考価格:約55,000円~

5-3.パナソニック GORILLA CN-G510D

高性能チップを使った測位システムを搭載しているため、電波が届きにくい場所でも高いナビ制度を実現します。新しく開通する道路データも自動で更新してくれるため、安心です。口コミでも「ルートの検索速度が速い」「操作がスムーズ」などと評判を集めています。

  • 実売参考価格:約23,000円~

5-4.パイオニア サイバーナビ AVIC-CW901

ハイレゾ音源を忠実に再生できる高音質なカーナビです。「スーパールート検索」や「安全運転支援」など最先端の機能を豊富に搭載しているため、快適かつ安全に利用できます。口コミでも「音質が圧倒的」「最適なルートを短時間で見つけてくれる」などと評判です。

  • 実売参考価格:約99,000円~

5-5.ケンウッド 彩速ナビ MDV-Z710

基本性能をしっかりと備えながらも、ハイレゾ音源の再生にも対応するなど、満足度の高いカーナビとなっています。音楽配信アプリ「SMART USEN」をインストールしたスマホを接続すれば、ナビ画面からも操作可能です。「音声入力が可能なので簡単に操作できる」「地図が高画質で見やすい」と口コミでも評判を集めています。

  • 実売参考価格:約79,000円~

5-6.クラリオン スーパーワイドナビ MAX677W

高精度の音声認識が可能なため、走行中も画面に触れることなく簡単に操作可能です。7.7型のスーパーワイド画面なので、地デジ放送やDVD映像も迫力の画面で楽しむことができます。「道路の検索能力が高い」「地図画面がきれいで見やすい」などと口コミでも評判です。

  • 実売参考価格:約76,000円~

5-7.ユピテル YPB743

無線通信機器メーカーユピテルのポータブルカーナビです。リーズナブルな価格ですが「安全運転サポート機能」や「ピクチャービューア機能」など便利な機能が満載となっています。「コストパフォーマンスがよい」「もしものときのサポート機能が充実している」と口コミでも評判です。

  • 実売参考価格:約17,000円~

5-8.アルパイン BIG X フローディングBIG XF11Z

11型の大画面が魅力のカーナビです。ボイスタッチ機能が搭載されており、手で触れなくても簡単に操作ができます。さらに、車外の死角をさまざまな角度から確認できるカメラが標準装備されているため、「さまざまなシーンで運転をサポートしてくれる」と口コミでも評判です。

  • 実売参考価格:約170,000円~

5-9.デンソーテン イクリプス AVN-138M

シンプルなデザインで「使いやすさ」と「見やすさ」を追求したカーナビとなっています。操作画面は非常に分かりやすく、誰にでも簡単に操作することが可能です。シンプルでありながら充実したナビ機能が搭載されており、口コミでも満足度の高い評価が寄せられています。

  • 実売参考価格:約36,000円~

5-10.クラリオン NXV987D Smart Access

操作性の良さと高画質が特徴のハイスペックカーナビです。VICSや音声認識にも対応しているため、快適な運転をサポートしてくれます。口コミでも「見やすさも使いやすさも抜群」「音も良いのでドライブを楽しめる」と評判です。

  • 実売参考価格:約128,000円~

6.カーナビの取り付け方

インディッシュタイプのカーナビは、自分で取り付けるにあたって正しい手順を知っておく必要があります。自分で取り付ける手順やプロに依頼した場合の費用などをご紹介しましょう。

6-1.自分で取り付ける際の手順

自分でカーナビを取り付ける手順は以下のとおりです。

  1. バッテリー端子を外す
  2. 周辺を養生テープで保護する
  3. 内装パネルを取り外す
  4. 既存のオーディオを取り外す
  5. GPSやフィルムアンテナを取り付ける
  6. マイクを取り付ける
  7. カーナビ本体に配線をつなげる
  8. カーナビ本体を取り付ける
  9. 内装パネルを取り付け、養生テープを外す

6-2.工賃の相場は20,000円前後

カーナビの取り付けをプロに依頼した場合、工賃の相場は20,000円前後といわれています。作業時間は2~4時間が目安ですが、店の混み具合にもよるので事前に確認しておきましょう。

7.不要になったカーナビの処分方法3つ

カーナビが不要になった場合の処分方法についてまとめました。

7-1.自治体を利用する

自治体による回収を利用してカーナビを処分する場合、各自治体のルールを事前に確認する必要があります。燃えるゴミや粗大ゴミとして回収している自治体もありますが、中には小型家電として回収している自治体もあるのです。その場合、公共施設や家電量販店などに設置してある回収ボックスに投かんすれば無料で回収してもらえます。自治体を利用して処分するのは安心感がありますが、事前に捨て方や回収ボックスの場所を確認する必要があるなど、手間がかかる点がデメリットでしょう。

7-2.不用品回収業者に依頼する

カーナビ以外にも不用品がある場合は、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。パソコンダストでは、パソコンやスマホなどの送料無料対象商品と一緒に段ボールに入れて送れば、回収費用・送料ともに無料でカーナビを回収してもらえます。お得で手軽にカーナビを処分できるのは大きなメリットでしょう。ただし、不用品回収業者の中には悪質業者も存在しています。無料と宣伝しておきながら高額な追加料金を請求するような業者もいるため、十分注意してください。

7-3.買取に出す

状態のよいカーナビは買取に出しましょう。年式が新しく汚れや傷などがないカーナビであれば、買取対象になる可能性があります。リサイクルショップや買取業者に依頼してみるとよいでしょう。ただし、画面が割れているものや最新の地図情報が入っていないものなどは、買取対象にならない可能性が高いです。その場合は、別の処分方法を検討しなければなりません。

8.カーナビの選び方に関するよくある質問

「カーナビの選び方について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.カーナビの寿命は何年ぐらいですか?
A.一般的には5~10年といわれていますが、使用状況や使用頻度によって差は出ます。

Q.車を買い替えるのですが、前の車に付いていたカーナビを新しい車に取り付けることはできるでしょうか?
A.可能な場合がほとんどです。市販のカーナビは主に2DIN企画を採用しているため、ほとんどの車に付け替えることができます。

Q.カーナビが安く購入できる時期はいつでしょうか?
A.販売店舗の決算月である2~3月、または9月に安売りをする傾向にあります。特に2~3月は新生活の準備として車を購入する人が多いため、オプションとしてカーナビも割引価格で売り出す店舗が増えるのです。

Q.カーナビを少しでも高く売るためのポイントを教えてください。
A.きれいに掃除をし、付属品をそろえておきましょう。また、正常に動作するか確認しておくことも必要です。

Q.悪質な不用品回収業者に多い特徴を教えてください。
A.ホームページがない業者や所在地を明らかにしない業者・見積書に明確な詳細が記載されていない業者などには注意が必要です。

まとめ

カーナビの種類や選び方・不要になった際の処分方法などをまとめてご紹介しました。カーナビにはさまざまな種類や機能があり、その中から自分に合ったものを選ぶことが大切です。何を重視して選ぶべきなのか迷ったときは、ぜひこの記事を参考にするとよいでしょう。