デジカメの選び方を解説! 注目ポイントはコレ!

「デジカメが欲しいが、種類が多すぎて選び方が分からない」と悩んでいる人はいませんか? デジカメは、予算だけでなく、使う目的によって選ぶことが重要です。また、デジカメは日々技術が進歩しています。久々にデジカメを買い替えようとしたら、新機種がたくさん出ていたとびっくりする人もいるでしょう。

今回は、デジカメの選び方や人気のデジカメを紹介します。

  1. デジカメの種類と特徴
  2. デジタルカメラを選ぶポイント
  3. 人気のデジタルカメラ
  4. 古いデジカメの処分方法
  5. デジカメに関するよくある質問

この記事を読めば、古いデジカメの処分方法も分かります。デジカメを新規購入したい、買い替えたいと考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.デジカメの種類と特徴

はじめに、デジカメの種類やそれぞれの特徴を紹介します。

1-1.コンパクトデジタルカメラ

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は、レンズ交換ができない小型のデジタルカメラのことです。手軽に持ち歩くことができ、そこそこキレイな写真が撮れます。子どもの成長過程をたくさん撮影したいとか、観光に持ち歩きたいというときにぴったりです。また、最近はWi-Fiに対応し、タッチパネル搭載の機種が増えていて、撮った写真をすぐにパソコンやスマホに送ることもできるようになり、操作もより簡単になっています。価格は1万円台が相場です。

1-2.コンパクトデジタルカメラハイエンドモデル

コンパクトデジタルカメラでも、ズームレンズやAPS-Cセンサーを搭載したり、4K動画を撮影できる機種を、ハイエンドモデルといいます。価格は5万円台~が相場で、一眼レフに勝るとも劣らない高画質の写真を撮ることも可能です。「コンデジでは物足りないけれど、一眼レフは重くて持ち歩くのが大変」という人にはピッタリでしょう。

1-3.ミラーレス一眼レフ

ミラーレス一眼レフとは一眼レフカメラと同様にレンズ交換が可能です。また、一眼レフに搭載されているミラーの代わりに、電子ビューファインダー(EVF)を搭載しているため、本体がコンパクトになっています。コンデジより高画質の写真を撮りたい、しかし、一眼レフは高価で持ち運びも大変という人におすすめです。価格は、万円台~で、10万円台のものもあります。

1-4.一眼レフカメラ

一眼レフカメラは、高性能なオートフォーカス機能を搭載し、高画質の写真を撮ることができるものです。また、本体が防塵(のうじん)・防滴構造となっているので、過酷な自然環境の中でも写真を撮ることができるでしょう。さらに、レンズを交換することによって、多彩な写真撮影も可能です。価格は6万円台~で、レンズは2万円台~が相場となっています。

2.デジタルカメラを選ぶポイント

この項では、デジタルカメラを選ぶ際、注目するポイントを紹介します。

2-1.カメラの使用目的

デジタルカメラを選ぶ際、「何をどのように撮影したいか」という使用目的をはっきりさせておくことが大切です。たとえば、旅行中、いろいろなところに持ち運んで手軽に写真を撮りたい、というときは、コンデジで十分でしょう。一方、遠くのものや風景、夜景などを高画質で撮影したい場合は、ミラーレス一眼レフや一眼レフがおすすめです。また、コンデジより高画質の写真を手軽に撮影したい場合は、コンデジのハイエンドモデルを選んでもいいでしょう。

2-2.カメラの性能

技術の進歩により、コンデジでも高画質の写真が撮れるようになってきています。カメラの性能は、センサーサイズの種類・光学ズーム・レンズの性能(F値)などで決まるのです。同じ種類のカメラの中では、値段が高いものほど高性能になります。このくらいの性能ならば、この程度の写真が撮れると知っておくと、カメラ選びの参考になるでしょう。

2-3.価格

デジカメの価格は、1万円台~数十万円と幅広くなっています。前述したように、一般的に価格が高いカメラほど高性能です。高性能のカメラやレンズをできるだけ安価に手に入れたい場合は、中古も視野に入れてみましょう。

2-4.使い心地

高性能な一眼レフは、本体が大きく頑丈で、重くかさばります。複数のレンズを持ち歩く場合、その重さも加わるでしょう。一方、コンデジは、ポケットに入るほど小さくて軽いものが大半です。しかし、防水や防塵加工がされていないものも多く、持ち歩いているうちに壊れてしまったということもあるでしょう。用途だけでなく、使い心地や頑丈さも確かめて選ぶのがおすすめです。

3.人気のデジタルカメラ

この項では、高評価のデジタルカメラの一例を紹介します。

3-1.Canon コンパクトデジタルカメラ Power Shot SX620HS 

広角25㎜から望遠625㎜相当まで対応する光学25倍ズームレンズを採用したカメラです。コンパクトで操作も簡単なので、デジカメの最初の1台として選ばれることも多いでしょう。旅行用に購入したという口コミもあります。
価格:19,049円

3-2.リコー RICOH GR III 

直感的な操作が可能なタッチパネルと、新開発したレンズを搭載したハイエンドコンパクトデジタルカメラです。有効画素数は約2424万画素で、一眼レフに迫る高画質の写真を撮ることができます。シンプルで使いやすいデザインも高評価です。
価格:109,350円

3-3.ソニーコンパクトデジタルカメラ サイバーショット Cyber-shot DSC-RX100M6

広角から望遠までカバーする24~200mmの高倍率ズームレンズを備えたカメラです。タッチパネル・光学手振れ補正も搭載しており、一眼レフに近い高画質の写真を手軽に撮影することができます。
価格:132,740円

3-4.CanonEOS Kiss M ダブルズームキット

ミラーレス一眼レフの中では操作が簡単で、初心者向きのカメラです。標準ズームレンズが2本付属しており、新たにレンズを購入しなくても、高画質な写真を撮ることができるのも人気となっています。

価格:85,151円

3-5.Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z6 24-70+FTZマウントアダプターキット Z6LK24-70FTZKIT

オールラウンドフルサイズモデルのミラーレス一眼レフカメラです。有効画素数2450万画素で、手軽に高画質の写真を撮影できます。一眼レフカメラに近い写真を、より手軽に撮影したいという人に人気です。

価格:328,298円

3-6.SONY ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3

約2420万画素の35㎜フルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」を搭載したカメラです。ミラーレス一眼レフの取り扱いに慣れ、より高画質の写真を撮りたいという人に人気があります。

価格:223,364円

3-7.Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X8i レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM 

誰でも簡単にキレイで高画質の写真が撮れると評判の一眼レフです。一眼レフの最初の一台としてもおすすめと口コミでもすすめられています。
価格:59,785円

3-8.Nikon デジタル一眼レフカメラ D5300 AF-P ダブルズームキット 

ボディが軽量で初心者でも使いやすいと評判のデジテル一眼レフ。すでに後続機が出ていますが、価格が安価なので人気があります。
価格:56,595円

3-9.Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X9 EF-S18-55 IS STM

2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC7を搭載しているので、高画質の写真を撮ることができます。また、初心者にも取り扱いやすいのも人気の1つです。
価格:67,128円

3-10.Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 9000D

夜景も室内も隅々までキレイにとれると評判の製品です。一眼レフのデジカメに慣れてきた人が2台目として持つのもおすすめでしょう。
価格:103,208円

4.古いデジカメの処分方法

この項では、新しいデジカメを購入し、古いデジカメが不要になった場合の処分方法を紹介します。

4-1.自治体にゴミとして回収を依頼する

デジカメは、自治体にゴミとして回収を依頼できます。何ゴミに当たるかは自治体ごとに異なるので、必ず事前に確認しましょう。また、「小型家電リサイクル法」に沿った対応をしている自治体では、リサイクル品としてデジカメを回収しているところもあります。この場合は、所定の場所に設置された回収ボックスを利用しましょう。

4-2.下取りサービスを利用する

ショップによっては、デジカメを下取りしてくれるサービスを実施しています。高価な一眼レフで、販売から年数がたっていないほど、下取りしてもらえる可能性が高いでしょう。ただし、コンデジなど安価なものや古い一眼レフ、正常に作動しないものなどは、下取り不可になるところもあります。

4-3.リサイクルショップやネットオークションで売却する

まだ十分使えるデジカメが不要になった場合、リサイクルショップやネットオークションを利用して売却する方法もあります。特に、高価な一眼レフのデジカメは中古市場での売買も活発で、カメラ専門のリサイクルショップもあるので、利用してみましょう。カメラ本体以外に、レンズも売却できます。査定に出す前は汚れをぬぐい、外箱や説明書など、付属品をすべてそろえましょう。ネットオークションでは、コンデジも買い手がつく可能性があります。出品する場合は、写真とともに、メーカー・使用年数・状態を記載しておきましょう。

4-4.パソコンダストを利用する

パソコンダストでは、デジカメを送料のみで全国から宅配回収しています。下取りや売却ができなかったデジカメを今すぐ処分したいという場合は、ぜひご利用ください。また、パソコンと同こんすれば送料も無料です。パソコンとデジカメが同時に不要になったという場合も利用してみましょう。

5.デジカメに関するよくある質問

この項では、デジカメに関する質問を紹介します。

Q.デジカメは次世代機が出ると値段が下がるものですか?
A.はい。その傾向があります。次世代機が出たときを狙って旧機を購入するのもおすすめです。

Q.一眼レフは、初心者には扱いにくいものでしょうか?
A.そんなことはありません。今は、初心者でも扱いやすい製品がたくさん販売されています。

Q.デジカメは古いものだと価値がなくなるのでしょうか?
A.はい。発売から5年以上たったものだと、性能が最新機より劣るものが大半となり、価値が下落していきます。

Q.デジカメの寿命はどのくらいですか?
A.使う頻度にもよりますが、8~10年くらいと見ておきましょう。

Q.デジカメを処分する際の注意点はありますか?
A.データをすべて消去し、初期化してから処分しましょう。

まとめ

今回は、デジカメの選び方について解説しました。デジカメは、機能も価格も幅広い製品です。どのような使い方をしたいのか、まずはしっかりと定めてから選びましょう。