断捨離で多い失敗例を紹介!どうすれば悔いなく断捨離できるのか?

「断捨離に失敗したくない」「よくある失敗にはどのようなものがあるのか?」と悩む気持ち、よく分かります。断捨離することで部屋も心もすっきりすることは分かっていても、失敗を恐れてなかなか踏み出すことができないという人も多いでしょう。断捨離をして後悔することがないよう、失敗を避けるためにはどうすればよいのか知っておくことをおすすめします。

この記事では、断捨離でよくある失敗例や失敗の原因・失敗を防ぐためのポイントなどをご紹介しましょう。

  1. 断捨離でやりがちな失敗例4つ
  2. 断捨離に失敗してしまう原因は?
  3. 断捨離の失敗を防ぐためのポイントを紹介
  4. 断捨離の失敗に関するよくある質問

この記事を読むことで、断捨離に失敗しないためのルール作りや覚えておくべき注意点などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.断捨離でやりがちな失敗例4つ

まずは、断捨離でよくある失敗例を4つご紹介しましょう。

1-1.中途半端に終わってしまった

事前準備が十分にできないまま断捨離に取りかかった結果、中途半端に終わってしまった、という失敗例は多いでしょう。何をどうやって捨てればよいのかなど、何も考えずに断捨離を始めると時間と労力だけが消費されてしまいます。計画をしっかりと立てていないために何をどうすればよいのか分からなくなり、途中で挫折してしまうのです。

1-2.大切なものを捨てて後悔した

自分が大切にしていたものまで捨ててしまい、後悔することになった例も少なくありません。たとえば、一生懸命そろえたコレクショングッズや思い出の品など、自分自身を支えてくれていたものを手放してしまったことで後から悔やむパターンです。捨ててしまったものは戻ってこないので「断捨離なんかしなければよかった」と思う結果になってしまいます。

1-3.ものがなくなりすぎて買い直すことになった

「断捨離=できるだけたくさんのものを捨てる」という固定概念にとらわれてしまい、必要なものまで処分してしまった失敗例もあります。その結果、生活が不自由になり、結局は同じものを新しく買い直す必要が出てくるのです。ものを捨てることが気持ちよくなり、何でもかんでも捨ててしまいがちになるのは問題でしょう。

1-4.家族のものを捨ててしまいクレームが入った

とにかく家の中をすっきりさせようとして家族のものまで捨ててしまい、クレームが入ったという失敗例も多いでしょう。家族とよく話し合った上で断捨離をしないとトラブルを招く原因になります。

2.断捨離に失敗してしまう原因は?

断捨離に失敗してしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1.一気に断捨離しようとする

失敗の原因として多いのが、「一気に断捨離しようとする」というものです。すべてのものを必要なものと不要なものに仕分けして、不要なものを処分する作業には、大変な時間と労力が必要になります。突然やる気になって一気に断捨離しようとすると、途中で挫折してしまう可能性が高いでしょう。

2-2.捨てる・捨てないの判断基準が決まっていない

捨てるか捨てないかの判断基準が決まっていないことも、失敗の原因になります。判断基準は人それぞれですが、自分はどのような基準で残すか処分するかを決めておかなければ、後で悔やむことになるでしょう。大切なものや必要なものまで捨ててしまう原因になってしまいます。

2-3.「とにかく捨てなければならない」と思い込んでしまう

「とにかくものを捨てなければならない」という思い込みが、断捨離に失敗する原因になることもあります。断捨離の意味を勘違いし、単にものを減らすことだけを目的としてしまうと失敗につながりがちです。

3.断捨離の失敗を防ぐためのポイントを紹介

断捨離の失敗を防ぐためのポイントやコツをご紹介しましょう。

3-1.断捨離の基本を押さえる

まずは、断捨離の基本を押さえましょう。断捨離とは、自分にとって不要なものを断つことで、ものへの執着から離れ、身軽な生活を手に入れるために行うものです。部屋にあるものを何もかも捨てようとするのは単なる大掃除であり、断捨離とは異なります。何が自分にとって不要なものかを一つ一つ確認しながら、ゆっくりと断捨離していきましょう。

3-2.家族のものには手を出さない

断捨離するかしないかは個人の自由なので、家族の所有物には手を出さないようにしましょう。何を大切に思い、何を不要に思うかは人それぞれです。家全体の断捨離をしたい場合は、家族でよく話し合いをし、協力し合いながら進めていくとよいでしょう。

3-3.「捨てなければならない」という義務感を捨てる

「ものを捨てなければならない」という義務感から断捨離すると必ず失敗します。「捨てたくない」と思ったものも無理に捨てて後悔することになるでしょう。断捨離はあくまでも「自分にとって不要なものを捨てる」ことです。捨てることに抵抗があるものは、たとえ使わないものでも残しておいて構いません。

3-4.業者に依頼する手も

「ものが大量にありすぎて自分で断捨離するのが難しい」「できるだけ時間をかけずに断捨離したい」というときは、業者に依頼するのも1つの方法です。捨てるか捨てないかの判断は自分でできても、「不要なものを自分で処分するのが大変」という理由で断捨離が進まないケースも多いでしょう。不用品回収業者や生前整理を請け負う業者など、部屋の片づけを依頼できる業者はいろいろあるため、チェックしてみることをおすすめします。

4.断捨離の失敗に関するよくある質問

「断捨離の失敗について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.断捨離をするメリットにはどのようなものがありますか?
A.自分にとって何が必要かが分かること・部屋だけでなく気持ちもすっきりすること・掃除がしやすくなること・余計なものを買わなくなることなどがメリットでしょう。

Q.捨てるか残すか迷ってしまい断捨離に時間がかかります。何かよい方法はないでしょうか?
A.迷ったものはいったん保留にし、まとめて保管しておいてください。1~2か月ほどたってから本当に必要かどうかを見直しみると冷静に判断できるものです。

Q.使わないけれど捨てるのはもったいないものは、どうしたらよいでしょうか?
A.捨てる以外の処分方法を考えてみるのがおすすめです。捨てることには抵抗があっても、リサイクルに出す・欲しい人に譲る・寄付するなどの方法であれば気持ちよく手放すことができる場合もあります。

Q.思い出の品は捨ててしまうと後悔するでしょうか?
A.後悔しそうなものは写真に撮影してから処分するのがおすすめです。「写真にして残してある」と思えば悔いなく処分できるでしょう。

Q.断捨離してもすぐ元の状態に戻ってしまいます。すっきりした状態を維持するコツを教えてください。
A.「1つものを買ったら1つ捨てる」「本当に必要なものかよく考えてから買う」など、自分なりのルールを作ってものが増えるのを防ぎましょう。

まとめ

断捨離に多い失敗例や失敗する原因・失敗しないためのコツなどをまとめてご紹介しました。断捨離にはメリットがたくさんありますが、失敗する例も多くなっています。どうすれば後悔することなく断捨離に成功できるのか、ぜひこの記事を参考に考えてみてください。