大掃除を機に断捨離をしよう!知っておくべきコツや注意点とは?
年末が近づくと考えなければならないのが大掃除のことです。「その前に断捨離をして楽に大掃除がしたい」「大掃除を機に断捨離してしまおうと思っている」という人も多いのではないでしょうか。普段から「断捨離をしたい」と思っていても、「時間がない」「やり方が分からない」などの理由でなかなか手をつけることができませんよね。大掃除のタイミングに合わせて思いきって開始してみてはいかがでしょうか? この記事では、大掃除で断捨離をする方法やコツ・注意点などをまとめてご紹介します。
この記事を読むことで、大掃除と断捨離に成功する方法が分かるはずです。ぜひ参考にして部屋をすっきりした状態にしてください。
1.大掃除と断捨離について
まずは、断捨離とはどのようなものなのか、大掃除とどのような関係にあるのかなどをご紹介します。
1-1.断捨離とは?
断捨離とは、「不要なものをすべて捨てて、ものへの執着から離れる」ことを意味しています。もともとは「断行」「捨行」「離行」というヨガの考え方を応用した言葉であり、以下の3つを実践することで、本当に必要なものだけを持ってシンプルに生きることができるといわれているのです。
- 断:「ものをできるだけ買わない」など、入ってくるものを断つ
- 捨:今持っている不要なものを捨てる
- 離:物欲をなくし、ものに対する執着から離れる
1-2.断捨離のメリット
断捨離にはさまざまな効果が期待できます。まず、部屋がきれいに片づき、再び散らかることは決してないという点です。部屋が片づくと仕事や勉強の能率が上がり、思考もポジティブになります。ものを買うためにお金や時間を費やすことがなくなり、心の豊かさも手に入れることができるでしょう。また、断捨離の考え方は人間関係にも活用できます。自分にとって大切な人間とそうでないものを判断し、より良好な関係性を保(たも)てるようになるのです。
1-3.断捨離と大掃除の関係
年末の大掃除は、断捨離を実行する絶好の機会です。普段忙しい時間を過ごしているとなかなか断捨離をする暇がありませんよね。新しい1年を迎えるために行う年末大掃除をきっかけに、断捨離を決断する人も多いでしょう。大掃除の直前に断捨離をしておけば、余計なものがなくなって大掃除がしやすくなります。断捨離と大掃除を同時にすすめるのもよいでしょう。重要なのは「身の回りをすっきりした状態にしたい」という考えを持つことです。大掃除を機に、断捨離をする気持ちになることが期待でます。
2.大掃除で断捨離をする方法
大掃除で断捨離をする場合のタイミングや方法・コツなどをまとめました。
2-1.いつごろ始めるのがよいのか?
大掃除を機に断捨離をする場合、いつごろから開始すればよいのでしょうか。大掃除の前に断捨離をするにしても、大掃除と断捨離を同時にすすめるにしても、少し余裕のあるスケジュールを立てることをおすすめします。例年、12月中旬あたりから大掃除を開始する人は、12月の始めくらいから計画を立て始めましょう。できれば、本格的な大掃除を開始する前に断捨離を済ませておくことをおすすめします。
2-2.具体的な方法とは?
断捨離の具体的な方法をまとめました。
2-2-1.断捨離するものを決める
まずは、何を断捨離するのか決めていきます。キッチン・リビング・寝室など、場所ごとに取りかかっていくとよいでしょう。まずは部屋中のものをすべて出してみて「いるもの」と「いらないもの」に仕分けしていきます。ここで重要なのが、執着を捨てることです。「使っていないけれど、捨てるのはもったいない」というものはたくさんあると思います。「高かったから」「思い出の品だから」など、捨てられない理由はさまざまでしょう。しかし、そういったものを手放さなければ断捨離は成功しません。以下のようなものは自分にとって「不要なもの」と判断し、思いきって処分してしまいましょう。
- 1年以上袖をとおしていない洋服
- クローゼットに入れっぱなしで持っていることも忘れていたもの
- 壊れているもの・使えないもの
- 数が多すぎるもの
- 期限切れの食品や書類
2-2-2.不要なものを処分する
次に、不要なものをどのように処分するか決めてください。処分方法は「捨てる」以外にもあります。たとえば、まだ使える状態のものは人に譲る方法やリサイクルする方法を検討しましょう。捨てずに処分することで手放しやすくなるものもあるはずです。廃棄するものについては、廃棄方法についても検討が必要になるでしょう。可燃ゴミや不燃ゴミ・粗大ゴミとして自治体回収を利用する方法以外にも、不用品回収業者に依頼してまとめて処分する方法もあります。
2-2-3.残ったものを収納する
不要なものを処分してものを減らした後は、残ったものを収納していきましょう。自分が使いやすい場所、片づけしやすい場所に収納するようにしてください。片づけにくい場所に収納すると部屋が散らかりやすくなり、持っているものを把握できなくなって、再びものが増えてしまう可能性があります。自分が何を持っているのか一目で把握できるように、工夫して収納することも大切です。
2-3.コツとポイント
断捨離で最も難しいのは、「いるもの」と「いらないもの」に仕分けする作業です。捨てるか残すか迷っていると作業に時間がかかり、途中で面倒になってしまいます。そこで、迷ったものはいったん「保留」にしてまとめておきましょう。時間がたってから再び考えてみると、冷静に判断できるはずです。また、断捨離の作業はできるだけ一気に終わらせるようにしてください。時間をかけるとモチベーションが落ちてしまいがちです。
2-4.注意点
断捨離でよくある失敗が、捨ててしまってから後悔することです。とにかくものを減らすことばかり考えて、本当に必要なものや大切なものまで捨ててしまわないように注意してください。また、家族のものまで勝手に断捨離しないように気をつけましょう。必要か不要かを判断するのは本人です。
3.大掃除の断捨離で出た不用品について
断捨離をすると大量の不用品が出ます。その不用品を処分する方法についてご紹介しましょう。
3-1.自分で処分する方法
自分で不用品を処分する方法としてまず思い浮かぶのが、自治体のゴミ回収でしょう。可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミに仕分けして廃棄します。ゴミの分類や出し方は自治体ごとに異なるため、各自確認してください。粗大ゴミとして捨てる場合は、事前に申し込みや処理券の購入が必要になるため、自治体のホームページなどで調べておきましょう。
そのほかにも、知人や友人に譲る方法や寄付する方法などもあります。自分にとっては不要なものでも、必要としている人がいる可能性があるでしょう。無駄なゴミを出さないためにも、廃棄する前に考えてみてください。
3-2.リサイクルショップに売る
まだ使える状態のものは、廃棄するよりも売ったほうがお得です。リサイクルショップなどが近所にある場合は、持ち込んでみるとよいでしょう。その場で査定してもらえるため、「急いで処分したい」「すぐ現金に換えたい」という人におすすめです。ただし、状態が悪いものだと買い取り不可になり、再び持ち帰らなければなりません。確実に処分できるわけではないということを覚えておきましょう。
3-3.回収業者に依頼する
家庭から出た不用品を回収してくれる業者もあります。不用品回収業者を利用するメリットや選び方のポイント、注意点をまとめてご紹介しましょう。
3-3-1.メリット
不用品回収業者を利用するメリットは、手間をかけずに不用品を処分できるという点です。分別の必要もなくまとめて依頼できるため、自分で処分するよりも手軽な方法といえるでしょう。回収方法についても、「持ち込み回収」「宅配回収」「出張回収」から選択できます。自分にとってベストな方法を選ぶことができるため、大変便利です。
3-3-2.選び方のポイント
不用品回収業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしてください。
- 豊富な業績があるか
- 一般廃棄物収集運搬業許可を得ているか
- 業者の所在地が明確になっているか
- 無料回収業者の場合、無料で回収できる理由をホームページなどに明記しているか
- 丁寧でスピーディーな対応をしてくれるか
パソコンや不用品の無料回収を行っている「パソコンダスト」は、対象商品と一緒の箱につめて送ると、ほかの不用品も無料で回収してもらえます。こちらから無料相談を受け付けているため、ぜひチェックしてみてください。
3-3-3.注意点
不用品回収業者の中には、残念ながら悪質な業者も存在しています。許可を持たずに営業し、不法投棄などの違法行為をしている業者もいるのです。そのような業者を利用するとトラブルに巻き込まれる可能性があります。実際に利用した人の口コミなどもチェックして慎重に業者選びをしてください。
4.大掃除と断捨離に関するよくある質問
「大掃除と断捨離について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.気づけばものが増えています。どうすればよいでしょうか?
A.「1つ買ったら1つ捨てる」「買う前に本当に必要なものか考える」というように、自分なりのルールを作るのがおすすめです。意識的にものを増やさないように気をつけましょう。
A.探しものが見つからなくなるだけでなく、心身にとっても悪影響です。不衛生な部屋で過ごすとダニやほこりによってアレルギーを起こしやすくなり、精神的にもネガティブ思考になりやすいでしょう。
Q.「ミニマリスト」とは何ですか?
A.自分の持ちものをできるだけ減らし、必要最小限のものだけで暮らす人のことをいいます。
A.「パソコンダスト」では、家電リサイクル法の対象品目や木製・布製家具の回収は行っていません。
A.回収した不用品をメンテナンスして再販売して利益を得ています。再販売できないものは、資源を取り出して再利用しているのです。
まとめ
いかがでしたか? 断捨離と大掃除について詳しくご紹介しました。大掃除を機に断捨離を検討する人も多いでしょう。断捨離は身の回りがきれいになるだけでなく心もストレスから解放されます。ぜひこの記事を参考にして身も心もすっきりして新しい年を迎えてください。