プリンターの寿命は何年? 故障の際の買い替えや処分のポイント

家庭で気軽に印刷ができるプリンターは便利なものですよね。しかし、便利なだけに、急に調子が悪くなったり壊れてしまったら大変でしょう。プリンターには寿命があり、いつかは使えなくなってしまいます。そこで今回は、プリンターの寿命や買い替えのポイントなどをご紹介しましょう。

  1. プリンターの寿命について
  2. プリンターの寿命や故障の前兆について
  3. プリンターの寿命・買い替えについて
  4. プリンターについてよくある質問
  5. まとめ

プリンターの寿命は何年なのか知りたい方や、買い替えを考えている方、処分方法で悩んでいる方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。きっと役にたつはずです。

1.プリンターの寿命について

プリンターの寿命の目安などについてご紹介します。

1-1.プリンターについて

パソコンなどで作成した文書や、写真・ハガキなどを印刷する際に使うのがプリンターです。最近では、コピー用紙だけでなく、シール・CDのラベル・服などにも印刷することができるようになってきています。家庭で使うプリンターとしては、インクジェットプリンターが主流でしょう。一方、オフィスで使う複合機はレーザープリンターを搭載していることがほとんどです。

1-2.プリンターの寿命の目安

プリンターの寿命は5~7年とされています。ローラーヘッドが消耗・摩耗したり、ノズルが詰まったりするため、プリンターは消耗品とも言えるでしょう。また、プリンターメーカーの修理用部品の保管期限やサポート期間が終わることもあります。部品保管期限は一般的には7~8年です。

1-3.寿命に差の付く要因とは

プリンターの機種によって、高額なものは長持ちする可能性があります。それに加え、使用頻度や使用環境などもプリンターの寿命に影響を与えるでしょう。たとえば、プリンターを高温になる場所で使わないようにしたり、お手入れやノズル洗浄などをおこなったりすれば寿命を延ばすことにつながります。

2.プリンターの寿命や故障の前兆について

プリンターの寿命や、故障の症状の特徴・修理可否などについてご紹介します。

2-1.こんな症状に注意

プリンターに以下のような症状が出たら、故障のサインかもしれません。

  • 印刷が荒い・汚い
  • 異音がする
  • 紙詰まりすることが増えた
  • 不具合やエラーがよく出るようになった

2-2.プリンターの故障について

上記のような症状が収まらない・エラーメッセージが消えないといった場合は、プリンターが故障している可能性があります。メーカーに問い合わせて、対処法の案や修理の手続きを教えてもらえるでしょう。

2-3.プリンターの修理について

プリンターを購入して1年以内なら、メーカーの無料修理保証を受けられることがほとんどです。保証書や領収書の購入日をチェックしてみてください。修理までの流れは、メーカーのサポートセンターへの問い合わせや、家電量販店に持ち込むことで知ることができます。

3.プリンターの寿命・買い替えについて

プリンターの買い替えや処分方法についてご紹介します。

3-1.買い替えるタイミングとは

メーカーによる修理が対応できなくなった場合や、修理よりも買い替えコストのほうが安い場合には買い替えを検討したほうがようでしょう。

3-2.プリンターの処分について

プリンターの回収方法には、以下のようなものがあります。

3-2-1.自治体の回収

自治体では、粗大ゴミや不燃ゴミとしてプリンターを回収しているところが多いでしょう。粗大ゴミ処分料金は500円~1,000円程度です。自治体のHPや電話などで粗大ゴミの申請をおこない、回収日になったらプリンターを回収場所に持って行く流れとなります。

3-2-2.家電量販店での回収

家電量販店でプリンターを新規購入する際に、古いものを無料もしくは数百円の手数料で引き取ってもらえる場合があります。事前に確認してみるとよいでしょう。

3-2-3.メーカー回収

一部メーカーでは、古いプリンターを回収しているところがあります。ただし、法人に限ったサービスとなっていますので、一般家庭のプリンター回収はほぼ無理でしょう。

3-2-4.不用品回収業者

プリンターを楽に処分したい・他の処分方法が面倒だ、という場合は不用品回収業者の利用もおすすめです。プリンターのほかに処分したいものがある場合はお得でしょう。また、パソコンダストのような、パソコン類を無料で処分できる業者であれば、条件によってプリンターも無料で処分することが可能です。たとえば、パソコンと一緒にプリンターを段ボールに入れて郵送するだけで、回収料金・送料が無料になります。また、プリンターだけの郵送の場合は送料だけのご負担で無料回収が可能です。詳しくはこちらもご覧ください。

3-3.リサイクルについて

プリンター本体は、業者に回収してもらうことでリサイクルできます。壊れていても部品やパーツなどを再利用できることもあるでしょう。また、インクカートリッジはメーカー回収や家電量販店のリサイクルボックスで回収しているので、積極的にリサイクルに出しましょう。ただし、買取に出す際は消耗品を付けることで買取価格がアップすることも覚えておいてください。

4.プリンターについてよくある質問

プリンターの寿命・処分方法などについてよくある質問をご紹介します。

Q.プリンターと一緒に、パソコンや周辺機器を処分したいのですが
A.プリンターや周辺機器類は、自治体の粗大ゴミ回収で簡単に捨てることができますが、パソコンはPCリサイクル法により、メーカーに郵送したり手続きをとったりと何かと面倒です。複数の品目を処分したい場合は、業者の利用をおすすめします。

Q.まだ使えるプリンターは古くても買取してもらえる?
A.業者によっては、製造年度によって買取可否を決めています。壊れていなくても古いものは買取してもらえないことがあるでしょう。

Q.コピー用紙やインクカートリッジは買取に出せる?
A.開封済のものは買取が難しくなります。また、未開封であっても用紙単体・インクカートリッジ単体では買い取ってもらえない場合が多いでしょう。プリンターの買取の際に消耗品を一緒に付けることで買取価格がアップする可能性はあります。

Q.なるべく安くプリンターを処分したいのですが
A.各種業者に見積もりを取って、比較することで安い業者を選ぶことができるでしょう。その際は、料金だけでなく作業費用や出張費用の有無もチェックしてください。

Q.回収業者の選び方のポイントは?
A.プリンターの回収を依頼する際の業者の選び方をご紹介します。

  • 無料で回収できるシステムがある(宅配回収・持込回収など)
  • 料金が分かりやすい
  • (買取希望の場合)買取を並行しておこなっている
  • 古物商許可などの資格を持っている

5.まとめ

プリンターの寿命や、買い替えの際の処分方法などについてご紹介しました。プリンターは消耗品なので、いずれ寿命が来て処分するタイミングが来ます。お得で楽な処分方法を検討しておくことで、プリンターの買い替えをよりスムーズにおこなうことができるでしょう。