会社の大掃除は段取りが重要! エアコンやカーペット掃除などを解説
年末の恒例行事といえば、大掃除です。大掃除は自宅だけではなく、毎日過ごす会社でも必要となります。ほこりや汚れを一掃し、気持ちのいい環境を整えれば、新年からまた頑張ろうという意欲が湧くことでしょう。
会社の大掃除は規模が大きく、業務をしながらこなす必要があるため、段取りが難しいものです。会社の大掃除は、計画を立てて取り組むことで、円滑に進めることができるでしょう。今回は、会社の大掃除についてご紹介します。
この記事を読むことで、会社の大掃除についてよく分かります。効率よく大掃除を終えるヒントにしてください。
1.会社の大掃除について
会社の大掃除をする必要性や大変な点などをご紹介します。
1-1.必要性
会社の大掃除は業務の1つとして行われるものです。掃除で日々の汚れをきれいにするだけではなく、整理整頓への意識を高めるきっかけになります。また、社員で掃除に取り組む姿勢が、チームとしての結束へとつながるのです。
1-2.大変な点
会社の大掃除は、業務を中断して行うわけにはいきません。そのため、業務に支障をきたすことがないよう、配慮しながら進めることも大変さの1つです。影響を最小限に留(とど)めるため、短時間で終えることも大切でしょう。
1-3.大掃除する箇所
大掃除する箇所は、エアコン(クーラー)・床(フローリング・カーペット)・シンク・デスク・トイレなどです。エアコンはフィルターや内部までしっかり掃除をし、トイレは黒ずみを取り除くようにしましょう。
2.会社の大掃除方法について
用意するものや流れなどを理解し、コツを摑(つか)んでから始めるようにしてください。
2-1.用意するもの
大掃除に必要なものは、雑巾・軍手・掃除機・歯ブラシ・洗剤などです。洗剤は、掃除する場所に応じたものを利用しましょう。薄めた重曹水をスプレーに入れて使えば、さまざまな場所に利用でき、大変便利です。床材がフローリングなら、ワックスを用意するときれいに仕上げることができます。
2-2.流れ
まず、大掃除の段取りを決めることが大切です。以下の流れで行いましょう。
- 大掃除に費やすことができる時間を考える
- 掃除する箇所を決める
- 大掃除が可能な人員を確保する
- 業務を続けることができる場所を用意する
- 汚れている場所や掃除すべき場所をチェックする
- 必要な洗剤や掃除用具の準備をする
- 不用品の処分方法を考える
- 具体的な掃除の段取りを決める
- 大掃除を行うことを社内に通知
- 掃除を行う
2-3.大掃除のコツ
大掃除は段取りをきちんと決めなければ、業務に影響が出る恐れがあります。大掃除中は業務を行うスペースを確保し、効率よく掃除を進めるようにしてください。計画を立てずに進め、掃除も業務も立ち行かなくなるようなことは、極力避けましょう。
2-4.社員ができるところについて
トイレやエアコンのフィルター、デスク周辺の汚れなどは社員でも可能です。ただし、エアコンから臭いがする場合、内部のファンなどに汚れやカビが発生している可能性もあるでしょう。業者に依頼したほうがきれいになります。カーペット掃除は、掃除機でもきれいになりますが、シミや細かな汚れがある場合、業者の清掃機器を使ったほうが衛生環境を維持できるでしょう。
2-5.注意点
社員で難しい箇所は、無理に行わないようにしてください。高いところや不安定なところは、プロの業者に依頼したほうが安全です。けがや事故などを考慮し、社員の安全を最優先した大掃除にしましょう。
3.会社の大掃除チェックリスト
社員で大掃除できる箇所は、以下のチェックリストで汚れや使用状況を確認してみてください。
- パソコン画面のほこりや汚れ
- デスク周りの黒ずみ
- マウス・キーボード・周辺機器などに付着した汚れ
- 不要な書類の整理
- 窓ガラス・サッシ・桟などの清掃
- シンクや食器類の清掃
- 蛍光灯や電球に付着したほこりや汚れと交換作業
- 重要書類・機密書類の仕分けと保管場所の確保
4. 大掃除で出た不用品の処分方法
会社の大掃除を終えた後は、1年分のゴミが出ます。大きなものもあれば、書類などの紙類もあるでしょう。不用品の処分も同時に検討しなければなりません。
4-1.不用品の処分時に注意すべきこと
不用品にはさまざまなものがあります。事業系ゴミは、自治体で処分することができない場合がほとんどです。また、機密書類やパソコンなど、情報漏洩(ろうえい)につながるものもあるため、慎重に取り扱わなければなりません。
4-2.不用品の処分はどうすべきか?
会社の不用品は、まとめて処分できる不用品回収業者の活用がおすすめです。大量のゴミや大型製品でも回収でき、パソコンのデータ消去も手がけてくれます。安全かつ迅速に処理でき、業務時間を費やすことなく処分が完結できるでしょう。不用品処分を社員で1つずつ行うより、肉体的負担や時間も節約できます。
4-3.不用品回収業者の回収方法
不用品回収業者のパソコンダストでは、宅配回収に力を入れています。持ち込み回収や出張回収も可能です。出張回収の場合、パソコン15台以上の回収が条件となっているため、あらかじめご相談ください。法人対応も可能です。宅配回収では、パソコン・ノートパソコン・スマートフォンなど送料無料回収対象品目と同梱(どうこん)で発送していただければ、ほかのものも送料をかけずに回収いたします。処分費用がかからない便利な方法です。
4-4.不用品回収業者を選ぶときのコツ
良質な業者を見極めるコツは、許可番号を取得しているかを確認することです。不用品をリサイクルするときは、古物商の許可が必要となります。きちんと許可を得ている業者で、顧客の情報漏洩(ろうえい)防止への意識が高いことも重要視しましょう。
5.会社の大掃除でよくある質問
会社の大掃除は一大イベントでもあります。順序よく進めるために、疑問はあらかじめ解消しておきましょう。
Q.会社の大掃除に人員を割けない場合はどうすべきか?
A.理想は、なるべく多くの人手で、短時間に終えることです。人員が確保できない場合は、ゆとりを持って計画を立て、毎日少しずつ進めるようにしましょう。
Q.重要書類を破棄したい場合の処理方法は?
A.文書溶解処理を専門とする業者に依頼するか、シュレッダーにかけて破棄する方法がおすすめです。情報流出の危険性を重視し、安全に破棄するようにしてください。
Q.パソコンなどの精密機器は水拭きをしても問題ないのか?
A.ディスプレーは水拭きをしても問題ありません。しかし、キーボードは浸水しやすいため、乾(から)拭きやほこり取り程度に抑えておきましょう。ノートパソコンは、ディスプレーとキーボードが一体となっています。浸水被害には注意してください。
Q.外窓の掃除はプロに依頼すべきか?
A.手が届く範囲なら、社員で行うことができます。しかし、高所にある場合は、転落事故などを防ぐため、プロの業者に依頼したほうが安全でしょう。
Q.カーペットのクリーニングは社員では難しい?
A.カーペットの表面にあるほこりやゴミは、掃除機で簡単に取り除くことができます。しかし、こびりついたシミや内部に入り込んだゴミは、専門業者によるクリーニングが必要です。
6.まとめ
いかがでしたか? 会社の大掃除は、業務に支障が出ないように進めなければなりません。また、大掃除で快適なオフィス環境を整え、気分を新たに新年度を迎えることができるようにしてください。大掃除では、たくさんの不用品が出ます。機密情報の処理は慎重に行い、情報漏洩(ろうえい)が起こらないよう配慮しましょう。不用品回収業者の無料回収などを利用し、安全に処分するようにしてください。