スマホはリサイクルするのがおすすめ！ 主な方法や注意点を解説！
「スマホをリサイクルしたいけど、どんな方法があるのだろう」「スマホをリサイクルするときの注意点を詳しく知りたい」とお考えではありませんか？ 買い替えなどで不要になったスマホでも、リサイクルして有効活用できたらうれしいですよね。しかし、実際にリサイクルしたくても、どこにどんな方法で依頼すればよいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。
そこで今回は、スマホのリサイクルについて詳しく解説します。
この記事を読むことで、スマホをリサイクルする方法や注意点などがよく分かります。スマホのリサイクルをお考えの方は、役に立つことでしょう。
1．スマホをリサイクルする重要性
最初に、スマホをリサイクルする重要性について見ていきましょう。
1-1．スマホには再生可能な資源が含まれている
スマホには、再生可能な資源が含まれていることから、リサイクルする重要性が高いといえます。たとえば、以下のようなものです。
- レアメタル（プラチナ・コバルト・ネオジム・パラジウム・チタンなど）
- 金・銀
- そのほかの金属類
- プラスチック
スマホに含まれる資源をリサイクルすることは、地球の資源の枯渇を防ぐ意味でも重要です。
1-2．リチウムイオンバッテリーを安全に処分する必要がある
スマホをリサイクルする重要性の一つに、リチウムイオンバッテリーを安全に処分する必要があることが挙げられます。リチウムイオンバッテリーは、劣化すると発火することがあり、場合によっては火事の原因になり危険です。そのため、スマホをリサイクルすると共に、リチウムイオンバッテリーも適切な方法で処分する必要があります。
1-3．ゴミの総量を減らす
ゴミの総量を減らすことも、スマホをリサイクルする目的の一つです。スマホはコンパクトなサイズですが、数が集まれば膨大な量のゴミになります。スマホはプラスチックや金属などの焼却処分できない素材でできており、基本的には埋め立て処分となりますが、ゴミの埋め立て地にも限界があるからです。ゴミの総量を減らすためにも、スマホを適切な方法でリサイクルしましょう。
2．スマホをリサイクルする方法
ここでは、スマホをリサイクルする方法について詳しくご紹介します。
2-1．小型家電リサイクル法に沿って処分する
不要になったスマホは、小型家電リサイクル法に沿って処分できます。小型家電リサイクル法とは、スマホなどの小型家電に含まれる資源のリサイクルなどを目的とした法律です。スマホを小型家電リサイクル法に沿って処分するには、役所や商業施設などに設置してある小型家電専用回収ボックスに投入してください。自治体により、再資源化などの方法でリサイクルしてもらえます。なお、処分費用は無料です。
2-2．キャリアショップの店頭に持ち込む
不要になったスマホは、キャリアショップの店頭に持ち込んでリサイクルしてもらうことができます。主なキャリアの対応については、それぞれのホームページを参考にしてください。
なお、いずれのキャリアショップでも、キャリア・メーカーを問わずリサイクルしてもらえます。ただし、スマホの内部データは、事前に自分で消去しておくことが前提です。
2-3．機種変更で下取りに出す
機種変更を伴う場合は、スマホを下取りに出せることがあるので確認しておきましょう。キャリアショップなどでは、不要になったスマホを下取りに出すことで、新しいスマホの購入金額が数千～数万円程度値引きになることがあります。ただし、製造後3～4年程度以内、液晶画面に傷や破損がない、水ぬれがない、不具合がないなど、厳しい条件を求められることが多いので、注意してください。
2-4．家電販売店に持ち込む
家電販売店でも、自社のリサイクル活動の一つとして不要になったスマホを回収していることがあります。多くの場合、家電販売店の店頭に持ち込む方法により処分してもらうことが可能です。また、基本的には、無料で処分してもらえるところが多いでしょう。なお、家電販売店でスマホを機種変更する場合は、スマホのメーカー・機種・状態によって、下取りしてもらえることもあります。
2-5．不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者でも、不要になったスマホのリサイクルを依頼することが可能です。不用品回収業者にスマホのリサイクルを依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- スマホ以外の不用品も同時に処分してもらえる
- 状態のよいスマホは買取になることもある
2-6．買取に出す
不要になったスマホでも、まだキレイで中古品として使えるものは買取に出すことができます。たとえば、以下のような条件を満たすスマホは、思わぬ高額買取もあり得るでしょう。
- 人気メーカー品
- 年式が新しい
- 不具合や故障がない
- 外観に目立つ傷・破損・汚れがない
- タバコ臭などがない
- 購入時の付属品が揃っている
なお、不要になったスマホは、以下のようなところで買取してもらうことができます。
- 中古スマホ買取専門業者
- リサイクルショップ
- 不用品回収業者
- ネットオークション・フリマアプリ
上記のうち、不用品回収業者に買取してもらう場合は、スマホ以外の不用品の買取や引き取り処分も同時に依頼できて便利です。また、万が一スマホが買取不可になっても、そのまま引き取り処分を依頼でき、二度手間になりません。
3．スマホをリサイクルに出すときの注意点
スマホをリサイクルに出す場合、いくつか注意すべき点があります。
3-1．内部データの移行・消去を行う
スマホをリサイクルに出す場合、内部データの移行や消去を行っておきましょう。パソコンや外部ストレージなどに必要なデータを移行できたら、スマホを初期化して内部データを消去してください。内部データを消去することで、個人情報の流出や悪用を防ぐことができます。なお、不具合や故障などで内部データの移行や消去ができないときは、スマホを物理的に破壊することで、内部データの消去が可能です。スマホの物理的な破壊は、キャリアショップで対応しているほか、不用品回収業者でも依頼できることがあるので確認してみるとよいでしょう。
3-2．記録メディアやSIMカードを取り除いておく
スマホをリサイクルする前に、記録メディアやSIMカードを取り外しておきましょう。記録メディアには、個人で撮影した画像や動画などが保存されていることがあるからです。そのまま処分すると大切な情報を失うことになるほか、個人情報の流出や悪用の可能性があります。また、SIMカードにも個人情報が記録されていることから、リサイクルする前に取り除いておくことが大切です。
3-3．写真シールなどを剝がしておく
スマホに写真シールなどが貼ってある場合は、忘れずに剝がしておきましょう。スマホには、家族や親しい人の写真シールを貼ってある人が多いものです。氏名や住所などが記載されていなければ、深刻な問題に発展する可能性は低いでしょう。しかし、思わぬところから個人情報が流出する可能性は残ります。念のため、すべて剝がしてからリサイクルすることが賢明です。
4．スマホのリサイクルに関するよくある質問
最後に、スマホのリサイクルに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q．まだ十分に使えるスマホを家で活用する方法は？
A．以下のような方法で活用できます。
- Wi-Fi専用機器として活用する
- 目覚まし時計やタイマーの代わりに使う
- 動画・音楽プレーヤーとして使う
- 子どもにおもちゃとして与える
Q．スマホを不燃ゴミとして出した場合に罰則はある？
A．特にありません。しかし、不燃ゴミに出した場合は廃棄処分となり、貴重な資源がリサイクルされないため、リサイクルできる方法で処分することがおすすめです。
Q．液晶画面が割れたスマホでもリサイクルできる？
A．可能です。素材の種類ごとに分解することで、それぞれ適切な方法でリサイクルできます。
Q．スマホの付属ケーブル類だけでもリサイクルできる？
A．はい。たとえば、スマホの付属ケーブル類も、自治体によって小型家電としてリサイクルできることがあります。また、販売店などでもリサイクル目的でスマホの付属ケーブル類を回収していることがあるので、調べてみてください。
Q．スマホのリサイクルはどんな不用品回収業者に依頼すべきか？
A．以下のポイントを満たす不用品回収業者なら、安心してスマホのリサイクルを依頼できます。
- スマホをはじめ不用品のリサイクル実績が豊富にある
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- 状態のよいものは買取もしている
- 回収後の不用品を再販や再資源化などで適切にリサイクルしている
- スタッフの対応がよく顧客からの評判も上々
- 業務に必要な各種許可を取得済み
なお、当パソコンダストでも不要になったスマホのリサイクル実績が豊富にあります。当社指定の宅配便で着払い送付いただければ、無料で処分できてお得です。ぜひ、ご検討ください。
まとめ
今回は、スマホのリサイクルについて詳しく解説しました。スマホには、再生可能な資源が含まれているため、きちんとリサイクルすることをおすすめします。不要になったスマホは、さまざまな方法で処分できますが、信頼できる不用品回収業者に処分を依頼すると便利です。なお、当パソコンダストでも不要になったスマホのリサイクルをお受けしています。当社指定の宅配便で着払い送付いただくと、スマホのリサイクル費用と宅配便の送料がすべて無料になり大変お得です。スマホと同梱（どうこん）いただくと、そのほかの宅配便の送料有料対象品も無料で処分できるので、ぜひご活用ください。
