カーオーディオの処分・廃棄方法を知りたい! ゴミとして出して大丈夫?

カーオーディオとは、運転をしながら音楽を楽しむためのカーアクセサリーの一種です。カー用品店に行けばたくさんの種類が販売されており、自分でカーオーディオをカスタマイズして楽しむ方も多いことでしょう。その一方で、不要になったカーオーディオの処分方法が分からず、悩んでいる方もいると思います。
そこで、今回はカーオーディオの廃棄・処分方法を解説しましょう。

  1. カーオーディオは自分で着脱可能
  2. 取り外したカーオーディオの処分方法
  3. カーオーディオを売却する方法
  4. 不用品回収業者を利用する場合
  5. カーオーディオの廃棄・処分に関するよくある質問

この記事を読めば、もうカーオーディオの処分に頭を悩ますことはありません。カーオーディオの買い替えや交換を検討している方も、ぜひ読んでみてくださいね。

1.カーオーディオは自分で着脱可能

カーオーディオは、自分で着脱することが可能です。

  • バッテリーのマイナス端子を取り外す
  • カーオーディオを覆っているインパネを取り外す
  • ドライバーでカーオーディオを外す

以上、3つの工程でカーオーディオは取り外せます。取り外すだけならば、ドライバーと「パネル剥がし」という工具があれば大丈夫です。また、新しい製品をつけたい場合は、配線や付属品等を取りつけた後で設置しましょう。カーオーディオを新しくつけるために必要な付属品は車種によって異なりますが、よほど特殊な車でない限りカー用品店で購入できます。

2.取り外したカーオーディオの処分方法

この項では、取り外したカーオーディオの処分方法を解説します。どのような処分方法があるのでしょうか?

2-1.自治体に回収してもらう方法

カーオーディオは、自治体にゴミとして回収してもらえます。何ゴミにあたるかは自治体ごとに異なりますので、分からない場合は市役所のホームページなどを確認してください。カーオーディオだけを廃棄処分したいという場合は、自治体に回収してもらうのが、最も簡単でしょう。

2-2.小型家電リサイクル法に基づいて回収してもらう方法

小型家電リサイクル法とは、小型家電に使われている金属などの資源を有効活用するために設けられた法律です。家電リサイクル法と名前が似ていますが、小型家電リサイクル法の運用は各自治体に任されています。そのため、実施している自治体と実施していない自治体がありますので、注意しましょう。

カーオーディオは小型リサイクル法対象家電ですので、小型家電リサイクルの回収ボックスを利用すれば、資源を再利用することができます。回収ボックスの設置場所は自治体によって異なりますので、分からない場合は自治体のホームページなどを確認してみてください。
なお、家電量販店でも独自にリサイクルボックスを設置してあるところもあります。カーオーディオを回収してもらえるという場合は、そのようなところを利用してみてもいいでしょう。事前に店舗へ問い合わせしておくとスムーズです。

2-3.下取りなどをしてもらう方法

カー用品店や通販などでカーオーディオを購入した場合、古いものを下取りしてくれることがあります。下取りをしてもらう場合は、店舗や通販業者の指示に従ってください。
また、カー用品店では新しいカーオーディオを購入すると、古いものを回収してもらえるところもあります。この場合は、後日持ち込みでも大丈夫かどうかを聞き、了解を得た上で取り外したカーオーディオを持ち込みましょう。

3.カーオーディオを売却する方法

カーオーディオは中古でも一定の需要があります。特に、Bluetooth機能がついている高性能なカーオーディオは高値がつきやすいでしょう。現在、カーオーディオには「1DIN」・「2DIN」という2つの規格があります。横幅はどちらも180㎜で同じですが、高さは1DINの方は50㎜、2DINが100㎜と倍です。かつてはCD・MDの両方がついた2DINが主流でしたが、現在は1DINが主流となっています。1DINでBluetooth機能があるカーオーディオが不要になった場合は、カー用品店やリサイクルショップなどで査定してもらいましょう。インターネットを検索すれば、カーオーディオを高値で買い取っている業者や、ネット上で査定を行ってくれる業者がヒットします。査定に出す場合は、外箱や説明書・ケーブルなどの付属品は可能な限り揃えておきましょう。

また、ヤフーオークションをはじめとするインターネットオークションでも、カーオーディオはたくさん出品されています。多少古い機種でも需要があるので、売却できないカーオーディオでも落札されることもあるでしょう。製造年・メーカー・規格・カーオーディオの状態などを記載し、多方向から撮影した写真を添付すれば入札を考えている人も安心できます。
落札されたら輸送中に壊れないようにしっかりとこん包し、速やかに郵送しましょう。

4.不用品回収業者を利用する場合

カーオーディオと一緒に家庭内の不用品を一緒に処分したいという場合は、不用品回収業者を利用しましょう。パソコンダストでは、パソコン・ノートパソコン・タブレットパソコン・液晶モニターなどと一緒ならば、カーオーディオを無料で宅配回収しています。パソコンは、PCリサイクル法という法律に沿ってメーカーなどに回収してもらう必要があるため、自治体にゴミとして回収してもらうことはできません。ですから、パソコンなども不要になっているという場合は、ぜひ利用してみてください。カーオーディオ単品の場合は、送料はお客様負担となりますが、回収料は無料です。

冷蔵庫などの大型家電や家具なども一緒に処分したいという場合は、自宅まで有料で回収に来てくれる不用品回収業者を選びましょう。「引っ越しをするので、至急不用品をすべて処分したい」という場合や、「親の家を整理しており、不用品がたくさん出た」という場合に便利です。自分で処分するよりも回収業者を利用した方が安く済むこともあるでしょう。インターネットを検索すれば、最寄りの不用品回収業者はすぐに見つかります。3~5月の引っ越しシーズンは混み合いますので、この時期に依頼をしたい場合は、時間に余裕をもって依頼するといいでしょう。

5.カーオーディオの廃棄・処分に関するよくある質問

Q.カーオーディオ以外にも、自治体に回収してもらえるカー用品はありますか?
A.フロアマットなどは回収してもらえるでしょう。バッテリーなどは回収してもらえませんので、注意してください。

Q.カーオーディオの取り外しをディーラーなどでやってもらったほうがよいケースとは、どんなものですか?
A.外車や年式の古い車は特殊な方法でカーオーディオが取りつけてあるものもあり、素人では着脱が難しいものもあります。ですから、ディーラーや整備工場・カー用品店などでオーディオを取り外してもらったほうがいいでしょう。

Q.なぜ、パソコンと一緒だとカーオーディオを無料で不用品を回収できるのですか?
A.パソコンはリサイクル・リユースできる製品や部品がたくさんあるため、無料で回収ができます。

Q.不用品回収業者はトラブルも多いと聞きました。利用してみたいのですが、不安です。
A.見積もりを書面でしっかりと作ってくれる業者は信用できます。「何でも無料で回収します」など、調子のよい宣伝をしている業者や、セールスの電話が頻繁な業者は利用しないほうがいいでしょう。

Q.カーオーディオは、何年くらい前に製造されたものまで売却できますか?
A.5年を1つの目安にしましょう。

6.おわりに

いかがでしたか? 今回は、カーオーディオの廃棄・処分する方法を解説しました。カーオーディオの中にはリサイクルできる部品が豊富に入っています。可能ならば、ぜひリサイクルに出しましょう。パソコンダストでも、回収したカーオーディオの部品を可能な限りリサイクルしています。