おもちゃの処分時期はいつが最適?賢い処分方法と注意点を紹介します!
おもちゃを処分する時期に迷うお母さんは多いでしょう。
子供がいると増え続けるおもちゃ。
しかし、時期を過ぎれば使わなくなるおもちゃも多くなります。
子供の成長とともに変化していく部屋の環境を考えても、いつまでも残しておくわけにはいかないでしょう。
いつごろ処分すればよいのか、どのように処分するべきなのか、迷うこともありますよね。「玩具(がんぐ)を捨てる時期はいつごろなのか?」「賢い処分方法とは?」「おもちゃを処分するときは子供の許可を得るべきなのか?」
そんな悩みを持つお母さんたちのために、おもちゃを処分するタイミングや処分の仕方についてまとめてみました。
1.おもちゃを処分するときの注意点
子供のおもちゃを処分する際には、いくつか知っておくべき注意点があります。
親子ともども気持ちよく処分できるように、ぜひチェックしてみてください。
1-1.子供が納得してから処分する
自我が芽生えた子供は、自分のおもちゃをほかの子に使われるのを嫌がります。
親にとっては捨ててもいいようなおもちゃでも、子供にとってはとても大切なものである可能性があるでしょう。
そんなおもちゃを、勝手に処分してしまってはいけません。
子供はそういったことにとても敏感で、自分を否定されたように感じてしまうのです。
汚れたぬいぐるみや動かなくなったおもちゃでも、勝手に処分すると親に対する不信感を抱くことにつながるでしょう。
同じことを繰り返していると、自分の意見を言えないまま育ってしまう可能性もあります。
おもちゃを処分する前に、必ず子供が納得するように話をしてあげてください。
「子供に聞いても捨てると言わないだろう」と決めつけずに、根気よく子供を説得しましょう。
1-2.捨てる以外の方法も考える
子供のおもちゃを処分する方法は、捨てる以外にもあります。
子供にとっても、捨てるとなると抵抗を感じるものでしょう。
しかし、納得のいく方法で処分することで後悔なくおもちゃを処分することができるのです。
まずは、処分する予定のおもちゃを仕分けしてみてください。
- すでに壊れてしまっていて原形をとどめていないもの
- 壊れているけれどまだ遊ぶことができるもの
- 少し傷がある程度で問題なく遊べるもの
- ほとんど使用感がなく新品に近いもの
その仕分けによって、捨てるもの、売るもの、寄付するものなど、処分方法を考えることができるでしょう。
1-3.思い出深いものは残しておく
子供に初めて買ってあげたもの、一時期よく遊んでいたものなど、お母さんにとっても思い出深いおもちゃもあるでしょう。
そういうものは、無理に捨てる必要はありません。
箱にまとめて押し入れの奥にしまっておきましょう。
数年後、ふとしたときに懐かしさを覚えることができると思います。
2.おもちゃを処分する方法
では、おもちゃを処分する方法についてご紹介しましょう。
おもちゃの状況を見て、ベストな処分方法を考えてみてください。
2-1.リサイクルショップやフリーマーケットを利用して売る
まだ使える状態のおもちゃを捨ててしまうのはもったいないですよね。
きれいでほとんど使っていないおもちゃであれば、ほかにも欲しいと思う人がいるのではないでしょうか。
最も手軽な方法として、リサイクルショップがあります。
近所にあればぜひ持ち込んでみてください。
高価買い取りは期待できないものの、買い取ってもらえる可能性はあるでしょう。
そのお金で、今のお子さんに必要な新しいおもちゃを買ってあげてはいかがですか?
また、フリーマーケットで売る方法もあります。
まとめて安く売ればきっと買い手が見つかるでしょう。
2-2.ネットオークションに出品する
ネットオークションは利用者も多く客層も幅広いため、おもちゃの買い手が見つかる可能性は高いでしょう。
たとえ壊れていても、マニアの人が欲しがる場合もあります。
ただし、初めて利用する人は注意が必要です。
出品作業は思ったより手間がかかりますし、トラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。
2-3.不用品回収・買い取りサービスを利用する
家庭から生じる不用品の回収・買い取りを行っている業者を利用するのもおすすめです。
電話1本で自宅まで回収に来てもらえるため、大変便利でしょう。
買い取りも行っている業者であれば、状態のよいものは買い取ってもらえます。
捨てるつもりだったおもちゃを買い取ってもらえるとお得感も大きいものです。
また、回収してもらえる不用品の種類が豊富なところも、不用品回収業者を利用する大きなメリット。
処分するのに手間がかかるようなものでも、まとめて回収してもらえます。
ほかにも処分したいものがある場合は、ぜひチェックしてみてください。
2-4.寄付する
子供が使っていたおもちゃを捨ててしまうのは抵抗がある、という人は、寄付する方法もあります。
市役所などに相談してみると寄付先を教えてくれるでしょう。
近所に保育園や幼稚園、児童福祉施設がある場合は、寄付の必要がないか問い合わせてみてください。
喜んで引き受けてくれるところも多いでしょう。
3.おもちゃを処分するタイミング
最後に、おもちゃを処分するタイミングについて考えてみたいと思います。
どのタイミングで処分すれば、後悔なくおもちゃを手放せるのでしょうか。
3-1.決まった容量に入りきらなくなったとき
どの家庭にもおもちゃを収納する入れ物があるはずです。
おままごとセットやぬいぐるみ、ミニカーやブロックなどのように、おもちゃの種類別に入れ物を分けている家庭も多いでしょう。
その入れ物からあふれ出るようになったときが、おもちゃを処分するタイミングです。
子供に「捨てるもの、とっておくもの」を選んでもらうのも1つの方法でしょう。
「この入れ物に入るだけ」と決めておくことで、お子さんに片づけのルールを教えやすくなるはずです。
3-2.「1つ買ったら1つ捨てる」をルールに
誕生日やクリスマスなどには、普段なかなか買わない豪華なおもちゃを与える家庭が多いでしょう。
「新しいおもちゃがきたからこっちはもういらないよね?」というように子供を説得してみてください。
このように、「1つ買ったら1つ捨てる」というルールを作る方法もあります。
ポイントは、新しいプレゼントが「目新しいうちに」古いおもちゃの処分について子供に聞いてみること。
意外とあっさり「もういらない」となりやすいでしょう。
この方法によって無駄なものをためない習慣がつき、おもちゃ部屋をすっきりした状態にすることができます。
3-3.学年が変わるタイミングで
小学校入学を機に、思いきっておもちゃを処分する家庭も多いのではないでしょうか。
学習机を購入するなど、子供部屋や子供用のコーナーを用意することが多くなると思います。
おもちゃを一気に処分するのは、この「入学シーズン」がベストタイミング。
そして、学年が上がるごとに、今まで持っていたおもちゃで遊ぶ機会はどんどん減っていきます。
新しい友達と新しい遊びを覚えていくうちに、おもちゃへの執着も少しずつなくなっていくはずです。
そのタイミングであれば、子供も納得しておもちゃを手放す気になれるのではないでしょうか。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
おもちゃを処分する時期や方法について迷っているお母さんは多いと思います。
お子さんとお母さんの両方が納得して、気持ちよくおもちゃを手放すことができる方法を考えてみてください。
この記事を参考にすればきっとうまくいきますよ。