いらないものの処分方法は? 捨て方に迷わない不用品回収業者の活用

引越しや断捨離をきっかけに、持ちものを見直す機会があり、いらないものをどう処分するかで困ると思います。限られた数に絞ることで、ものの管理がしやすくなるものです。とはいえ、不用品の処分は分別なども必要となり、簡単に捨てるわけにはいきません。整理はしたけれど、捨てられなくて困るという方も多く、分別ルールの難しさを感じることでしょう。
いらないものを上手に効率よく処分するためには、いくつかのポイントを知っておくと安心です。また、処分にも費用がかかるため、いらないものを売るという方法も考えてみてください。捨てるものの量が多くて処理の仕方がわからないという方も、この記事を参考にして捨てる方法を見出(いだ)しましょう。

  1. いらないものの処分について
  2. いらないものの仕分けや分別
  3. いらないものの処分方法
  4. いらないものをリサイクルする
  5. いらないものの処分を不用品回収業者に依頼する場合
  6. いらないものの処分や捨て方でよくある質問
  7. まとめ

正しい捨て方を理解しておけば、今後いらないものが出てきても困ることがありません。リサイクルの知識も備えておけば、ものを無駄なく処分することができます。いらないものの中には、大きなものや小さなものなど混在しているケースもあり、自分だけでは手に負えないという悩みもあるでしょう。とても便利な不用品回収業者の活用方法も覚えておきましょう。

1.いらないものの処分について

家には意外と不用なものが隠れています。普段使わないのに、いつか使うだろうとしまいこんで、収納が目一杯になってしまうという事例も多いものです。

1-1.いらないものを処分するメリット

いらないものを思いきって処分した場合、収納がすっきりとした環境になり、通気もよくなります。カビや虫の発生リスクも大幅に軽減でき、収納環境が改善されるでしょう。また、持ちものを管理しやすくなり、使わずに保管したままということもなくなります。不用品を抱え込んでいる人の多くは、似たような品を購入してしまう傾向があるものです。持ちものに目が行き届くようになれば、同じ間違いをせずに済みます。

1-2.どんな場合にいらないものを処分するか? 

引越しは、いらないものを処分するのに適しています。新居に不用品を持ち込まなくて済み、梱包(こんぽう)数も少なくなって移動が楽になり、無駄な引越し費用がかかりません。
気分転換に断捨離を行う方もいます。断捨離は思いついたときがチャンスです。やろうと思ったら計画を立て、順序よく捨てていきましょう。

1-3.最近の断捨離人気について

ミニマリストという言葉もあるように、ものを最小限に抑えて生活するスタイルを取る方もいます。断捨離は年々人気が高まり、限られた空間を広々と使いたいという思いを叶(かな)えるため、断捨離を実行するケースも増えているのです。狭小住宅や収納の少ない家もあり、ものを少なくしてシンプルな暮らしにすることが重要視されるため、断捨離は大変理に叶(かな)った片づけ方といえるでしょう。

2.いらないものの仕分けや分別

いらないものを処分するためには、仕分けや分別が最初にぶつかる壁となります。中には、ごみとして出すことができない家電製品などもあるでしょう。

2-1.いらないものを決めるには、まずどうすべきか? 

不用品と必要品を分けることが、まずやるべきことです。捨てるかどうかを決めかねている場合は、保留としておきましょう。不用品としたものをまとめ、素材や大きさ別に仕分けてください。

2-2.いらないものの仕分け方

いらないものとしてまとめた中には、大きなものから小さなものまで混在しています。サイズ別に分け、粗大ごみ・燃えないごみ・燃えるごみと区分を決めてください。ごみの分別ルールは自治体ごとに規定が違うため、あらかじめ確認しておきましょう。

2-3.ごみとして出すことができないものとは? 

いらないと思っても、リサイクルが求められるものがあります。家電製品や大型ごみなどは、捨てずにリサイクルをすることにより、資源を無駄なく再利用できるのです。特に、家電製品は家電リサイクル法が適用されるものもあり、簡単に処分するわけにはいきません。メーカーによる引き取りや不用品回収業者などを活用することが必要です。

2-4.いらないものの処分で注意することや問題点

大型ごみなどは粗大ごみとなる場合が多いため、有料での処分となります。また、いらないものの量がたくさんある場合、自分一人では処理に困ることも多いでしょう。種類がありすぎて対処できないという悩みもあります。リサイクルできるものがあるなら、買取を利用できないかということも想像するはずです。一人で考えていても結論が出ない場合は、不用品回収業者など買取と処分を同時にできる方法を選び、時間と労力を削減しましょう。

3.いらないものの処分方法

いらないものを処分する方法は、自治体と業者の2パターンがあります。どちらもメリットとデメリットがあるため、よく理解してから選ぶようにしましょう。

3-1.いらないものの主な処分方法

ごみ袋に入る小さなごみなら、処分で困ることも少ないものです。しかし、素材が入り混じり、捨てにくい場合もあるでしょう。素材別に分解を要するものも中にはあります。
サイズが大きなものは粗大ごみとなる場合が多く、自治体への事前申し込みが必要です。分解が必要な場合もあるため、必ず粗大ごみを申請する際に確認しておきましょう。

3-2.自治体によるいらないものの処分方法

自治体での処分は、通常の燃えるごみ・燃えないごみとして出すことができる場合なら、指定日にごみ袋へ入れて出すだけと簡単な方法で済みます。しかし、1回でたくさんの量を廃棄するのは、近隣への迷惑にもなり、収集しきれずに残ってしまうリスクもあるでしょう。少しずつ廃棄することを心がけてください。
粗大ごみの場合、事前に申し込みをしてから、粗大ごみ処理券を購入します。粗大ごみの日時は、月に数回と定められており、自分のペースで廃棄できないのがデメリットです。運搬や分解といった手間なども面倒になる理由でしょう。

3-3.業者によるいらないものの処分方法

業者は、引越し業者と不用品回収業者があります。それぞれの違いと特徴を覚えておきましょう。

3-3-1.引越し業者による処分方法

引越し業者は、引越し時に限っていらないものの引き取りはしています。しかし、引越し料金とは別に、1つあたりいくらという計算で回収費用が請求されるため、処分費用が高くなる可能性もあるでしょう。引越し当日は慌ただしく、トラックに処分品を載せることができないことも多く、回収日を指定されることもあります。自分のスケジュールに必ずしも添うとは限らないものです。

3-3-2.不用品回収業者による処分方法

不用品回収業者は、大きなものから小さなものまで引き取り可能で、1点だけの回収にも応じてもらえます。処分したいものが多ければ多いほど、引越し業者に依頼するより費用負担は少なく、スケジュール調整も自在です。土日や夜間対応が可能な不用品回収業者もあり、忙しい方には最適な処分方法でしょう。買取を実施している場合は、査定を受けることもできます。不用品処分と買取が同時にでき、分別や仕分けといった面倒なこともありません。

4.いらないものをリサイクルする

いらないものでも、使えるものや価値が残っているものはリサイクルし、処分費用を削減してみてはいかがでしょうか? 

4-1.いらないもののリサイクル方法

いらないものを売ることで利益を得て、捨てずにリサイクルすることができます。自分の持ちものが再利用されるのはありがたいことですし、環境汚染の抑制にも役立ちものです。リサイクルするルートは2つあります。それぞれのメリットとデメリットを理解しておいてください。

4-1-1.リサイクルショップ

多くの人が思い浮かべる方法は、リサイクルショップに売るという手段です。近隣でリサイクルショップがあれば、持ち込み査定を受けてみましょう。リサイクルショップでは買取強化品目を設定している場合があり、該当するものは査定額もアップしやすいものです。しかし、得意分野から外れてしまうと査定額が下がる傾向にあり、値段がつかないものもあります。
また、リサイクルショップは自分で運搬する手段がなければ手間と労力ばかりを費やすことになり、大きなものは運べないといった事態に陥ることもあるでしょう。運搬は無理に行うと危険です。手伝ってもらえる人を探すことをおすすめします。

4-1-2.オークション

オークションは自分で値段設定ができ、自由度もある程度あります。しかし、高値にしすぎると売れず、安くても利益とならない場合もあるものです。出品には写真撮影や詳しい商品情報の記載が求められ、入札する側(がわ)も商品ページだけを頼りにしています。そのため、行き違いによるトラブルも多く、商品が情報と違うといったクレームも発生するのです。自由度が高い分、リスクもつきまとうのがオークションへの出品で、ハイリスクハイリターンのリサイクル方法といえるでしょう。

4-2.高額買取のコツとは? 

リサイクルショップなら、買取強化品目に該当するかどうかをチェックすることが、高額買取につなげるコツです。売る時期も大切で、冬前なら暖房器具などの家電製品を買取強化している場合もあります。売るタイミングと中古市場とのマッチングも、高額査定に結びつける重要なポイントです。
同一製品でも、こまめにメンテナンスがなされ、清掃が行き届いているものは印象もよく、査定でも値上がりする傾向があります。丁寧に使っていると感じてもらえるよう、なるべくきれいに仕上げておきましょう。

4-3.いらないものをリサイクルするときの注意点

いらないものをすべて売ることはできません。中古市場でニーズがないものは引き取りができず、処分することになります。二度手間にならないよう、リサイクルショップに売る場合やオークションでリセールする場合でも、下調べを入念にしておきましょう。オークションは利用手数料がかかるものです。出品して売れなかったでは、最終的に損をします。売れる商品かは、事前に調査しておくと安心です。

5.いらないものの処分を不用品回収業者に依頼する場合

不用品回収業者では、家庭に眠る不用品ならどんなものでも引き取り可能です。処分は1点から依頼可能で、気軽に利用できて簡単に処分できるのが魅力でしょう。

5-1.不用品回収業者について

不用品の処分と買取を行うのが、不用品回収業者です。いらないものの大きさや年式にかかわらず、気軽に見積もりを出してもらえます。自分では売れるものか判断することができず、高額な品と知らずに捨ててしまったというトラブルも防ぐことができ、安心して買取査定と回収費用の見積もりを出してもらえるでしょう。1点だけの処分だから頼みにくいということはなく、迅速かつ丁寧に対応してもらえます。依頼者の立場を理解し、気持ちのいい取り引きを心がけている業者を選んでください。

5-2.不用品回収業者への依頼の流れ

配送方法は、宅配・持ち込み・出張から選ぶことができます。大きなものがある場合、出張対応が便利です。パソコンダストに出張対応をご希望の方は、回収依頼フォームか電話での申し込みをお願いします。担当者より訪問日の連絡があり、出張にて引き取りを実施するのが流れです。希望日時は、事前に伝えておくとスムーズに進むでしょう。弊社ではパソコンなど対象品目が15台以上の回収に限り、無料出張サービスをしています。処分したいものが少ない場合は出張費用がかかるため、事前にご相談ください。

5-3.不用品回収業者にいらないものの処分を依頼するときの料金について

パソコンダストの不用品回収は、パソコンやオーディオなどの送料無料対象商品を含む場合、無料での引き取りを実施しています。修理部品としてリサイクルし、中古市場にて再販するため、処分に費用をかけずに回収可能です。雑貨なども、送料無料対象商品と同梱(どうこん)であれば、無料にてお受けできます。通常、不用品回収業者の回収料金相場は、荷物の量に応じて上がり、数万円となる場合もあり、弊社での処分はとても費用負担が軽いことがわかるでしょう。
ただし、家電リサイクル法が適用される冷蔵庫・洗濯機・テレビと、木製家具と布製家具は引き取りができません。自治体での処分をご利用ください。

5-4.不用品回収業者の選び方とは? 

持ち込み・宅配・出張と、自分の都合に合う回収方法を用意している業者を選ぶと楽です。リサイクルルートを確保している業者なら、無料回収も実現できます。いらないものを捨てるにはお金がかかり、負担となって捨てられずにいる方も多いものです。条件を満たすことで送料無料となるなど、メリットのある方法を選んでください。いらないものを売ることを想定している場合、買取を実施しているかも注目しましょう。

5-5.不用品回収業者選びにおける注意点

不用品回収業者の無料回収には、街中を巡回するトラックもあります。うるさいほどのアナウンスで無料を強調し、押し買いのような行動を取る悪質な業者が多いものです。古物商の許可を得ずに営業しているもぐりの業者ばかりで、引っかからないことが被害をまぬがれる手段となります。きちんと許可番号が付与された業者を選んでください。

6.いらないものの処分や捨て方でよくある質問

断捨離や引越しなど、思いきってものを処分すると気持ちがいいものです。しかし、いらないものを捨てる前には、疑問点や不安は解消しておくことが大切でしょう。質問集を参考にしてください。

6-1.いらないものを捨てると後悔しないか不安

後悔する可能性があるものは、仕分けで保留としておきましょう。時間を置いてから、どうすべきかを再考してください。急いで処分する必要はありません。

6-2.不用品の買取額はどのように査定する? 

不用品回収業者に見積もりを依頼する際に、買取希望と伝えてください。いらないものの処分費用算出と同時に、買取査定を行います。事前に商品概要や製造番号などがわかる場合は伝えておきましょう。

6-3.引越しのどのくらい前からいらないものの整理を始めればいい? 

2〜3か月前から整理を始めましょう。粗大ごみを利用する場合、捨てることができる日時が限られてしまいます。1回にたくさん捨てるのも大変です。計画を立て、順序よく進めてください。

6-4.粗大ごみは持ち込みも可能? 

自治体によっては、ごみ処理場への持ち込みが認められている場合があります。しかし、自分で運搬を要するため、車と人員の確保が条件です。持ち込みできる時間帯などは、あらかじめ確認しておきましょう。

6-5.送料無料を利用するための条件とは? 

弊社の送料無料サービスは、送料無料対象商品が同梱(どうこん)されていることと、指定配送業者を利用して着払いにすることが条件です。配送業者は、日本郵便か佐川急便に限ります。

7.まとめ

いかがでしたか? 家の中には意外と使わないものが多く、収納が限界に達している方もいるでしょう。いらないものを処分してすっきりした環境にすることで、ものが管理しやすく、収納の通気も改善されます。ただ捨てるのではもったいない・まだ使える品があるという場合は、リサイクルという手段も利用してみてください。オークションやリサイクルショップに売るというルートがメインとなっています。不用品回収業者でも買取を実施しており、処分と同時に買取を利用できて便利です。弊社では、送料無料対象商品が同梱(どうこん)なら処分費用をかけずに、いらないものを捨てることができます。なるべくお金をかけたくないという方に選ばれている方法です。出張での引き取りも実施していますから、お気軽にご相談ください。