DELL製の廃棄に困ったら? ノートパソコン・デスクトップの処分方法
DELL(デル)のパソコンを愛用されている方は多く、比較的リーズナブルでも性能がいいことから、企業でも採用されているケースもあります。1人で複数台所有し、個人用と仕事用に使いわけている方もいるほど人気です。
DELLのパソコンには、ノートパソコンとデスクトップがあります。使い続けているといずれやってくるのが、寿命です。「使えなくなったけれどどう捨てよう」「廃棄よりリサイクルがいいの?」と捨てるにあたっての疑問や不安が出てくることでしょう。
購入から年月が経過したころにさまざまなトラブルが続き、気づいたら劣化していたという事例もあるのです。古くなったパソコンを無理に使っても、使いにくさばかりが際立ち、時折フリーズを繰り返すなど、作業能率がどんどん悪くなるでしょう。
新しく買い替えという選択肢になる場合、古いパソコンを廃棄しなければなりません。DELLはパソコンメーカーとして、PCリサイクル法に基づく適切なリサイクルが求められます。処分前に必ず捨て方をチェックしておきましょう。
パソコン廃棄は難しい決まりがあるように感じますよね。当然ながら、現在はパソコンのリサイクル回収が義務化し、ゴミとの区別が必要です。とはいえ、決して難しいことではなく、ひとたびルールを覚えておくだけで、誰でも正しいリサイクル回収を行うことができます。この記事を参考にして、DELLのパソコンをお持ちの方は捨て方を身につけてください。
1.パソコンの廃棄について
DELLはパソコンの主要メーカーです。すべてのパソコンに共通するのは、メーカーによるリサイクル回収となっています。パソコン廃棄にかんする基礎知識からご説明していきましょう。
1-1.パソコンはゴミではない
使わないものはすべてゴミとしていませんか? 確かに、普段の生活の中で不要になったものは、ゴミとして指定日に排出していますよね。しかし、パソコンはゴミとは少し考え方が違い、貴重な資源です。パソコンの中には採掘が困難な希少資源やプラスチックが眠っています。ですから、ゴミとして捨ててはいけないという理念の下、現在はリサイクル活動を積極的に行うようになっているのです。
1-2.PCリサイクル法は知っておきたい法律
PCリサイクル法は、パソコン廃棄を考えている方にはぜひ知っておいていただきたい法律です。捨てるのは簡単である反面、リサイクルには少し手間がかかります。ですが、資源をより有効に活用し、地球の環境汚染を予防する観点から、自治体やメーカーが一丸となってリサイクルを推し進めているのです。
PCリサイクル法が施行されたのは、2003年のことでした。施行された時期から販売がスタートした製品にかんしては、PCリサイクルマークを表示し、メーカーによる無償のリサイクル回収が受けられるようになっています。PCリサイクル法は、デスクトップ・ノートパソコン・ディスプレイといったすべてのパソコンに適用となっており、周辺機器にかんしては該当しません。
1-3.PCリサイクルマークとは何か?
先に述べたPCリサイクルマークは、パソコンの本体やノートパソコンの裏面などに貼りつけてあるシールです。単なるシールではなく、一般社団法人パソコン3R推進協会の登録商標で、リサイクルを促すためのものとなっています。
DELLの場合、デスクトップと液晶モニターは背面に、ノートパソコンの場合は底面に貼りつけがあることを確認してください。まれに、ノートパソコンの場合はバッテリーを取り外した部分になされていることがあります。
2003年10月以降の製品は、ほとんどが表示がなされているため、廃棄時のメーカー無償リサイクルの対象だと気づきやすいです。
1-4.PCリサイクルマークがついているパソコンの捨て方
PCリサイクルマークがあるものについては、メーカーが廃棄時に責任を持ってリサイクル回収すべきというのが、PCリサイクル法の概念です。表示があるものは無償にて、ないものも有償で回収となります。メーカーによる回収は、自社製品だけです。メーカーをよく見て申し込みをしてください。
1-5.PCリサイクルマークがないパソコンの捨て方や注意点
PCリサイクルマークがないものは有償での回収となるため、面倒に感じることがありますよね。メーカーに直接申し込みをせずに、パソコン回収専門業者を介して処分する方法もおすすめです。ただし、廃棄時は信頼できる業者を選び、データ消去なども必ず行ってから捨ててください。
2.DELLのパソコン廃棄について
DELLのパソコンをお持ちの方は、PCリサイクルマークの表示を確認して廃棄を行ってください。企業でも幅広く使われているため、個人と法人での廃棄にかんするルールは少し違います。捨て方を覚えておき、誤った方法を採らないよう心がけましょう。
2-1.DELLのパソコンはどんなもの?
DELLは、1984年にアメリカのテキサス州に本社を置き、世界中に販売を開始したパソコンメーカーです。低価格で高品質が売りのパソコンとなります。リーズナブルに販売できる理由は、多くが注文販売形式(BTO)を採用しているため、無駄な在庫を抱えずに経費を節減できているからでしょう。BTOとはBuilt to orderの頭文字で、DELL独自の販売方法です。注文した後にDELLから出荷され、顧客の手元にパソコンが届きます。無駄のない販売方法により、ほかのメーカーより安値でパソコンの販売ができているのです。
2-2.DELLのパソコンはどうやって廃棄する?
個人で廃棄する方法と法人で廃棄する方法の2つの選択肢では、それぞれやり方が違うことを心得ておきましょう。
2-2-1.個人でDELLのパソコン廃棄を申し込む場合
個人なら、所有している数に限りがあるため、比較的処分に困る事例は少ないです。
2-2-1-1.インターネットでの申し込みが便利
DELLへの申し込みもインターネット経由で簡単に行えます。DELLの回収を利用する場合、ホームページの申し込みフォームを利用してください。電話やメールでの問い合わせも可能です。インターネット経由なら土日祝日も可能で、24時間受けつけています。電話は受けつけ時間が限られているため、ホームページの案内を参照してください。
2-2-1-2.対象製品となるのは? ならないものは?
対象製品となるのは、ノートパソコン・デスクトップ・液晶モニター・CRTモニターの4品目です。捨てるのに迷うことが多い、マウス・キーボード・ケーブル類も同時回収ができます。
対象外となる製品は、ストレージサーバー・プリンター・プロジェクター・ CD-ROM・取り扱い説明書などの周辺機器です。ご自身で処分しなければなりません。
前述でご紹介したとおり、対象製品となるパソコンにPCリサイクルマークがあるものは無償で、ないものは有償でのメーカー回収となります。
2-2-1-3.申し込みの流れ
インターネット申し込みの場合、規定フォームに従って情報を入力してください。送信したフォームは、個人リサイクル受けつけ窓口に届き、有償回収となる場合は1週間程度で請求書を受け取った後に料金を支払います。コンビニまたは銀行振り込みです。入金確認が取れしだい、エコゆうパック伝票の送付があります。
2-2-1-4.DELLのパソコンを発送するときの梱包(こんぽう)方法
簡易包装で破損を防ぎ、発送手配をして完了です。包装に際し、厚手のビニール袋で緩衝材代わりに包み、段ボールに入れて発送します。注意したいのは、重さと箱のサイズです。30kgまで、箱のサイズが170cmを超えないようにします。複数のパソコンを送るときは、同梱(どうこん)せずに1台ずつ行ってください。付属品は同梱(どうこん)可能です。
2-2-2.法人でDELLのパソコンを廃棄する場合
DELLでは法人向けのリサイクルサービスサイトを用意しています。
2-2-2-1.1〜9台を法人で処分する場合
法人の場合、一般社団法人パソコン3R推進協会を経由して廃棄することになります。企業向けの処分方法となり、個人の場合は利用できません。協会を通じて収集運搬業者に回収指示を出し、企業から回収した後に回収センターを経由して再資源化センターにてリサイクルまたはリユースされます。
2-2-2-2.10台以上を法人で処分する場合
10台以上と数が多くなる場合、DELLからリサイクル回収にかんする約款の説明がなされます。作業にかかる費用・回収の流れなどの説明を受け、支払いが完了した後にメーカー認定の収集運搬業者による回収という流れです。200台を超える場合は、企業用PC買取プログラムもあります。買取によって廃棄にかかる費用を削減できるシステムです。ただし、DELL独自のリサイクルではなく、NTT DATAのサービスとなりますのでご注意ください。
2-2-2-3.法人がパソコンを廃棄する際にかかる費用
パソコンにはPCリサイクルマークのあるものとないものがあり、費用を算出するために見積もりを出します。リサイクル回収には受けつけ手数料がかかり、1契約ごと20台単位の受けつけ手数料で、1,500円です。以降は、21台目より20台ごとの受けつけ手数料で算出します。10台以上廃棄する場合のリサイクルにかかる作業手数料は、品目に応じて3,000円前後かかるため、見積もりで費用の確認をしてください。
2-2-2-4.法人のパソコン廃棄にかんする問い合わせや申込窓口
台数に応じ、申し込み方法が違うことをご紹介しました。9台までの場合、一般社団法人パソコン3R推進協会が紹介先となります。委託契約への同意をし、申し込みフォームから依頼してください。
10台以上の場合は、DELLのホームページに記載されているメールアドレスより、リサイクル回収の依頼をします。
2-2-3.DELLのパソコン廃棄にかんするサポート
DELLでは環境に配慮したリサイクルを徹底しており、各種製品のリサイクルにかんする案内ページを用意しています。法人向け・個人向けのパソコン廃棄以外に、インクカートリッジやバッテリーのリサイクルも可能です。詳しくは、DELLのリサイクル取り組み案内をご覧ください。
2-2-4.DELLのパソコンを廃棄するときの注意点
DELLのパソコンは電子廃棄物として扱われます。捨てずに再利用または再販を目的に回収をしており、メーカーとして責任を持って環境保護を行っているのです。環境への負荷を最小限に留(とど)める活動ですから、捨てずにリサイクルするよう意識しましょう。1台だからと安易に捨てず、資源として再利用することを念頭に置いてください。
また、廃棄にあたってはデータ消去が必然となります。法人の場合、企業の機密書類なども含まれているため、完全にデータを消すようにしましょう。DELLでは、10台以上処分する場合はハードディスクの簡易データ消去も手がけています。処理後、DELL指定の収集運搬業者よりアセットリカバリサービス報告書および廃棄証明書を受け取ってください。企業で責任者が署名押印した後、返送してリサイクルが完了となります。完了までの流れが複雑であるものの、データ消去とリサイクルにおける重要な過程です。作業にかんする流れは覚えておいてください。
3.DELLのパソコン廃棄前にすべきこと
パソコン廃棄前にやっておくべきことや、周辺機器の廃棄にかんする情報をご紹介します。
3-1.DELLのパソコンを廃棄する前はデータ消去を行う
DELLでは、パソコンをリサイクル回収した後に、3回ハードディスクを上書きしてデータ消去をしています。とはいえ、故障や破損しているパソコンに対しては、完全にデータ消去ができるとは限りません。排出者が事前に責任を持ってデータ消去を行い、情報漏洩(ろうえい)防止意識を持つことが重要です。
3-2.なぜデータ消去は必要なのか? トラブルについて
企業機密などは決して漏(も)れることがあってはいけません。企業の損失や事件に発展する危険性もあります。商業情報を盗用される可能性も高いでしょう。わざわざ企業情報の取得を狙い、データの復旧をしようと企(たくら)む者もいます。
個人でも金融情報や住所などの特定が第三者によってなされては、大変危険な事態を引き起こすでしょう。知らぬ間に、銀行預金をすべて盗まれたという事例も、実際に起こっています。
そのため、事前にハードディスクを破壊するか、データ消去ソフトなどを用いて読み取りできない状態にするか、忘れずに行ってください。
3-3.どうやってデータ消去を行うべきか?
個人の場合、自分でデータ消去を簡単に行うことができます。最も手軽にできるのは、データ消去ソフトを使って上書きする方法です。データ消去ソフトで人気があるのは、ターミネーターシリーズまたは完全抹消シリーズの2つとなっています。お使いのパソコン環境に合うものを選ぶか、使いやすさで選ぶ方法もおすすめです。
もう1つのやり方は、ハードディスクを取り外して破壊する方法があります。衝撃を加えて壊すやり方です。破壊そのものは難しいコツなどはありません。しかし、破壊時に破片が飛び散ってケガをする場合もあります。
法人の場合は数が多く、1つずつデータ消去ができないはずです。とはいえ、企業機密保持の観点からデータ消去は必要ですし、完全に読み取れないようにしなければなりません。企業内でデータ消去が難しい場合、専門業者にまとめてデータ消去を依頼すると便利です。物理破壊で完全に壊し、有料で破壊証明書も受け取ることができます。
3-4.データ移行も忘れずにやっておこう
パソコン内のデータは、普段からバックアップを取っておくことをおすすめします。というのも、パソコンの故障やハードディスクの不具合などにより、データの破損や消失などの事故も起こり得るからです。常にバックアップを取る習慣を持つことで、データ移行はとても簡単に行うことができます。外づけハードディスク・USBメモリー・インターネットサーバーなどを利用し、大切な書類やファイルを移行しましょう。
3-5.周辺機器の廃棄について
PCリサイクル法に該当しない、プリンターや自作パソコンなどの廃棄方法は迷うことが多いですよね。プリンターの場合、自治体の粗大ゴミに出すことができます。事前申込制となっており、規定料金を支払ってゴミ処理券を貼りつけ、指定された日時に出しましょう。ただし、企業などが排出する事業系ゴミについては、自治体での回収は行っていません。企業がゴミの排出者として責任を持ち、リサイクルなどを適切に行うことが求められています。ですから、専門業者などを活用し、資源として回収してもらうことにより、ゴミの削減に貢献することが企業としての義務です。自治体のゴミに紛れて入れるようなことは絶対にしてはいけませんん。
自作パソコンの場合、分別がややこしいと感じる方が多いです。とはいえ、自作パソコンも個人情報の取り扱いには十分注意し、データ消去を行ってから廃棄してください。分解できるなら、マザーボードやパーツはリサイクルが求められます。金属資源を取り除(のぞ)いた部品は、自治体ごとに細則は異なるものの、多くは燃えないゴミか粗大ゴミとなるでしょう。分解ができないという場合、専門業者に回収を依頼すると便利です。データ消去も手がけてもらえ、分別など面倒なことも一切必要ありません。
3-6.DELLのパソコン廃棄前に注意すべきこと
データ消去の重要性は、前述にてご理解いただけたかと思います。パソコン内のデータを消すという作業では、初期化を想像する方が多いです。実際に、初期化して捨てているという例もあります。ところが、初期化は出荷時の状態にリセットする作業で、大切なデータを完全に消去したわけではありません。ハードディスクを読み取られない方法でデータ消去を行いましょう。
4.専門業者によるDELLのパソコン回収について
パソコンを専門に取り扱っているリサイクル業者があり、面倒になりがちなパソコンの処分が気軽にできると話題です。専門業者では廃棄よりリサイクルやリユースに力を入れており、資源の再利用や環境保護にも役立つ方法となっています。
4-1.パソコン専門業者による回収とはどのようなもの?
専門業者によるパソコンの回収は、宅配・持ち込み・出張の3つから選ぶことができます。パソコン1台からでも気軽に受けつけており、1回に廃棄する予定が多い企業などは出張が便利です。パソコンダストの宅配は全国対応し、デスクトップ・ノートパソコン・液晶モニターなどと一緒に同梱(どうこん)されているなら、無料で回収をしています。ですから、プリンターやスキャナーといった周辺機器も同時処分が可能です。
自分で廃棄しようと思ったなら、受けつけ手数料などが負担となります。ところが、弊社なら面倒な手間もいらず、費用をかけることなく廃棄が実現できるのがメリットです。数が多くて廃棄に戸惑うときも、出張対応で速やかに処分できます。デメリットがほとんどなく、データ消去も同時にやってもらえて便利だと好評です。
4-2.パソコン専門業者の選び方を知っておこう
パソコンを取り扱う業者は多い中、最良の1社を選ぶのが難しいですよね。上手な専門業者の選び方は、個人情報保護や機密情報漏洩(ろうえい)にかんする意識が高いことや、リサイクル理念をしっかり持っていることを鑑みて行うといいでしょう。
データ流出被害がないよう、データ消去を自社で独自に行っていることも重要です。
廃棄したいパソコンの数が多い場合でも、1つだけ廃棄したい場合でも、丁寧で速やかな回収をしている業者なら、安心して依頼できます。対応の丁寧さは作業の細やかさに反映されるものです。メールでのやり取りもポイントにしてください。
4-3.不良回収業者の見わけ方
無料と聞いて「費用をかけずに処分できるならどこでもいい」と飛びつく方もいます。確かに、リサイクルをきちんとしている業者なら、無料での回収が可能です。良心的で安心できるサービスをしている業者もあるなら、不法投棄やデータ抜き取りを目的に利益を得ようとする悪い業者もあります。見極めは難しいものではなく、リサイクルするために必要な古物商許可番号が与えられている業者を選んでください。
4-4.なぜ無料でパソコン回収が実現できるのか?
弊社では、パソコンや周辺機器のすべてに資源が眠っていると考え、分解した部品は修理に使い、再販する目的を持って取り組んでいます。そのため、ローコストでパソコンを入手することにより、リセールして修理やメンテナンスにかかった費用をやりくりする仕組みが構築されているのです。無料の背景にもきちんとした理由があり、資源を無駄なくリサイクルするのが、弊社が無料回収を謳(うた)う理由となっています。
4-5.パソコン専門業者を利用して廃棄する最大のメリットとは?
専門業者に依頼するメリットは、無料回収該当製品と一緒に同梱(どうこん)することにより、ほかの周辺機器も捨てられることにあります。パソコン廃棄とプリンターなどの粗大ゴミの手配を別にする必要がなく、1回であっという間に処分ができるのです。
また、弊社が取り扱う無料回収該当製品は幅広く、ほとんどのものを引き取っています。自作パソコンも可能です。面倒に感じてしまうデータ消去も同時にできるため、便利でお得な手段となっています。
5.DELLのパソコン廃棄でよくある質問
DELLのパソコンは、ローコスト高品質で企業採用される事例も多いです。たくさん処分しなければならないケースもあり、さまざまな悩みが出てくるでしょう。質問集をご用意しました。悩み解消に役立ててください。
5-1.無料回収を利用する場合は、着払いで発送できる?
弊社での無料回収は、着払いを受けつけております。ただし、日本郵便か佐川急便となるため、発送時はご注意ください。佐川急便では飛脚パソコン便があり、緩衝材がなくても発送できる便利な方法です。
5-2.DELLのパソコンについていたPCリサイクルマークがはがれてしまった
PCリサイクルマークがはがれてしまったというケースは、まれにあります。製品番号や顧客情報をDELLでデータベース化しており、はがれてしまっても問題なくリサイクル可能です。従って、PCリサイクルマークがはがれた製品でも、無償回収の対象となります。
5-3.DELLにリサイクルを申し込んだ後にキャンセルした場合は返金してもらえる?
申し込み後のキャンセルは可能です。すでに、リサイクル料を支払っている場合、キャンセル後の払い戻しとなります。製品引き渡し後は、キャンセルと返金ができないので注意してください。
5-4.無料回収はPCリサイクルマークがなくてもいい?
弊社の無料回収は、PCリサイクルマークの有無に関係なく、該当製品ならすべて無料です。ただし、送料無料となる条件として、箱サイズの規定を設けています。3辺の合計が、日本郵便なら170cm、佐川急便なら160cm以内です。規定サイズより大きなものは、発送時に送料をご負担ください。
5-5.故障や動作不良があるパソコンも無料回収できる?
電源が入らない・液晶画面が映らなくなった・異音がするといったトラブルがある場合でも、該当製品に入っていれば無料回収が可能です。不安に感じている方は、まずお問い合わせでご相談ください。
6.まとめ
いかがでしたか? DELLのパソコンは、受注生産方式を採用しているため、低価格でも高品質なパソコンとして、法人でも導入されています。パソコンは使っていくうちに寿命を迎え、処分を考えなければならないときが来るでしょう。PCリサイクル法に該当するパソコンについては、メーカーによるリサイクル回収義務とされています。リサイクルの申込先・収集運搬業者・リサイクルセンターといった場所を経由し、ようやくリサイクル完了のお知らせを受け取るといった形で、手間と時間を要するものです。「もっと簡単に処分費用をかけずに処分する方法はないか?」という疑問も増え、今やパソコン専門業者による回収へと流れが変わってきています。弊社が選ばれる理由は、無料回収ができる・1回でたくさん処分依頼できる・周辺機器も同梱(どうこん)なら無料で処分などが挙げられるでしょう。
リサイクルは意外と身の回りに関連することです。法律にのっとって適正処理をすることにより、環境保護対策にもつながります。無料回収はとても便利で、出張対応もできるため、法人で数が多い場合にもおすすめです。