食器の収納にはコツがある!? 縦置きで使いやすく収納しよう!
引っ越し・家族構成の変化・衝動買いなど、いろいろな理由で食器はどんどんと増えていきます。気が付くと食器棚が食器でパンパンになっていることも珍しくはありません。パンパンの食器棚は使いづらいですし、破損してしまったりケガしてしまったりする危険もあるでしょう。
そこで、今回は食器の正しい収納知識をご紹介します。
この記事を読むことで食器の収納に関する基礎知識が学べます。知っておくと役立つ情報を厳選してまとめました。
1.食器収納の基本を学ぼう!
まずは食器を収納する際の基本を押さえましょう。
1-1.衛生的な状態を保つ
食器は食べ物を載せるものですから、なるべく衛生的な状態で収納することが重要です。「ちゃんと洗っている」と反論する方もいると思いますが、洗っていてもしっかりと乾燥させていないと衛生的に良くないので気を付けましょう。特に夏場は湿気が残っていると雑菌が繁殖しやすくなります。食器棚自体にカビが生えてしまうこともあるでしょう。ですから、キレイに洗い、しっかり乾燥させてから食器棚に収納することが重要となります。
1-2.安全を重視する
食器を不安定な方法で収納すると、取り出す拍子に落下してしまうリスクがあります。地震などの揺れによって食器が落下する可能性も高まるでしょう。落下すれば食器が割れてしまうだけでなく、ケガをする可能性もあるので特に注意が必要です。
1-3.出し入れのしやすさを意識する
食器は毎日使うものですから、収納時にはなるべく使いやすさを重視する必要があります。使用頻度の高いお皿やコップなどは手前・上、そのほかの食器類は後ろ・下を意識して収納することがポイントです。
2.今日から使える食器収納のアイデア
この項ではすぐにでも取り入れられる簡単な収納アイデアをご紹介します。
2-1.縦に収納する
お皿を食器棚に収納する際、多くの方は平積みにしていると思います。平積みは安定した積み方なので地震などに強いのがメリットです。その代わり、下のお皿が取り出しづらいのが難点となります。そこで、縦置きすることで、どのお皿も取り出しやすくなるわけです。
2-2.縦列法を取り入れよう
コップやグラスなど、同じ種類のものや同じサイズのものがたくさんある小物に有効な方法です。同じ種類の食器を手前から奥に向け、縦1列に並べて収納するようにしましょう。種類ごとに整列するので見た目がすっきりしますし、一目で何が収納されているのかが分かります。また、重ねて収納しないことにより、目的の食器だけを手前から取り出せるので手間泣く出し入れができるのもメリットです。ただし、縦列法は収納できる量が少なくなるので、あまりに数が多い場合には向いていません。
3.食器収納に役立つ便利グッズ
食器の収納に役立つグッズをご紹介します。すぐにでも取り入れられるものを厳選したので、ぜひ活用してみてください。
3-1.ファイルボックス
前述したように、縦置きは便利です。しかし、単純に縦置きするだけだと安定性に欠け、お皿が転がり落ちてしまうリスクがあります。そこで役立つのが、ファイルボックスです。皿のサイズに合うファイルボックスを設置し、種類ごとにお皿を収納していきましょう。縦置きできるので出し入れがしやすいですし、ファイルボックスごといっぺんに食器を出せて便利です。安定性に不安を感じるようなら、両面テープで固定するのも良いでしょう。
3-2.小型ラック・コの字ラック
小さなコの字ラックを食器棚に設置すると、立体的に棚の中のスペースを活用ができます。たとえば、10枚平積みされていたところに2段式のラックを設置すれば、5枚ずつに分けて積むことができるようになるのです。5枚になれば出し入れが簡単になるでしょう。また、棚の奥にコの字ラックを設置してその上に食器を乗せておけば、棚の奥からも取り出しやすくすることができます。
3-3.トレーやカゴを上手に活用する
コップ・フォーク・スプーン・ナイフ・箸などはじかに食器棚に入れるより、種類ごとにトレー・カゴに入れてから収納するようにしましょう。こうすればどこに何があるのかが分かりやすくなりますし、出し入れもより簡単になります。
4.不要な食器の手放し方
次は食器を処分する際に押さえておきたいポイントや実際の処分方法などについてご紹介します。
4-1.残すか捨てるかの判断基準はどうする?
要・不要の基準としては以下のようなものが例として挙げられます。
- あまり使っていない
- 欠けやヒビがあるか
- 来客用に必要か
最も重視すべきなのは現在役に立っているかどうかです。たとえば、1回の食事で使う大皿の枚数は1~3枚程度だと思います。であるならば、5枚も10枚も持っていてもあまり意味はありませんよね。調べてみると長期間使っていない食器、あるいは代用ができる食器は数多くあるはずです。あまり役立ちそうにない食器は積極的に処分しましょう。また、状態の悪い食器(欠け・ヒビのあるものなど)は処分してください。なお、お客様用の食器なら、普段使わないものでも処分せず残して構いません。
4-2.処分・買取に出す方法は?
処分・買取の方法には主に以下の方法があります。
- 自治体回収
- 不用品回収業者
- リサイクルショップ
- 寄付
自治体回収では不燃ゴミなどとして処分することになります。不用品回収業者では基本的に有料で引き取ってもらうことになりますが、食器の価値によっては買取してもらえる場合もあるので注意しましょう。リサイクルショップでも食器を売ることはできますが、欠けたものやヒビの入ったものは引き取ってもらえないことが多いので気を付けてください。また、特定の団体に申し込んで寄付することも可能です。しかし、食器は拒否されることも多いので、詳しくは寄付団体に相談しましょう。
4-3.業者を利用する際には騙(だま)されないように注意しよう!
不用品回収業者の中には悪徳業者が紛れていることがあります。悪徳業者に引っかからないためにも、必ず複数の業者を比較検討しましょう。また、悪徳業者の多くは飛び込み営業を行ってきます。アポイントメント無しに突然押しかけてくる業者は利用しないようにしましょう。
5.食器の収納に関するQ&A
最後に食器の収納に関してよく寄せられる質問とその回答をご紹介します。
Q.不要な食器を選別したが、自治体回収のタイミングを逃してしまいました。おすすめの処分方法は?
A.おすすめは不用品回収業者の利用です。弊社では食器類の無料回収を行っています。宅配で送るだけなので手間もかかりません。また、直接持ち込むことも可能です。ぜひご利用ください。
Q.平積みと縦置きはどっちがおすすめですか?
A.使いやすさから考えると縦置きをおすすめします。ただし、基本的に平積みのほうが収納量が多いので、食器の数が多い場合には平積みをしましょう。
Q.業者見積もりの費用はどのぐらいですか?
A.一概には言えませんが、多くの業者は見積もりを無料で出していますので安心してください。不安な方は電話・ホームページなどで確認しましょう。
Q.トラブルが起きたときの相談先はありますか?
A.業者とトラブルになったら、まずは国民生活センター(消費生活センター)に相談しましょう。消費活動に関する無料の相談センターです。
Q.処分にはどのぐらいの費用がかかりますか
A.不燃ゴミや金属ゴミならば無料ですが、粗大ゴミ扱いならば1枚当たり200円~300円が相場です。業者に頼む場合は、さらに基本料やオプション料などがこの金額に上乗せされます。
まとめ
今回は食器の収納にまつわる情報をご紹介しました。食器の収納にはいくつかのセオリーがあります。また、ファイルボックスやトレーなどのアイテムを活用したり、縦列法などのテクニックを駆使したりすることで使いやすく収納することが可能です。毎日使うものだけに、この記事を参考にしてしっかりと収納を成功させてくださいね。