タブレットの処分方法は? 一番お得で簡単に処分するコツを教えます!
「タブレットを買い替えたいけど、古いものはどんな方法で処分すればよいのだろう」「まだ使えるタブレットを買取に出すにはどうすればよいか」とお考えでしょうか? 買い替えなどで不要になったタブレットを処分したくても、どこにどんな方法で依頼できるのかよく分かりませんよね。それに、まだ使える状態のタブレットは買取してもらえるかも気になることでしょう。
そこで今回は、タブレットの処分について詳しく解説します。
この記事を読むことで、タブレットを処分するときのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.タブレットを処分する前の準備
最初に、タブレットを処分する前の準備について見ていきましょう。
1-1.大切なデータを移行・消去する
タブレットを処分する前に、大切なデータを別の場所に移行し保存しておきましょう。個人で作成した画像や住所録などは、本体を初期化すると消えてしまいます。タブレットのデータを移行するには、外付けハードディスクやメモリーカードなどの記録メディアのほか、オンラインストレージを利用することもおすすめです。いずれも、移行先のデータ保存容量に十分な余裕があることを確認してから作業してください。
1-2.タブレットを初期化する
大切なデータを移行できたら、タブレットを初期化しましょう。タブレットは、初期化することで内部データがすべて消去され、工場出荷時の状態に戻すことが可能です。初期化の方法は、操作マニュアルやメーカーのホームページなどで確認できます。タブレットを初期化するときは、本体をフル充電にし、かつ、電源に接続した状態で行いましょう。途中で充電が不足したりなくなったりすると、初期化が不完全な状態で終わってしまいます。最悪の場合、故障して初期化ができなくなることもあるので注意してください。
1-3.ユーザー登録を解除する
タブレットを処分する前に、メーカーや販売店のユーザー登録を解除することも必要です。ユーザー登録を解除することで、所有者情報を残さずに済みます。特に、タブレットを買取に出す場合は、次の所有者のためにも忘れずに手続きしておきましょう。ユーザー登録を解除する方法は、メーカーや販売店のホームページなどを参考にしてください。
2.タブレットの処分方法
不要になったタブレットを処分するにはどんな方法があるか詳しく解説します。
2-1.自治体回収に出す
タブレットは、自治体回収に不燃ゴミなどで出すと無料で処分してもらえるところもあります。自治体ごとの回収ルールに沿って、マナーを守って出してください。自治体にゴミとして出す場合は、廃棄処分になるのが一般的です。また、多くの自治体では、タブレットを小型家電リサイクル法の対象家電に指定しています。小型家電リサイクル法に沿って処分するには、自治体や商業施設に備え付けてある専用回収ボックスに投入してください。小型家電として処分する場合も、処分費用は無料です。なお、小型家電リサイクル法に沿って処分する場合は、回収後に再資源化されて有効活用してもらえます。
2-2.知人に譲る
不要になったタブレットでも、まだ十分使える状態のものは、知人に譲ることも考えてみましょう。特に、タブレットを使ったことがない人や子どもがいる人なら、喜んで引き取ってもらえる可能性があります。必ずしも引き取り先が見つかるとは限りませんが、もらってくれそうな人に声をかけてみてください。
2-3.販売店やメーカーの引き取りや下取りを利用する
不要になったタブレットは、販売店やメーカーの引き取りや下取りサービスを利用して処分することもできます。このサービスは買い替えの場合に限定されますが、古いタブレットを同時に処分できて便利です。残念ながら、引き取りや下取りだけで依頼することができないので注意しましょう。
2-4.不用品回収業者に処分してもらう
不要になったタブレットは、不用品回収業者に処分してもらうこともできます。タブレットは小型なので、宅配回収を利用できる業者に依頼すると便利です。なお、当パソコンダストでも、不要になったタブレットの処分をお受けしています。当社指定の宅配便にて着払いで送付いただければ、宅配便の送料およびタブレットの処分費用共に完全無料となり大変お得です。タブレットと同梱(どうこん)いただければ、そのほかの有料回収対象品も無料で処分できるので、ぜひご活用ください。
3.買取対象になるタブレットの条件は?
買取対象になるタブレットの条件を詳しく見ていきましょう。
3-1.不具合や故障がない
買取対象になるタブレットの条件として、不具合や故障がないことが大前提になります。買取後は中古品として再販されるため、不具合や故障があるものでは買い手が付きにくいからです。そのため、査定時には不具合や故障の有無を厳しくチェックされます。特に、液晶画面に不具合や故障があるものは、ほぼ買取不可になるでしょう。
3-2.人気メーカー品
人気メーカー品のタブレットなら、買取してもらえることが多いでしょう。タブレットの中古市場で売買されるのは、人気メーカーの機種が大半となっています。特に、AppleのiPadシリーズは群を抜いて人気が高く、高額査定が出やすいでしょう。一般的には、2世代以上前の旧機種は買取価格が付かないか低いことが多い中、AppleのiPadシリーズはほかのメーカー品より有利に買取してもらいやすくなっています。
3-3.外観に目立つ汚れや傷などがない
外観に目立つ汚れや傷がないことも、買取対象になるタブレットの条件です。タブレットは直接手に持って使うものなので、目立つ汚れや傷を気にする人が多くいます。そのため、中古市場では汚れや傷が目立つものは需要がありません。特に液晶画面に目立つ傷がある場合、業者によっては買取不可になることがあります。
3-4.購入時の付属品がそろっている
購入時の付属品がそろっていることも、タブレットの買取条件です。タブレットの付属品には、主に以下のようなものがあります。
- 充電ケーブル
- AC電源アダプター
- SIMカード取り出し用ピン(回線契約版だけに付属)
- 操作マニュアル
- 購入時の内箱・外箱
付属品が欠品していたり状態の悪さが目立っていたりするタブレットは、査定時に減額対象となるか、買取不可になることもあるので注意しましょう。
3-5.年式が新しい
年式が新しく使用感が少ないタブレットは、業者で買取してもらえる可能性が高くなります。年式が新しく高性能・高機能であれば、中古品でも長く使えるからです。人気メーカーで年式が新しい機種は、そのほかの条件しだいでは新品の半額以上の金額で買取してもらえることもあります。特に、購入後1年以内のタブレットは高額買取が期待できるでしょう。
4.タブレットを買取に出す方法
タブレットを買取に出す方法を詳しく見ていきましょう。
4-1.デジタル機器買取専門業者に売る
不要になったタブレットは、デジタル機器買取専門業者に売ることができます。デジタル機器買取専門業者では、豊富な種類のタブレットを取り扱っていて専門知識に詳しいことなどが特徴です。買取対象となるメーカーや機種が多いことや、査定の際に専門知識に基づいて細かくチェックしてもらえる点がメリットになります。ただし、専門知識が豊富なために査定が厳しく、想定より安い価格を提示されることがあるので注意しましょう。また、買取専門なので、買取不可の場合はそのまま引き取り処分を依頼することもできません。
4-2.リサイクルショップに売る
リサイクルショップでも、不要になったタブレットを買取してもらえます。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭にタブレットを持ち込むか、宅配便などで送付して査定を受けましょう。買取可能で提示金額に納得できる場合は、売却に同意することを業者に伝えて代金を受け取ってください。なお、リサイクルショップは査定金額が安いことが多く、買取不可となった場合は引き取り処分も依頼できないことがデメリットです。
4-3.不用品回収業者に買取してもらう
不要になったタブレットは、不用品回収業者に買取してもらうこともできます。買取を希望するときは、業者に査定を依頼してください。提示金額に納得できる場合は、改めて買取を依頼しましょう。なお、不用品回収業者に依頼すると、万が一買取不可になった場合でもそのまま引き取り処分を依頼できるため、無駄な手間がかかりません。ただし、引き取り処分を依頼する場合は、別途回収費用がかかることがあります。
4-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する
不要になったタブレットは、ネットオークションやフリマアプリに出品して売ることも可能です。リサイクルショップなどで買取不可になったものでも出品でき、好きな価格を設定できるなどのメリットがあります。タイミングがよければ、早期落札もあり得るでしょう。ただし、なかなか落札されないことがある、こん包や配送の手間がかかる、クレームや支払い遅延が多いなどのトラブルも多くあります。普段からよく出品しており、取り引きの手続きに慣れている人に向いている方法です。
5.タブレットを高く買取してもらうポイント
タブレットをなるべく高く買取してもらうポイントを詳しく見ていきましょう。
5-1.外観をキレイにクリーニングする
タブレットをなるべく高く買取してもらうには、外観をキレイにクリーニングしておくことが大切です。タブレットは直接手に持ち画面に触れて使うため、指紋や手あかで汚れています。タブレット専用クリーナーやクリーニングクロスなどを使用して、汚れをやさしく拭き取りましょう。表面に固いものが付着したまま拭くと傷になるので十分に注意してください。なお、イヤホンや充電ケーブルの接続端子などにもホコリがたまっていることが多いので、忘れずに取り除いておきましょう。
5-2.欠品している付属品を買い足すと有利な場合もある
場合によっては、欠品している付属品を買い足すことで、査定金額がプラスになることがあります。特に、充電ケーブルやAC電源アダプターなど、通常使用に必要不可欠な付属品が欠品しているときに有効な方法です。まずは、欠品している付属品を買い足した場合と欠品のままにした場合とで、業者の査定金額にどれだけ差が出るかを調べてみてください。差額が大きな場合は、付属品を買い足したほうが有利になることが多くなります。中古品でも状態のよいものが安く出品されていないか、ネットオークションやフリマアプリなどで探してみるとよいでしょう。
5-3.不要になった時点で買取に出す
タブレットが不要になった時点で、なるべく早く買取に出すことも大切です。タブレットの買取は年式が新しいものほど有利になります。そのため、買取に出すタイミングが遅くなると年式が古くなることから、査定金額が下がってしまうことが多いのです。場合によっては、買取に出すタイミングが遅れたために数千円以上も査定金額が下がることもあります。
5-4.タブレットの買取を強化している業者に売る
タブレットの買取を強化している業者に売ることもポイントです。タブレットの査定基準は、業者によって大きく異なります。複数の業者に査定を依頼し、最も高い金額を提示した業者と正式に取り引きするのもおすすめです。また、期間限定キャンペーンなどで査定金額がアップすることもあるのでチェックしてみましょう。タイミングがよければ1台数千円程度高く買取してもらえることもあります。
6.タブレットの処分に関するよくある質問
最後に、タブレットの処分に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.液晶画面が割れたタブレットを処分するときの注意点は?
A.割れた破片などで思わぬケガを防ぐためにも、以下の手順を参考にして安全に処分できるようにしておきましょう。
- 割れた部分が隠れるようにダンボール紙や古新聞紙でカバーする
- ビニールテープでしっかり固定する
- ダンボール紙や古新聞紙の上からマジックで「画面割れあり注意」と書いておく
Q.回線契約中のタブレットを処分するときの注意点は?
A.まずは、回線契約の内容を確認し、必要に応じて解除もしくは機種変更の手続きを進める必要があります。解除や機種変更の手続きをせずに処分した場合、無駄な契約料を支払い続けることになるほか、契約者情報などの重要な個人情報が流出する原因になるので注意してください。
Q.タブレットの付属品を処分する方法は?
A.素材によって、自治体回収に可燃ゴミや不燃ゴミなどで出すことができます。充電ケーブルやAC電源アダプターなどは、自治体により小型家電リサイクル法の対象品目として処分することも可能です。
Q.まだキレイで使える状態でも買取不可になるパターンは?
A.たとえば、無名メーカー品や海外製の粗悪品、年式が古過ぎるなどの場合は、キレイで十分に使える状態のものでも買取不可になることが多いでしょう。中古市場でほとんど需要がないため、業者で買取しても不良在庫になりやすいからです。
Q.古いタブレットを無料で回収してもらえる理由は?
A.タブレットには、レアメタルなど資源価値が高い素材が使われているからです。再販や再資源化すれば無料で回収しても十分な利益が得ることができることから、業者が積極的に回収しています。
まとめ
今回は、タブレットの処分について詳しく解説しました。買い替えなどで不要になったタブレットは、自治体回収に不燃ゴミや小型家電として出す、メーカーや販売店の回収サービスを利用するなどさまざまな方法で処分できます。また、状態のよいものは買取に出すことができる場合があるので調べてみるよいでしょう。なお、タブレットの処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。中には、指定宅配便の着払い利用により、無料で処分できるところもあるのでチェックしてみてください。