ケーブルの処分方法を知りたい!3つの方法・注意点を徹底解説
パソコンやテレビ・オーディオなど電気機器に必要なのが「ケーブル」です。バッテリーやパソコンにケーブルをつないで充電する方は多いでしょう。要らないケーブルを処分する際、一体どうやって処分すればいいのかわからなくなりますよね。ケーブルの処分は多くの人が頭を抱えるものです。最近は、ごみの分別化がすすんできているため処分が厳しくなっています。不用意に捨てるとトラブルの原因になるので要注意です。
そこで、本記事ではケーブルの廃棄方法や注意点など詳しく説明します。
この記事を読めば、ケーブルの正しい処分方法とポイントがわかります。ケーブルの処分方法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
1.ケーブルとは?
ケーブルの処分について知る前に、ケーブルとは何なのか基本情報を知ることが大切です。ケーブルのことを理解すれば、適切な処分方法もわかりやすくなります。
1-1.どんなものか
ケーブルとは電気絶縁物でおおった電線のことです。鉄線や鋼線を使ったものは鉄索(てっさく)・鋼索(こうさく)と呼び、区別しています。通信用のケーブルには鋼線や光ファイバーを使用することが多いです。主に、海底ケーブルやケーブルテレビに使用されています。ケーブルといっても適用される場所や使用目的によって、素材・線の種類が異なるのです。
1-2.種類
私たちにとっての身近なケーブルといえば、「パソコンに付属しているケーブル」や「テレビ・オーディオにつなぐケーブル」ですよね。おそらく、家庭から出る不要なケーブルも、この2つになるでしょう。それぞれ、どんなケーブルなのか詳しく見ていきたいと思います。
1-2-1.パソコン
購入するパソコンによって多種多様なケーブルがついてきます。代表的なケーブルといえば、「LANケーブル」と「USBケーブル」です。LANケーブルはインターネットを回線する際にパソコンとルータをつなぎます。USBケーブルはマウスやキーボードなど、パソコンと併用して使うためにつなぐものです。最近は無線タイプが登場しているため、不要になったケーブルが出てくるでしょう。
1-2-2.テレビ・オーディオ
テレビ・オーディオにつなぐケーブルも家庭で使う代表的なケーブルです。テレビとビデオカメラやゲーム機をつないだり、オーディオ類同士をつないだりするときに使います。ほとんどの家庭に‟3色ケーブル”があるはずです。赤・黄・白にわかれている3色ケーブルはそれぞれ違う役割を持っています。黄色は映像を送る端子・赤白は音声を送る端子です。テレビ・オーディオケーブルの使用は非常に幅広く、あらゆる場所で使用されています。
1-2-3.そのほか
ほかのケーブルとしては、楽器とアンプをつなぐケーブルが挙げられるでしょう。家庭でよく使用されるものの中には、携帯電話やスマートフォンの充電器ケーブルもあります。新しい機種に変更するとケーブルも変わるので要らないケーブルが増えるはずです。家庭にはたくさんのケーブルが使われていることがわかります。
2.ケーブルの処分~ゴミとして出す場合
それでは、ケーブルの処分方法について見ていきましょう。ここでは、自治体のゴミとして捨てる方法を詳しく説明します。
2-1.何ゴミか?
自治体でケーブルを処分する際、ほとんどの方がごみの分類に悩むでしょう。ケーブルはほとんどの自治体で「不燃ごみ」に分類されています。ケーブルを燃やすと有害物質が発生するため、絶対に燃えるごみに分類してはいけません。ただし、アダプターなどがついているケーブルなどは別のごみに分類される可能性があります。また、長く太いケーブルは粗大ごみに分類されるでしょう。ケーブルの長さや太さによって種類が異なるため、処分前に必ず自治体のホームページを確認してください。
2-2.自治体による捨て方
何ゴミになるかによって捨て方が変わります。燃えないごみの場合は、専用の袋に入れてください。粗大ごみの場合は、粗大ごみシールを購入して貼りつけた後、指定場所まで運びます。自治体によっては事前予約が必要になるところもあるので注意しましょう。自治体のルールをきちんと把握することが大切ですね。
2-3.小型家電回収ボックスについて
自治体の中には「小型家電回収ボックス」を設置しているところがあります。小型家電回収ボックスとは、ケーブルや小型ゲーム機・携帯電話など小型家電を無料回収するボックスのことです。公共施設や役所などに設置されているので確認してください。
2-4.注意点
迷った場合は勝手に判断するのではなく、役所の人に電話で尋ねてみてください。不用意に捨ててしまうと、不法投棄とみなされトラブルになる恐れがあります。処分しても回収してもらえないので、事前に確認したほうが安心です。
3.ケーブルの処分~リサイクルする場合
まだ、使用できる状態のケーブルならリサイクルにまわすことができます。ケーブルをリサイクルする場合の方法や注意点など説明しましょう。
3-1.ケーブルのリサイクル
「ケーブルは売れないだろう…」と勝手に思い込んでいませんか?実は、ケーブルの中でも売れるものがあるのです。ケーブルの買取をおこなっているお店は多く、条件をクリアすれば処分費用ゼロでケーブルを手放すことができます。また、欲しがっている人にケーブルを再利用してもらえるので一石二鳥です。売れるケーブルと売れないケーブルがあるので、その区別をきちんと把握しておきましょう。
3-1-1.売れるケーブルは?
LANケーブルやUSBケーブルなどどんなケーブルでも状態が良ければ売ることができます。ケーブルの買取に大きく影響するのは、種類よりも「状態」です。たとえば、ケーブルに穴があいていたり、接続部分が柔らかくなったりしているとそれだけで買取価格が下がります。お店の中には新品に近い状態でないと買取NGになるところもあるのです。状態が悪ければ悪いほど古いものと判断されます。
3-1-2.買取価格
ケーブルを買取に出す際、気になるのが‟買取価格”ですよね。買取価格は状態によって異なります。新品状態に近いケーブルや有名メーカーのケーブルであれば、およそ5,000円~8,000円で買い取ってもらえるでしょう。ケーブルのメーカーで人気があるのは、オーディオマニアに人気のある‟ANTELOPE”や銀を吸った商品が多い‟AugLine”、ドイツメーカーの‟Inakustik”です。プロの現場でも重宝されているケーブルは高値がつきやすいでしょう。ただし、古いLANケーブルなどは1本10円~50円という低い価格がつく可能性があります。
3-1-3.買取できないものについて
買取できないケーブルは、壊れていて使えないものです。再販売・再利用ができないケーブルは価値がありません。そのため、ほとんどのお店で買い取ってもらえないでしょう。自分で買取価格をつけて販売できるネットオークションを利用しても、壊れているケーブルは買い手がつきません。
3-2.どこでできるか
ケーブルのリサイクルができるのは、主に「リサイクルショップ」と「回収業者」です。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
3-2-1.リサイクルショップ
リサイクルショップでは、あらゆる品物の買取をおこなっています。ケーブルもその1つであり、再販売できる状態であれば買い取りしてくれるでしょう。買取OKなら費用をかけずに処分できますが、買取不可の場合は持ち帰らなければなりません。ほとんどのリサイクルショップは回収までおこなっていないため、ほかの方法で処分するほかないでしょう。
3-2-2.回収業者
壊れているケーブルを処分したい場合、回収業者を利用してください。実績・経験が豊富な回収業者は対応が早く、迅速に処分してくれます。特に、パソコンダストでは「無料回収」をおこなっているので費用ゼロで処分が可能です。中古品の再販売・貴重な資源の再利用を積極的にしているため無料回収ができます。無料回収の理由がハッキリしている業者なら、安心して依頼できるでしょう。
3-3.注意点
ケーブルをリサイクルする前に、‟通電”を確認してください。表面は問題がないように見えていても、電線に問題が起きている可能性があります。通電できないケーブルは買取不可です。また、ケーブルの種類や購入時期もきちんと把握しておくと、業者スタッフも査定しやすくなります。
4.ケーブルの処分~リサイクル回収業者の選び方
リサイクル回収業者に依頼することもケーブルの処分方法の1つです。リサイクル回収業者を選ぶポイントから注意点まで詳しく説明しましょう。
4-1.選ぶポイント
ケーブルの回収をおこなっているリサイクル回収業者は多数存在しています。中には悪徳業者もあるので、慎重に選ばなければなりません。選ぶ重要ポイントとしては、「処分費用」です。できるだけ費用を抑えるためにも、回収費用が安いところを見つけましょう。
また、「サービス内容」にも注目してください。業者によってサービス内容は異なります。送料無料やデータ消去などサービスが充実している業者は経験豊富で、知識の高さも持っているものです。知識を豊富に持っている業者は、丁寧な対応をするので安心して依頼できます。特に、パソコンダストは豊富な経験と知識を持つスタッフが在籍しており、無料回収を実施している業者です。どんな質問にも丁寧にお答えしているので、わからないところがあればぜひお問い合わせください。
4-2.回収方法
パソコンダストにおける回収方法は「宅配回収」「持ち込み回収」「出張回収」の3点です。宅配回収は自分のペースで処分したい方に最適な方法でしょう。用意したダンボールに回収してもらいたい品物を入れて店舗に送るだけです。
店舗が近くにある方は、直接持ち込む「持ち込み回収」を選ぶこともできます。運ぶのが面倒・遠いところに住んでいる方は「出張回収」がおすすめです。出張回収は業者スタッフが依頼者の家に伺い、回収します。自分の状況やライフスタイルに合った回収方法を選びましょう。
4-3.引き取り手数料
引き取り手数料は業者によってかかるところとかからないところがあります。手数料が必要な場合、ケーブルの処分におよそ1,000円~かかるでしょう。処分費用をかけたくない方は、ぜひパソコンダストをご利用ください。パソコンダストでは「無料回収」をしています。
4-4.注意点
業者選びで注意してほしいのが、「丁寧な対応」です。優良業者はどんな質問にも丁寧に答えます。悪徳業者は適当に答えを受け流すなど接客態度が悪いです。
また、「無料と聞いていたのに後で費用を請求された」などトラブルが起きています。無料回収に不安を抱いている方は多いですが、きちんと理由が明確になっているかどうかがポイントです。優良業者は無料回収ができる「理由」を明確にしています。しかし、悪徳業者は理由を明確にしていません。そこが、優良業者と悪徳業者の見極めポイントになるでしょう。
5.ケーブルの処分に関するよくある質問
ケーブルの処分にかんしてよくある質問を5つピックアップしてみました。ケーブル処分を考えている方はぜひチェックしてください。
Q.パソコンと一緒に回収してくれるのか?
パソコンなどほかの電子機器と一緒に回収可能です。リサイクルマークがついているパソコンは自治体で処分できないため、ぜひ回収業者を利用してください。
Q.パソコンと一緒に処分する際の注意点
パソコンの中には個人情報や写真・ファイルなどのデータが含まれています。データを完全消去せずに処分すると、データが流出する恐れがあるのです。そのため、必ずデータを削除してください。削除方法がわからない方は、業者のデータ消去サービスを依頼しましょう。
Q.LANケーブルとUSBケーブル、どちらのほうが需要は高いか?
無線が主流になりつつある現代、ケーブル自体の需要が低くなってきています。どちらかというと、USBケーブルのほうが需要は高いです。USBケーブルは周辺機器アクセサリーとして使用することが多いため、高価買取が期待できます。
Q.ケーブルを高く売るコツは?
ケーブルを高く売るコツは、付属商品と一緒に売ることです。USBケーブルならつなぐキーボードやマウス、LANケーブルならパソコンになるでしょう。セットにして売ることで高価買取が期待できます。
Q.回収してもらったケーブルはどこへいくのか?
パソコンダストでは回収後、使用できるものを再販売しています。また、再販売できない商品でも資源を活用しているのでご安心ください。資源を無駄にせず再利用へまわしているからこそ、無料回収が可能になっているのです。
まとめ
ケーブルの処分方法に悩みますが、きちんと方法を把握しておけば自分に合った方法で処分できます。誤った情報や知識はトラブルの原因です。ケーブルが何なのかきちんと把握して、「自治体」「リサイクルショップ」「回収業者」といずれかの方法で処分してください。