眼精疲労だけじゃない!長時間パソコンを使うことによる5つの影響

仕事で1日中パソコンを使う人も多いでしょう。
長時間パソコンに向かっていると、体調不良の原因になります。
「パソコン病」という言葉をご存じでしょうか?
パソコンを使った作業を長時間続けることで現れる症状のことを言います。
パソコンを長時間使用することで、目だけでなく、手や肩、腰に大きな負担を与えることになるのです。
最近は、精神的な負担についても注目度が高まっています。
「仕事で1日中パソコンを使っている」「パソコンを長時間使うことの影響を知りたい」「悪影響を避けるためにはどうしたらよいのか?」

そんな人たちのために、長時間パソコンを使うことのリスクや悪影響を防ぐための方法をまとめてみたいと思います。

  1. 長時間パソコンを使うリスク
  2. パソコンによる悪影響を防ぐ方法
  3. まとめ

1.長時間パソコンを使うリスク

パソコンを長時間使っていると、心身にさまざまな悪影響を及ぼすことになります。
そのリスクを具体的にご紹介しましょう。

1-1.眼精疲労やドライアイ

長時間パソコンを使っていると、目に大きな負担を与えることになるでしょう。
目の疲れや痛み、乾きを感じる人は多いはずです。
その理由は、パソコン画面の明るさやブルーライトの影響だけでなく、集中して作業することでまばたきの回数が減ることにも関係しています。

1-2.睡眠障害

パソコンが発する光は、太陽の光にも含まれているブルーライトです。
人間は、朝にブルーライトを浴びることで目覚め、夜になると眠くなります。
昼夜問わずパソコンが発するブルーライトを浴びることによって、その生活リズムが崩れてしまうのです。
体内時計がおかしくなると、睡眠障害を引き起こしやすくなります。

1-3.手のしびれやストレートネック

最近は、長時間のパソコン作業によるけんしょう炎も増えてきています。
手の指や手首、ひじに痛みや動かしにくさを感じたら、けんしょう炎である可能性が高いでしょう。
また、長時間同じ姿勢でいることで、首がまっすぐな状態になってしまう「ストレートネック」を引き起こす場合もあります。
ストレートネックを発症すると、肩こりや頭痛の原因になるでしょう。

1-4.電磁波過敏症

パソコンから発生する電磁波の影響で、電磁波過敏症の症状を訴える人も少なくないでしょう。
電磁波過敏症とは、電磁波に反応してめまいや吐き気、不眠症などのさまざまな不調が現れることを言います。
悪化すると、呼吸困難や筋肉の麻痺(まひ)などを訴える人もいるのです。
もちろん、パソコン以外にもさまざま家電から電磁波は発生しています。
しかし、パソコンは特に体の近くで使用するもの。
その影響について、慎重に考えなければなりません。

1-5.薄毛にも影響が

パソコンを長時間使用することは、薄毛の原因になる可能性があるということも分かっています。
眼精疲労や肩こりが原因で血液の流れが悪くなり、頭皮の血流にも影響するでしょう。
頭皮の血行不良は、薄毛を招く原因になります。
また、眼精疲労が原因で血液やリンパ液の循環が悪くなり、頭皮が硬くなることも、抜け毛や薄毛につながるでしょう。

2.パソコンによる悪影響を防ぐ方法

悪影響を防ぐためには、パソコンの長時間使用をやめるのが一番です。
しかし、仕事でパソコンを使う場合、そういうわけにはいきませんよね。
悪影響を防ぎながらパソコンを長時間使用するには、一体どうしたらよいのでしょうか。

2-1.時々パソコンから目を離す

パソコンを長時間使用していると、眼精疲労が起こります。
その原因は、まばたきの減少による「目の乾燥」です。
パソコンの画面を凝視しているときはまばたきが減少しがちで、涙の蒸発量が増えることになります。
目を保護する涙が減ることで、目が傷つきやすくなるのでしょう。
パソコンを長時間使用するときは、時々パソコンから目を離し、目の乾燥を防ぐようにしなければなりません。
目薬を使用して目に水分を補給するのもおすすめです。
最近は、ブルーライトから目を保護する機能を持った目薬も注目を集めています。

2-2.1時間に10~15分ほど休息時間をとる

長時間同じ姿勢でパソコンを操作することで、目や首、肩、腕に痛みを感じる場合があります。
1時間に10~15分ほどは休息時間をとりましょう。
その際は、次のことを試してみてください。

  • リラックスして遠くの景色を眺める
  • 軽い運動で体をほぐす

こうすることで、負担を軽くすることができます。

2-3.ブルーライトカット眼鏡を使用する

パソコンを長時間使用する際はもちろん休憩も必要ですが、同時にブルーライトをカットする眼鏡を使用し、ダメージを減らすことをおすすめします。
パソコンから発生するブルーライトは、太陽の光に含まれているものに比べると微量です。
しかし、毎日長時間その影響を受け続けていると思うと心配になりますよね。
ブルーライトカット眼鏡は、手軽なブルーライト対策として注目を集めているのです。

2-4.正しい姿勢を知る

パソコンを操作しているときは、長時間同じ姿勢になりがちです。
首や肩にかかる負担を少なくするために、正しい姿勢でパソコンに向かうようにしましょう。
イスの高さは、足の裏や床につき、足首、ひざ、股関節が90度になるように調節します。
背筋を伸ばして座り、ひじを90度に曲げた位置に机の高さがくるようにしてください。
パソコン画面の高さ調節も重要です。
見上げる視線になると目が乾きやすくなるため、目線が少し低くなるように設置しましょう。
目と画面を50cm程度離すのが目安です。
キーボードを打つ際は、手首とキーボードがまっすぐになるように心がけてください。

2-5.家ではパソコンを使わない

仕事で長時間パソコンを使う人は、家に帰ってからはできるだけ使用しないようにしましょう。
目や体を休めることが大切です。
「家にパソコンがあるとつい使ってしまう」という人は、手放すことも検討してみてください。
昔はパソコンがないのが当たり前の時代でした。
「パソコンがないと生活できない」という状態になる前に、パソコンから遠ざかる努力をする必要があるのではないでしょうか。
パソコンを処分する際は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
宅配で回収を受け付けている不用品回収業者なら、自分でパソコンを持ち運ぶ必要もありません。
ぜひチェックしてみてください。

3.まとめ

長時間パソコンを使用する影響についてご紹介しました。

  • 長時間パソコンを使うリスク
  • パソコンによる悪影響を防ぐ方法

「1日中パソコンを使っている」「長時間パソコンを使用することによる影響を知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。