ダンボールはどうやって処分するのがお得? ルールを守って賢く捨てよう
引越しの際にはダンボールが大量に発生します。事務所の引越しともなると、何十個ものダンボールが出てしまうでしょう。困るのは処分方法ですよね。どうやってダンボールを処分するのが、一番簡単でお得なのでしょうか。「引越しで出たダンボールの処分方法を知りたい」「どこに依頼すればダンボール回収をしてもらえるのか?」「燃えるゴミには出せないの?」
そんな人たちのために、ダンボールの処分方法についてご紹介します。
1.燃えるゴミでは出せない理由
「ダンボールをどのように捨てたらいいのか分からない」という人は多いでしょう。「燃えるゴミの日」「燃えないゴミの日」と同じように「ダンボールの日」というのがあれば分かりやすいですよね。しかし、そのように指定しいない自治体がほとんど。ダンボールは見てのとおり焼却できる素材なので「燃えるゴミ」として捨てられると思っている人も少なくありません。
ダンボールは古紙やペットボトル同様にリサイクルが可能です。そのため、燃えるゴミではなく「資源ゴミ」として回収している自治体が多くなっています。資源ゴミの出し方は自治体によって異なりますが、ルールを守って捨てる必要があるでしょう。大量のダンボールを一度に出すのはルール違反です。
なるべく小さく折りたたみ、数回に分けて捨てるようにしましょう。市役所のホームページやパンフレットに記載されている「ダンボールの出し方」を、しっかり確認してみてください。
2.ダンボールの処分方法
「資源ゴミの日までダンボールをそのままにしておきたくない」という場合、ほかにはどんな処分方法があるのでしょうか。
2-1.引越しで出たダンボールは引越し業者に引き取ってもらう
最近は「ダンボール回収」をオプションとして用意している引越し業者も増えているようです。引越し作業後もしくはその翌日に、使用済みのダンボールを引き取りに来てくれるでしょう。ただし、引越し業者のダンボール回収サービスを利用する際は、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。
たとえば、その引越し業者のロゴが入ったダンボールしか回収していない業者もあるようです。また、事前にダンボールを無料配布している引越し業者の場合、使用済みダンボールの回収料金が引越し料金に含まれていることもあります。
具体的なことをしっかりと確認した上で、回収サービスを利用してください。引越しの際に出た大量のダンボールは、引越し業者に引き取ってもらうのが一番便利です。引越しと同時にダンボールを処分して、一気に新居をスッキリすることができます。自分でダンボールを処分せずに済む分、引越し後の作業に専念できるでしょう。
2-2.古紙回収業者に回収してもらう
古紙回収のアナウンスをしながら町中を回っている古紙回収業者なら、ダンボールを無料で回収してもらえる可能性があります。古紙回収業者にとってダンボールはお金になる資源です。引越しで発生した大量のダンボールでも、喜んで引き取ってくれるでしょう。
2-3.大量のダンボールは不用品回収業者に依頼
大量のダンボールを処分するには少々手間がかかります。まとめるのも一苦労なので「面倒でついそのままにしてしまった」という人も多いでしょう。資源ゴミ捨て場やリサイクルセンターまで持って行くのも大変ですよね。
そんなときは、不用品回収業者に依頼する方法がおすすめ。出張回収サービスを行っている業者なら、電話で申し込めば自宅まで取りにきてもらうことができます。引越しで出たダンボールも、手間をかけずに処分することができるでしょう。業者によっては格安でダンボールを回収してもらえますので、まずは見積もりを依頼してみてください。
2-4.捨てないで利用するという手も
通販で購入したものが入っていたダンボールや、家電を購入した際のダンボール。少量のダンボールをどうやって処分したらいいのか迷っている人は、捨てずに利用する方法もあるということを覚えておいてください。
- 収納ボックスとして使う
- 床が傷つかないように家具の下に敷く
- 押し入れに敷いて湿気取り
- 子供の工作
ダンボールの意外な使い道はまだまだあります。捨てるだけでなく、賢い利用法はないか考えてみてください。
3.捨てるときの注意点
最後に、ダンボールを捨てるときに注意すべきことをいくつかまとめてみました。
3-1.宛名のシールをはがす
宅配で送られてきた荷物が入っていた段ボールを捨てる際は、十分に注意しましょう。資源ゴミとして捨てる場合は、回収されるまで指定のゴミ捨て場に置くことになるのです。宛名のシールを貼ったままだと、誰に個人情報を知られてしまうか分かりません。必ずはがしたことを確認してから捨てるようにしてください。どんな事件が起こるか分からない時代だからこそ、自分自身で気をつけるようにしましょう。
3-2.自治体指定のルールを守る
資源ゴミとして自治体に回収してもらう場合は、必ず自治体が定めるルールを守るようにしましょう。たとえば「平らにしてつぶしておく」「紙製のヒモでくくっておく」などのルールがあります。必ず事前に確認してください。
また、雨の日に出すと回収が大変になるでしょう。できるだけ天気の良い日を選ぶようにしてください。
3-3.不用品回収業者の選び方
不用品回収業者に依頼してダンボールを処分するときは、業者選びに十分注意が必要です。不用品回収業者は全国にたくさんあります。しかし、残念ながらすべてが良心的な業者であるとは限りません。違法行為をしていたり、顧客をだましたりするような悪質な業者もあります。そのような業者を選ばないようにしてください。
こうした中には、事務所の所在地を明らかにしない業者も少なくないようです。トラック1台で回収に回っている業者に多いため、依頼する際は所在地の確認を忘れないでください。
また、不用品回収業者との間に発生する料金トラブルは特に多く報告されています。
- 見積もりを出さずに作業を始めようとする
- 見積もりと違った料金を請求する
- 何かと理由をつけて追加料金を請求する
上記のような業者もいるということを覚えておき、事前にしっかりと確認しておきましょう。複数の業者に見積もりを依頼して、比較して決めることが大切です。
4.まとめ
ダンボールの処分に関する情報をご紹介しました。
- 燃えるゴミでは出せない理由
- ダンボールの処分方法
- 捨てるときの注意点
「大量のダンボールを処分したい」「ダンボールを処分する方法を知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。