不要なロッカーの処分方法は? 条件次第では無料で廃棄できることも!
会社・オフィスや学校・スポーツジムなどで使用していたロッカーが不要になった際、どのように処分すればいいかご存知ですか?
事業活動で使用していたロッカーは自治体の粗大ゴミとして廃棄処分することができず、高い費用を払って業者に依頼しなければならないと考えている方も多いと思います。そこで今回は、不要になったロッカーをお得に廃棄処分する方法を紹介しましょう。
以上の内容を理解することで、不要になったロッカーをお得に処分することができるはずです。
1.事業で使用したロッカーは自治体で回収不可
会社・オフィスなど、事業で使用していたロッカーは事業系ゴミという扱いになり、一般家庭から出る粗大ゴミと同じように収集してもらうことはできません。自治体によっては、事業系ゴミとして収集を行っている場合もありますが、多くの場合は事業者の責任で処理することが義務付けられています。事業から出たゴミを家庭ゴミとして出した場合、少量であっても罰則の対象となるため注意してください。
2.ロッカーを適切に処分する方法
2-1.事業で出たロッカーの場合
ロッカーなど、事業活動で生じた廃棄物については、産業廃棄物処理の許可を持った業者に処理を依頼することができます。委託契約を締結し、マニフェストの交付を受けてください。マニフェストとは、産業廃棄物の処理の流れを把握するための書類のことです。事業者はマニフェストを5年間保存する義務があります。
2-2.家庭で使用していたロッカーの場合
一般の家庭で使用していたロッカーは、自治体の粗大ゴミ収集で処分することが可能です。自治体に定められた方法で収集依頼を出し、収集してもらってください。粗大ゴミの収集は有料となることが多く、手数料分の処理券の購入・作業員に直接支払うなど、支払い方法は自治体によってさまざまです。お住まいの自治体のホームページをしっかりと確認し、間違いの無いように処分してください。
2-3.オフィス家具専門の買取業者に引き取りを依頼
状態がよく再利用できるロッカーであれば、買取を依頼できる可能性があります。オフィス家具専門に扱っている業者であれば、需要があるため買取が期待できるでしょう。ただし、キズや汚れなど状態によって買取額は大きく左右されます。いくつかの業者に査定を申し込み、一番高いところに依頼するとよいでしょう。
3.業者に処分を依頼する際の注意点
ロッカーの処分を業者に依頼する際、気をつけなくてはいけないポイントがいくつかあります。近年、悪質業者によるトラブルが社会問題となっていますので、十分に注意してください。
3-1.産業廃棄物処理の許可を持っているか
有料で回収したものを不法投棄して利益を得ているという悪質業者が問題となっています。処理を依頼する際は、産業廃棄物の許可を持っている業者か、回収したものがどのように処理されるかをしっかりと確認しましょう。不法投棄されてしまった場合、依頼主が罪に問われてしまう恐れもあるため、十分に注意が必要です。
3-2.複数の業者から見積りをとる
業者によって処理にかかる費用はさまざまです。できるだけ費用をかけずに処分するためにも、依頼する前には必ず見積りをとりましょう。複数の業者から見積りをとることで、どのくらいが適正かが理解できるはずです。極端に費用が高い場合はもちろん、極端に費用が安い場合も警戒したほうが良いでしょう。
3-3.スタッフの対応・口コミの評判はどうか
今はインターネット社会のため、会社の悪い評判があれば、すぐにネット上に口コミが発生します。トラブルを避けるためにも、依頼する前に、その業者の評判をチェックすることをオススメします。また、電話で問い合わせた時の対応なども注意したほうがよいでしょう。いくら費用が安いとしても、直接回収に来るスタッフの態度が悪ければ、気持ちよく依頼することができません。
4.無料でロッカーを処分する方法
パソコンダストでは、会社・オフィスなどで使用していたロッカーの無料回収をおこなっています。なぜ、本来なら有料となる処分費用が無料になるのでしょうか? その秘密を紹介します。
4-1.無料で処分できる理由
多くのロッカーは金属でできています。当社は自社施設によって回収した品物を30種類以上の金属に分別し、資源として再利用しています。現在は金属の資源価格が高騰しており、こうした金属は非常に価値が高いのです。無料で回収し、処理費用を差し引いても利益が残るため、無料回収が実現しています。
4-2.無料で回収できるロッカーの条件
ただし、無料で回収できるロッカーには条件があります。それはスチール製のロッカーであるということです。ガラス・木・布などが使用されたものは回収できませんので、ご了承ください。
4-3.無料回収を依頼する方法は?
回収方法は、当社まで直接お持込みいただく方法と宅配便で送っていただく方法の2種類を用意しております。宅配便の場合は、送料のみ負担をお願いしておりますが、同時にパソコンの処分を依頼される場合は送料無料で回収可能です。詳細はパソコンダストのホームページをご確認ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は会社・オフィスなどで不要となったロッカーを処分する方法を紹介しました。
- 事業で使用したロッカーは自治体で回収不可
- ロッカーを適切に処分する方法
- 業者に依頼する際の注意点
- 無料でロッカーを処分できる方法
これらのポイントを押さえ、正しい方法で処分するようにしましょう。