洋服を処分する方法を紹介! 処分に最適なタイミングはいつ?
「いつの間にか、洋服が収納スペースを圧迫するほど増えてしまった」と悩んでいる人は多いことでしょう。洋服は、シーズンごとに数着ずつ買い足していけば、1年で10着以上増えることも珍しくありません。ですから、定期的に処分や整理をすることが大切です。しかし、「洋服を処分するふんぎりがつかない」という人もいるでしょう。
そこで今回は、洋服を上手に処分するコツを紹介します。
この記事を読めば、洋服を処分するタイミングや、処分せずに収納スペースをあける方法も分かるでしょう。洋服の整理方法に困っているほうや、処分するタイミングをつかみたいという人は、ぜひ読んでみてください。
1.洋服を処分するタイミング
はじめに、洋服を処分するタイミングや、処分してもよい洋服の見分け方を紹介します。
1-1.洋服は1年着なかったら処分する
洋服にはシーズンもありますが、1年間全く着なかったら処分するタイミングだと思いましょう。たとえば、去年買った夏物を、今シーズン1度も着ないまま夏が終わってしまった場合、秋はその洋服を処分する絶好のタイミングです。1年着ない洋服は、これからも着る可能性はほとんどないでしょう。
1-2.3年以上着続けた洋服は処分しよう
洋服は、着るほど傷みます。特に、コットンの普段着は洗濯する機会も多く、型崩れも起こりやすいでしょう。3年以上着続けた洋服は、エリや袖も伸びてシルエットも微妙になってきます、ですから、お気に入りの洋服も3年を一区切りとして処分しましょう。
1-3.礼服は10~15年を一区切りに考える
着る機会も少なく、高価な礼服は10年以上持つこともあります。ただし、20代に買った場合、30代後半~40代になると体型が合わなくなったり、デザインが似合わなくなったりするでしょう。ですから、1年に1度は体型合わせなどをしてみて、「似合わなくなったな」と思ったら処分して新しいものを購入しましょう。
1-4.痩せたら着られる洋服は二度と着ない
体型が変わり、入らなくなった洋服は潔く処分しましょう。痩せたら入ると思ってしまいますが、ダイエットに成功したら、新しい洋服を買ったほうがモチベーションが上がります。潔く処分しましょう。
1-5.不要な洋服を処分するとおしゃれが楽しくなる
不要な洋服を処分すると、収納スペースに余裕ができるのはもちろんのこと、洋服選びか簡単になります。すると、コーディネートをする余裕が生まれ、おしゃれが楽しくなるでしょう。また、似たようなものを買ってしまうこともなくなり、お金の節約にもなります。さらに、自分が似合う服も分かってくるでしょう。
2.衣替えの季節は洋服を処分する絶好の機会
衣替えの季節は、洋服を処分する絶好のタイミングです。今は衣替えをしない人もいますが、その場合は季節の変わり目に今まで着てきた服や、これから着る予定の服を見直して仕分けしましょう。大掃除のときに洋服の仕分けをする人もいますが、大掃除の時期はやることが多いので、衣替えのタイミングのほうがおすすめです。
3.不要になった洋服の処分方法
この項では、不要になった洋服の処分方法やそれぞれの特徴を紹介します。
3-1.自治体では洋服をゴミやリサイクル品として回収している
自治体では、洋服をゴミやリサイクル品として回収しています。下着や汚れが落ちない衣類はゴミ、キレイな衣類はリサイクル品として回収してい自治体もあるので、まずは自治体のサイトなどを確認しましょう。また、自治体により衣類の回収方法や頻度は異なりますので、この部分も確認を忘れないようにしてください。自治体に回収してもらえば、費用はかかりません。しかし、「下着類は切り刻む」といったルールがあったり、回収頻度が少なかったりするので、時間に余裕を持って回収に出しましょう。
3-2.衣類を回収しているメーカーもある
ユニクロなど、自社の衣類を回収しているメーカーもあります。また、メーカー問わず衣類を回収しているところもあるので、回収を依頼してもいいでしょう。回収された衣類はリサイクルされるので、エコでもあります。
3-3.ブランド衣類は売却できる可能性がある
発売されて間もないブランド衣類は、専用のリサイクルショップで売却できる可能性があります。服には流行があり、いくら元値が高価でも古いものは買取不可となることもあるでしょう。ですから、不要になったらすぐに売却することが大切です。査定方法は店頭買取や宅配買取があります。宅配買取は全国から利用できるというメリットがありますが、売買が成立しなかった場合、返送に別途送料がかかることもあるので気をつけましょう。
3-4.ネットオークションでは古着の売買も盛ん
ネットオークションやフリマサイトでは、古着の売買が盛んに行われています。ノーブランドの古着も買い手がつくかもしれない一方で、ブランド衣類でも高値過ぎると売れなかったりするので気をつけましょう。また、まとめ売りする方法もあります。出品する際は、写真と共に古着のサイズ・メーカー・状態・使用状況などを記載しておくと入札するほうも安心です。また、郵送方法や送料も記載しておくといいでしょう。
3-5.寄付する場合は事前に準備をして行う
洋服の寄付を求めているNPO団体もたくさんあります。ただし、洋服であればなんでもいいわけではありません。洋服を寄付したい場合、寄付できる洋服の種類と寄付の方法をまずはじめに確かめましょう。たとえば、汚れやシミのある洋服は不可、下着は不可ということもあります。いきなり福祉施設などに洋服を送りつけてはいけません。
3-6.パソコンダストを利用する
パソコンダストでは、リユース目的で衣類を送料のみで回収しています。まだ十分着ることができるが売却や寄付ができない衣類がある場合、宅配便で送ってくださるとエコ活動にもなるでしょう。また、パソコンと同こんすると送料もかかりません。パソコンが不要になり、無料で処分したい、ついでに衣類も整理したいという場合は、ぜひ利用してください。
4.洋服を別所で保管する方法
この項では、まだ着るけれど家に収納しきれない洋服を別所で保管する方法を紹介します。
4-1.クリーニング業者のサービスを利用する
クリーニング業者の中には、衣類をクリーニングした後次のシーズンまで預かってくれるサービスを実施しているところもあります。クリーニングが必要なコートやスーツなどが収納しきれない場合、利用すると便利です。
4-2.洋服預かりサービスを利用する
洋服専門の預かりサービスは、低価格でたくさんの洋服を預けることができます。月額数百円というところもあるので、「トランクルームはちょっと高いな」という人にもおすすめです。洋服は専用のボックスや袋に入れて、宅配で預け先へ郵送します。預けた衣服は専用のアプリで管理できるのも魅力です。
4-3.トランクルームを利用する
トランクルームは、家で収納しきれないものを有料で預けることができるサービスです。温度や湿度の管理が行き届いているところもあるので、着物やブランドものなど高価な衣類を預けるてもいいでしょう。また、衣類以外のものも預けられます。
5.洋服の処分に関するよくある質問
この項では。洋服の処分に関する質問を紹介します。
Q.子ども用の洋服も衣替えのときに処分がおすすめですか?
A.はい。基本的にはそうですが、子ども用の衣類はサイクルが早いので、2か月に1度の割合で見直してもいいでしょう。
Q.流行のない形の洋服でも、時間がたつほど価値は下がりますか?
A.はい。着物やヴィンテージなど一部を除いて、古い衣服ほど価値は下がっていくでしょう。
Q.ノーブランドの洋服はリサイクルショップでの買取は難しいものですか?
A.はい。特にユニクロなどファストファッションの服は、難しいでしょう。ネットオークションなどを利用してください。
Q.洋服は燃えるゴミでは出せませんか?
A.出せますが、古布として回収してもらったほうがリサイクルに役立つでしょう。
Q.洋服の寿命はどのくらいですか?
A.服によりまちまちですが、頻繁に洗濯していると1年でエリや袖が伸びることもあります。
まとめ
今回は、不要になった洋服の処分方法を紹介しました。洋服は捨てるふんぎりがつきにくいものですが、着ない洋服をいつまでも持っていてもしょうがありません。売却・寄付・人に譲るなど捨てる以外の処分方法もあるので、早めに検討しましょう。