iPadを処分したい人は必見! 無料&簡単に捨てる方法や注意点を解説!
不要になったiPadの処分方法をお探しではありませんか? 買い替えなどで不要になったiPadを処分したくても、自治体回収にゴミとして出せるのか、そのほかの方法で処分すべきかなどよく分からないこともあるでしょう。それに、大切にしていたiPadほど、できるだけ有効活用できる方法で処分したいですよね。
そこで今回は、iPadの処分について詳しく解説します。
この記事を読むことで、iPadを処分するポイントがよく分かります。iPadの処分をご検討中の方は、役に立つはずです。
1.iPadの寿命はどれぐらい?
最初に、iPadの寿命はどれぐらいか詳しく見ていきましょう。
1-1.購入後3~4年程度が目安
iPadの寿命は、購入後3~4年程度が目安になります。iPadは精密機器であり、コンパクトな本体の中にたくさんの精密部品が配置されているため、外部からの衝撃などの影響を受けやすいでしょう。また、iPadはスマホと同様に使用頻度が高い傾向があることも、寿命の短さにつながっています。
1-2.寿命が近づいたiPadに見られる症状は?
iPadの寿命が近づくと、以下のような症状が見られるようになります。
- バッテリーの持ちが極端に悪くなる
- 充電に時間がかかる
- 画面の明るさを最大にしても十分に明るくならない
- 画面がちら付く
- 画面の色合いがおかしい
- 誤作動が頻繁に発生する
- ホームボタンが機能しない
- 音量調節がうまくできない
- ネットにつながらないことが多くなる
- 突然再起動したり電源が落ちてしまったりする
上記のような症状が見られる場合は、iPadの寿命が近づいていると判断し、早めの買い替えがおすすめです。
1-3.使用頻度・使用方法・使用環境に影響される
iPadの寿命は、使用頻度・使用方法・使用環境に影響されます。iPadの寿命が3~4年程度なのはあくまでも目安であり、場合によっては2年程度で寿命を迎えることもあるでしょう。特に、以下のようなケースでは寿命が短くなりがちです。
- 保護ケースや保護シートを使わない
- 長時間の連続使用
- 乱雑に扱う
- 汚れてもクリーニングしない
- 高温多湿やホコリっぽい場所での使用
- 雨水や飲みものがかかりやすい場所での使用
- 過充電
- iOSやアプリをバージョンアップせずに使い続ける
2.iPadは自治体回収にゴミとして出せる?
iPadは自治体回収にゴミとして出せるかどうか、見ていきましょう。
2-1.不燃ゴミとして出すことができる
iPadは自治体回収に、不燃ゴミとして出すことができます。iPadは、パソコンリサイクル法や家電リサイクル法の対象家電に指定されていないからです。不要になったiPadを不燃ゴミとして出す場合は、自治体ごとに決まった曜日・収集場所に出しておくと、無料で収集してもらえます。
2-2.業務用iPadは産業廃棄物として処分する
業務用iPadは産業廃棄物として処分する必要があるため、自治体回収にゴミとして出すことができません。不要になった業務用iPadは、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に依頼して処分してください。万が一、産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に依頼すると、依頼者と業者の両方が廃棄物処理法違反と見なされ、罰金刑が科されることがあります。
3.不要になったiPadを処分する方法は?
不要になったiPadを処分するにはどんな方法があるか、詳しく見ていきましょう。
3-1.小型家電リサイクル法に沿って処分する
不要になったiPadは、多くの自治体で小型家電リサイクル法に沿って処分できます。小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる資源を有効活用することなどを目的とした法律です。小型家電リサイクル法に沿って処分するには、役所などに設置してある小型家電専用回収ボックスに投入してください。自治体により、再資源化などで有効活用してもらえます。なお、処分費用は無料です。
3-2.Appleに回収してもらう
不要になったiPadは、Appleに回収してもらうこともできます。Appleでは、不要になったiPadを近隣のApple Storeに持ち込むと、無料で回収しリサイクルしてもらうことが可能です。また、希望によって宅配回収を依頼することもできます。いずれの場合も、個人的にインストールしたアプリや作成データなどは、事前に消去してから持ち込んでください。
3-3.知人などに譲る
まだ十分に使えるiPadは、知人などに譲るのもよい方法です。まずは、iPadを譲り受けてもらえそうな知人などに連絡してみてください。たとえば、iPadに興味があるけど新規購入に至っていない、子ども用に2台目が欲しいといった人なら、譲り受けてもらえる可能性が高いでしょう。譲り先が決まったら、先方と配送方法や配送日程について話し合いましょう。なお、iPadは小型で軽いので、直接受け取りにきてもらうか、宅配便での送付が便利でおすすめです。
3-4.販売店の下取りに出す
買い替えを伴う場合は、販売店の下取りに出して不要になったiPadを処分できることがあります。まずは、新機購入を検討している販売店へ、iPadの下取りを行っているか確認してみるとよいでしょう。下取りが利用できれば、新規購入費用が安くなるほか、買い替えと同時に不要になったiPadを処分できます。なお、販売店の多くは、下取りだけでは利用できないので注意してください。また、古い機種は下取りの対象外になることもあります。
3-5.不用品回収業者に処分してもらう
不要になったiPadは、不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。不用品回収業者では、回収後のiPadを状態によって再販・再資源化などにより有効活用してもらえます。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえる、iPad以外の不用品も同時に処分してもらえるなどの点もメリットでしょう。中でも、宅配回収を利用できる業者なら、都合のよいタイミングで気軽に処分を依頼できて便利です。
3-6.買取に出す
不要になったiPadでもまだキレイで十分に使えるものは、買取に出すことを検討してみるとよいでしょう。
3-6-1.買取してもらえるiPadの条件は?
以下のような条件を満たすiPadは、買取してもらえる可能性があります。
- 年式が新しい
- 使用感が少ない
- 外観に目立つ傷・破損・汚れなどがない
- タバコやペットなどのひどい臭いがない
- 購入時の付属品が揃っている
なお、iPadは査定基準が厳しい傾向があり、外観に傷や汚れなどが目立つだけでも査定金額が数千円以上低くなることがあります。
3-6-2.iPadを買取に出す方法は?
iPadを買取に出す方法については、以下を参考にしてください。
- 中古OA機器買取専門業者に売る
- リサイクルショップに売る
- 不用品回収業者に買取してもらう
- ネットオークションやフリマアプリに出品する
上記のうち、不用品回収業者に買取してもらう方法では、都合のよい日時と場所で回収してもらえるほか、万が一買取不可になってもそのまま引き取り処分を依頼できて便利です。
4.不要になったiPadを処分するときの注意点
不要になったiPadを処分するときには、いくつか注意すべき点があります。
4-1.内部データを移行して本体を初期化する
不要になったiPadを処分する前に、必要な内部データをパソコンやクラウドサービスなどに移行してください。このとき、iTunesを使用してバックアップを取っておくと、新たなiPadへ内部データをスムーズに移行できます。内部データを無事に移行できたことを確認したら、本体を初期化しましょう。本体を初期化することで、内部データを消去し、工場出荷時に戻すことができます。iPadの初期化の手順については、Appleのヘルプページなどを参考にしてください。
4-2.写真シールや名前シールを剝がしておく
写真シールや名前シールを剝がしておくことも、忘れないようにしましょう。写真シールや名前シールから持ち主を特定され、個人情報が流出する可能性があります。なお、剝がす際に溶剤やアルコールなどを使用すると、塗装が剝がれる、溶剤やアルコールが内部に入り込んで不具合や故障の原因になることがあるので注意してください。
4-3.Appleのユーザー登録を解除する
不要になったiPadを処分する前に、Appleのユーザー登録を解除しておきましょう。iPadを使い始める際、Appleにユーザー登録していることが多いはずです。ユーザー登録は、iPadの正式なオーナーとして必要なサポートを受けるためのものであり、処分した後は不要になります。特に、知人などに譲る、買取に出すなどで、新たな持ち主に活用してもらう場合は、ユーザー登録を忘れずに解除してください。新たな持ち主が必要なサポートを受けられず、不便を感じることがあるからです。
4-4.信頼できる業者に処分を依頼する
iPadの処分は、信頼できる業者に依頼してください。具体的には、以下のようなポイントに当てはまる業者が安心です。
- iPadの処分で豊富な実績がある
- 見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
- 回収後のiPadを適切な方法で再販もしくは再資源化している
- スタッフの対応が親切で丁寧
- 顧客からの評判がよい
- 業務に必要な各種許可を取得済み
当パソコンダストでも、不要になったiPadの処分をお受けしています。当社指定の宅配便にて着払い送付していただくと、iPadの処分費用と宅配便の送料共に無料となり、大変お得です。ぜひ、ご活用ください。
5.iPadの処分に関するよくある質問
最後に、iPadの処分に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.iPadの付属ケーブルだけを処分する方法は?
A.自治体回収に不燃ゴミとして出すことができます。また、自治体によっては、小型家電リサイクル法に沿って処分することも可能です。
Q.iPadを小型家電専用回収ボックスに入れた後で取り戻すことはできる?
A.いいえ。小型家電専用回収ボックスに投入した後は、どのような理由があっても、個人情報保護の理由から取り戻すことはできません。
Q.10年前のiPadを処分せずに活用する方法はある?
A.まだ十分に使える状態なら、以下のような方法で活用できることがあります。
- デジタルフォトフレーム
- 目覚ましやタイマー替わり
- ミュージックプレーヤー
- 子どものおもちゃ
ただし、バッテリーの持ちや画面の明るさなどは、新品と比較すると相当劣ります。また、古い機種は最新iOSのサポート対象外となるため、使えないアプリや機能があることなども理解しておきましょう。
Q.中古のiPadが高く売れるタイミングは?
A.以下を参考にしてください。
- ボーナスシーズン(6~7月および12月)
- 新入学・卒業シーズン(3~4月)
なお、高く売れるタイミングを待っている間に新機種が発売されると、査定金額が下がってしまうことがあります。iPadは年式が新しいほうが高く売れるため、なるべく不要になった時点ですぐ買取に出すことがおすすめです。
Q.改造済みのiPadを買取してもらえない理由は?
A.改造した時点でAppleの保証対象外となることや、業者が再販する際に保証を付けることができないなどの理由があるからです。
まとめ
今回は、iPadの処分について詳しく解説しました。不要になったiPadは、自治体回収に不燃ゴミとして出す、小型家電リサイクル法に沿って手続きする、不用品回収業者に依頼するなど、さまざまな方法で処分できます。まだキレイで十分に使えるものは、買取に出すことも可能です。なお、当パソコンダストでも、不要になったiPadの処分をお受けした実績が多数ございます。当社指定の宅配便で着払い送付していただくと、iPadの処分費用と宅配便の送料共に無料で処分できて大変お得です。さらに、iPadを同梱(どうこん)していただくと、宅配便送料有料対象品も無料で処分できますので、この機会にぜひご活用ください。