消去したつもりでも復元可能？ パソコンのデータを確実に消す方法とは！？

パソコンが重くなってしまったからデータを消したい、廃棄処分をするために個人情報はすべて消しておきたいなど人それぞれパソコンのデータを消したい理由はあると思います。
データを消す作業はどのようにすれば良いのか、詳しくみていきましょう。
使えば使うほどたくさんのデータがパソコンに保存されることになりますが、要らないデータはすぐ消していかなければなりません。
データの消し方にもさまざまな方法があるのでぜひチェックしてくださいね。

パソコンが重くてデータを消したい場合

データがパソコンにぱんぱんに入ってしまうと作業がうまく進めなかったり、サイトやファイルを開くたびに落ちてしまったりとパソコンに支障をきたしてしまう恐れがあります。
不要なデータは消していかなければ安定化することはできません。
そのようにパソコンが重くてデータを消したい場合は、空き容量を増やさなければならないでしょう。
まず、不要なデータを1度ゴミ箱にいれていきます。
ゴミ箱にいれたデータをすべて右クリックで“ゴミ箱を空にする”を選択し、削除します。これが基本的な削除方法となるでしょう。
また、何かしら問題が発生してゴミ箱にいれても削除できない場合は“フォーマット”を使ってパソコン自体を初期化することも可能です。
工場出荷状態のパソコンになるのでデータはすべて消すことができるでしょう。
ただし、専用の復元ソフトウェアを利用すればすぐにデータが復元されてしまう可能性もあります。

廃棄処分したい場合

必要ではなくなったパソコンを廃棄するためにデータを削除したい場合は、ゴミ箱にいれて削除しても復元される可能性があるため、徹底的に消さなければなりません。
よくある方法としては専用ソフトを利用した削除方法がありますが、専用ソフトを利用しても復元は可能です。
安心して廃棄するためにもHDDそのものを破壊することをオススメします。
データが入っているHDDを物理的に破壊すれば復元ソフトウェアを利用しても二度とデータを復元することはできません。
HDDの物理的破壊はガラスでできている盤を破壊するだけと簡単な方法ですが、怪我をしてしまう恐れがあるのでパソコンの買取を行っているお店や不用品回収業者に頼むと良いでしょう。

本当に削除できているのか最終確認をする

専用削除ソフトやフォーマットを利用してもそれは削除しているのではなく、ただ別のデータに置き換えているだけの作業となってしまっているのが事実です。
別のデータに置き換えられているのであれば復元ソフトウェアを利用するといとも簡単にデータが復元できます。
このことをきちんと把握していれば、より安心できる正しい方法でデータを削除することができますし、復元ソフトウェアを利用して本当に削除できているのか最終確認をすることもできるでしょう。
十分に注意してほしいことでもあります。
自分でパソコンのデータを削除しても不安な気持ちがある場合は、パソコンを取り扱っているお店に尋ねることをオススメします。

まとめ

パソコンが重たい場合、廃棄する場合における削除方法をお伝えしてきましたが、必ず知っておいてほしいことは「復元ソフトウェアを利用すれば削除したはずのデータが復元できる」ということです。
フォーマットを利用して削除しても復元されることはあります。
このことをきちんと把握したうえでパソコンのデータを削除していきたいものです。