無料で回収してもらえるところもある？ パソコンを処分する時の費用はどのくらい？

今や家族全員が自分専用のパソコンを持っているというご家庭も珍しくありません。
しかしパソコンは他の家電に比べて寿命が短いです。不要になったパソコンを処分するとき、その費用はどのくらいかかるものなのでしょうか。
今回はそれをご紹介しましょう。不要になったパソコンが自宅にある、という方は必見ですよ。

メーカーに回収してもらった場合は？

現在、パソコンのメーカーの多くがはＰＣリサイクル法に基づき、自社で製造したＰＣを回収しています。
2003年以降に製造されたパソコンでＰＣリサイクルマークがついているものは無料で引き取ってくれますが、2003年以前に作られたパソコンや別に梱包されていたＰＣリサイクルマークシールを張っていないパソコンは有料になります。
回収費用がいくらなのかはメーカーによって異なりますので有料回収に該当するパソコンをお持ちの方は事前にメーカーのＨＰなどで確認しておきましょう。尚、自作のパソコンや別メーカーのパソコンは引き取ってもらえないので注意が必要です。

家電量販店に引き取ってもらう場合は？

新しいパソコンを買った場合は、古いパソコンを無料で引き取ってくれる店舗もあります。
大抵は新しいものと交換なので、パソコンを買う場合は忘れずに古いパソコンを持参しましょう。
ただし、ブラウン管を使用したディスプレイなど引き取ってもらえない商品もありますので注意が必要です。
引き取ってもらえるかわからないパソコンの場合は必ず事前に電話して問い合わせてみましょう

不用品回収業者に回収してもらう場合は？

不用品回収業者は壊れたパソコンでも自作のパソコンでも古いパソコンでも有料で引き取ってもらえます。
回収料は各業者によって異なりますが驚くほど高価ということはありません。不安な場合は見積もりを出してもらいましょう。
一般的には大きさに比例して回収料も上がっていく傾向にあるので、ノートパソコンよりディスクトップパソコンのほうが回収料が高い、という業者が多いです。

パソコン無料回収業に引き取ってもらう場合は？

パソコンにはレアメタル等のリサイクルできる高価な貴金属が使われています。
これらを取り出し、リサイクルすることで利益を得ている業者はパソコンを無料で回収してくれます。
もちろんメーカー品、自作は問いません。直接持ち込むのはもちろんのこと、業者によっては「遠方にお住まいの方も着払いで送ってください」と宣伝している所もありますので、積極的に利用してみましょう。
ただし、ブラウン管型のディスプレイなど一部の部品は回収してくれませんので、事前に回収してくれるもの、回収できないものを確かめておきましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は不要になったパソコンの回収費用についてご紹介しました。
パソコンの処分は費用がかかると思われがちですが、無料で回収してもらえる方法もあるのですね。