電子レンジの捨て方を徹底解説! 無料回収サービスを利用する方法も
電子レンジの捨て方にはどのような方法があるのか、どの捨て方がお得に処分できるのかなど、電子レンジの捨て方で悩んでいる方は多いでしょう。
多くの自治体で電子レンジは、燃えるゴミまたは粗大ゴミとして捨てることができます。できるだけ費用を抑えたい方は、無料回収サービスを利用するのも選択肢の1つです。
本記事では、電子レンジの捨て方を徹底解説します。
この記事を読むことで、電子レンジを処分するタイミングや無料回収サービスを利用する方法なども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.電子レンジを処分するタイミングは?
まずは、電子レンジを処分するタイミングについて詳しく説明します。
1-1.電子レンジの平均寿命は約10年
使用年数や使用頻度などによって異なりますが、電子レンジの平均寿命は約10年といわれています。使い始めてから10年前後で、不具合が起きやすくなるでしょう。すでに、使用年数が10年以上を経過している電子レンジは、新しく買い換える必要があります。特に、毎日電子レンジを使用している方は、急な故障で使えなくなる前に新しい電子レンジを迎え、古い電子レンジを処分しましょう。
1-2.電子レンジの劣化サインをチェック!
電子レンジが寿命を迎えると、さまざまな劣化症状が表れるようになります。買い換えを検討したほうがいい電子レンジの劣化サインは、以下のとおりです。
- 食品がうまく温まらない
- 加熱中に止まることが増えた
- 電源が入らない
- 操作ボタンが反応しない
- 異音や異臭がする
電子レンジが作動中に火花が散る場合は、発煙や発火の原因になるのですぐに使用を止めてください。電子レンジの劣化サインを放置するのは非常に危険ですので、修理に出すか、早めに買い換えたほうがいいでしょう。
1-3.ライフスタイルや生活環境の変化
引っ越しをしたり、家族が増えたりするなど、ライフスタイルや生活環境の変化で古い電子レンジを処分するのもタイミングの1つです。引っ越しは不用品や古くなったものを一気に処分する絶好のタイミングといえるでしょう。長年使用してきた電子レンジなどの家電を、まとめて買い換えるという方も多いはずです。
2.使える電子レンジは買取に出せるのか?
ここでは、使える電子レンジを買取に出す方法とポイントを解説します。
2-1.正常に稼働できるか
電子レンジの買取基準は買取業者によって異なりますが、正常に稼働できる状態であることが前提です。壊れていたり、不具合が起きたりする電子レンジは、人気メーカーの商品であったとしても買取不可になる可能性があります。買取業者へ査定を依頼する前に、電子レンジが正常に稼働するか動作確認をしておきましょう。気になる箇所がある場合は、その旨をしっかりと買取業者へ伝えることも大切です。
2-2.電子レンジの買取基準は4つ
主に、電子レンジの買取基準になる項目は、状態・年式・メーカー・スペックの4点です。電子レンジの状態をチェックする際は、年式・メーカー・スペックも確認しておきましょう。年式が新しく、国内主要メーカーでスペックが高い電子レンジほど高く売れる傾向があります。特に、以下のメーカーから発売されている電子レンジは、高価買取が期待できるでしょう。
- 日立
- シャープ
- 東芝
- パナソニック
また、オーブン機能がある電子レンジは買い取ってもらえますが、温めるだけの単機能電子レンジは買い取ってもらえない可能性があります。電子レンジのスペックも重要な買取基準です。
2-3.主な買取先は買取専門業者とリサイクルショップ
電子レンジの主な買取先として、買取専門業者とリサイクルショップがあります。買取専門業者は中古市場の需要を把握しているので、人気商品であればあるほど高価買取が期待できるでしょう。しかし、発売年から5年以上が経過している電子レンジは、正常に稼働していても買い取ってもらえない可能性があります。買取専門業者で買取不可になった場合は、リサイクルショップに依頼するのも方法の1つです。買取専門業者で買い取ってもらえなかった電子レンジでも、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性はあります。
2-4.複数の買取業者を比較する
できるだけ高く電子レンジを買い取ってもらいたい方は、複数の買取業者を比較することが大切です。インターネットで簡単に相見積もりができるサイトもあるので、利用してみてはいかがでしょうか。複数の買取業者に無料査定を依頼することで、最も高く売れる業者に査定が依頼できます。また、だいたいの買取相場も把握しやすくなるため、具体的な買取額が知りたい方は複数の買取業者に無料査定を依頼してください。
3.自治体のゴミとして処分する方法と注意点
ここでは、自治体のゴミとして処分する方法と注意点を解説します。
3-1.燃えないゴミとして処分する
小型サイズの電子レンジであれば、燃えないゴミとして処分できる自治体があります。燃えないゴミとして処分する場合、指定袋に入れて集積所へ出すことになるでしょう。処分費用はかからず、集積所に出すだけなので時間と手間も省けます。しかし、指定袋に入らないサイズの電子レンジは、燃えないゴミとして捨てることができません。自治体のゴミとして処分する前に、電子レンジのサイズをしっかりとチェックしておきましょう。
3-2.粗大ゴミとして処分する
ほとんどの自治体では、電子レンジを粗大ゴミとして処分することになるでしょう。一辺の長さが30~40cm以上のものが粗大ゴミになるため、事前に自治体のホームページで確認してください。なお、粗大ゴミとして処分する際は、事前の申し込みが必要になる自治体もあります。事前申し込みを済ませておかなければ、回収不可になる可能性があるので注意が必要です。そのほか、粗大ゴミ処理券の購入が必要になるため、手数料が数百円〜1,000円ほどかかります。戸別回収のほかに、直接ゴミ処理センターへ持ち運ぶ方法も可能です。詳細は、自治体のホームページをチェックしてください。
3-3.自分で運ぶ必要がある
集積所へ出したり、指定回収場所まで持ち込んだりする際も、すべて自分で電子レンジを運ぶ必要があります。指定回収場所は玄関やエントランスの前になることが多いのですが、重い電子レンジを1人で運ぶのは困難です。特に、高齢者は無理をすると大ケガにつながる可能性があるので注意してください。自分で電子レンジが運べない場合は、自治体の窓口に相談することをおすすめします。
4.無料回収サービスを利用する方法
ここでは、無料回収サービスを利用する方法について詳しく説明します。
4-1.無料回収業者に依頼するのも選択肢の1つ
電子レンジを自治体収集以外の方法で処分する場合、無料回収業者に依頼する方法もあります。「無料回収業者に依頼すると不当な料金を請求されるのでは?」と不安に感じると思いますが、無料回収の理由が明確になっている業者なら安心です。無料回収業者のホームページをチェックし、なぜ無料回収ができるのか理由を調べてみてください。無料回収の理由が明確になっていない業者は、悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。
4-2.回収方法や取扱商品をチェックする
無料回収業者へ依頼する際は、回収方法と取扱商品もチェックしておきましょう。回収方法は無料回収業者によって異なりますが、ほとんどは宅配回収・持込回収・出張回収の3つです。宅配回収は自分で処分したいものを段ボール等にこん包し、指定の住所へ送ります。近くの店舗に直接持ち込む持込回収は、よりスピーディーに電子レンジが処分できるでしょう。電子レンジ以外にも処分したいものがあれば、業者が回収しに来てくれる出張回収がおすすめです。また、取扱商品の中に電子レンジも含まれているのか、事前にチェックしておきましょう。
4-3.無料回収業者を利用する際の注意点
無料回収業者を利用する場合、回収方法ごとの注意点をしっかりと把握しておく必要があります。たとえば、宅配回収の場合、段ボールサイズ等が決まっているので注意が必要です。三辺合計が○cmまで、重量は○kg以下という決まりがあるため、事前にチェックしましょう。段ボールサイズを超える場合、回収不可になる可能性があるので注意が必要です。そのほか、気になることや疑問点があれば、問い合わせの際に確認しておくと無料回収業者とのトラブルが防げます。
4-4.無料回収業者選びのポイント
主に、チェックしておきたいポイントは以下のとおりです。
- 無料回収の理由が明確になっているか
- 取扱商品の種類が豊富か
- 回収方法が選択できるか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- ホームページに住所や電話番号等が掲載されているか
- 無料相談を受け付けているか
- 口コミや評判がいいか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の無料回収業者を比較することが大切です。複数の無料回収業者を比較することで、悪徳業者と優良業者が見極めやすくなるでしょう。
4-5.無料回収ならパソコンダストへ
どの無料回収サービスを利用すべきか悩んでいる方は、ぜひパソコンダストへご依頼ください。パソコンダストでは、回収したものをメンテナンス・修理した後に中古品として再販売しています。再販売できないものも貴重な資源が含まれている場合は、部品として販売するなどリサイクルを徹底しているので回収コストがかかりません。また、宅配回収・持込回収・出張回収の3つからお選びいただけるほか、無料相談も受け付けています。
5.電子レンジの捨て方に関してよくある質問
電子レンジの捨て方に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.修理と買い換え、どちらがいいのか?
A.電子レンジの使用年数はもちろんのこと、メーカーの部品保有期間も判断基準の1つです。ほとんどのメーカーでは、電子レンジの部品保有期間が8年となっています。部品保有期間とは、修理に必要な部品をメーカーが保有している期間のことです。つまり、メーカー部品保有期間が経過している電子レンジは必要な部品がそろわず、修理ができない可能性があります。
Q.家電量販店は回収してくれるのか?
A.買い換えを検討している方は、古い電子レンジを購入先の家電量販店に回収してもらう方法もあります。家電量販店によって異なりますが、無料で回収してくれるところもあれば、回収費用が1,000~3,000円ほどかかるところもあるので注意してください。また、まだ正常に稼働する電子レンジであれば、下取りサービスが利用できる可能性もあります。
Q.ネットオークションやフリマアプリでも売れるのか?
A.自分で電子レンジを売りたい方は、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも選択肢の1つです。ネットを通じて、全国から買い手を見つけることができます。出品額を自分で決められるため、希望価格で落札される可能性もあるでしょう。しかし、落札者と出品者の間でトラブルになる可能性もあるので注意が必要です。
Q.電子レンジを高く売るコツは?
A.できるだけ電子レンジを高く売りたい場合は、購入時の状態に戻すのが1番です。たとえば、付属品をすべてそろえるだけでも、買取額が数千円アップする可能性があります。また、電子レンジの外側はもちろん、内側もキレイに掃除してください。できるだけキレイな状態のほうが、高く買い取ってもらいやすい傾向があります。
Q.無料回収業者とよくあるトラブルは?
A.「回収後に高額な費用を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」というトラブルが相次いでいます。無料回収の理由が明確になっている業者なら安心して依頼できますが、無料回収の理由が不明確な業者は悪徳業者の可能性が高いので注意しましょう。
まとめ
電子レンジは、ほとんどの自治体で燃えないゴミまたは粗大ゴミとして捨てることができます。自治体によって処分方法やルールが異なるため、ホームページで必ず確認してから処分してください。また、無料回収サービスを利用するのも、電子レンジをお得に処分する方法の1つです。無料回収の理由が明確になっている業者なら、安心して依頼できるでしょう。なお、パソコンダストでは生活家電の無料回収も行っているので、ぜひ一度チェックしてください。