iPadを処分する方法やポイントを解説! 処分前に注意すべきことも

「使用していないiPadをどう処分すればいいか」「処分時に個人情報が流出するのでは」など、iPadの処分で頭を抱えている方は多いでしょう。

iPadには大切なデータやクレジットカード情報などの個人情報が含まれているため、処分前にそれらのデータを消去する必要があります。データを消去せずに処分すると、個人情報が流出するので注意してください。

本記事では、iPadを処分する方法や処分前に注意すべきことなどを解説します。

  1. iPadを処分する前にすべきこと
  2. iPadの処分方法とポイント
  3. パソコンダストの無料宅配回収サービスとは?
  4. iPadの処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、iPadをお得に処分するコツや無料宅配回収サービスの特徴も分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.iPadを処分する前にすべきこと

最初に、iPadを処分する前にすべきことや事前準備をチェックしておきましょう。

個人情報の流出を防ぐための事前準備

前述したように、iPadには写真や書類などの大切なデータ、クレジットカード情報といった個人情報が記録されています。仕事で使用した場合、顧客情報や機密情報といった重要なデータもiPad内に残っているので、それらのデータをすべて削除することが大切です。個人情報や大切なデータを消去せずにiPadを処分すると、外部へ流出してしまう恐れがあります。実際に、処分したiPadから情報が抜き取られてしまったというトラブルが起きているので注意しましょう。

データのバックアップを取る

iPadに記録されているデータを消去する前に、バックアップを取る必要があります。一度完全消去したデータは元に戻らないので、大切で重要なデータほどバックアップを取りましょう。なお、バックアップの取り方はさまざまですが、おすすめはiCloud経由です。iCloud経由でのバックアップ方法は、以下の手順を参考にしてください。

  1. 設定アプリを開き、「ユーザー名」→「iCloud」の順にタップする
  2. 「iCloudバックアップ」をオンにする
  3. 「今すぐバックアップを作成」をタップして完了

ちなみに、iCloudを利用しないバックアップの取り方としては、iPadとパソコンをケーブルでつないでデータを移行する方法があります。

データを完全消去する

iPadのデータを完全消去する方法は、以下のとおりです。

  1. Apple Watchとペアリングしている場合は、Apple Watchのペアリングを解除する
  2. デバイスをバックアップする
  3. デバイス用のAppleCareプランに加入している場合は、AppleCareプランを解約する
  4. iCloud、iTunes Store、App Storeからサインアウトする
  5. 他社製のデバイスに切り替える場合は、iMessageの登録を解除する
  6. 「設定」画面に戻り、「一般」→「転送または[デバイス]をリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップする
  7. 信頼できるデバイスのリストから、古いデバイスを削除する

なお、iPadをAppleStoreで下取りに出す場合は、デバイスを消去する必要はありません。AppleStoreのスタッフが下取りの手続きを済ませた後に、店内で残りの手順を案内してくれます。

SIMカードを抜き取る

iPadにSIMカードが挿入されている場合は、処分前に必ず抜き取ってください。SIMカードとは、通信や通話を利用するために必要なICチップです。不要になったSIMカードは、通信会社によっては返却が義務付けられているところもあります。返却せずにそのまま処分してしまうと、通信会社との契約違反とみなされるので注意が必要です。iPadを処分する前にSIMカードを抜き取るのはもちろんのこと、契約している通信会社の公式サイトで確認しておきましょう。

状態や機種名・型番などをチェックする

iPadを処分する前に、状態を必ずチェックしてください。動作に問題がなければ、買取に出したり、下取りサービスを利用したりできるからです。買い取ってもらえれば処分費用をかけずに手放せますし、買い換えの場合は新しいデバイスが安く購入できるでしょう。また、iOSバージョンや機種名・容量・型番もチェックしておきたいポイントです。型番はiPadの裏面にある刻印から、iOSバージョンと機種名・容量などは「設定」から「一般」→「情報」で確認できます。iPadの詳細情報を把握しておけば、買取や下取りもスムーズに行えるでしょう。

2.iPadの処分方法とポイント

ここでは、iPadの処分方法とポイントを解説します。

Appleのリサイクルプログラムを利用する

iPadを処分する方法として、Appleのサービスを利用する方法があります。Appleでは、Apple製品限定でリサイクルプログラムを実施しており、不要になったApple製品の回収が可能です。近くのApple Storeへ持ち込むか、宅配でのリサイクルが申し込みできます。PCリサイクルマークの有無に関わらず、すべてのMacおよびiPadが無料でリサイクルできるのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。なお、プログラムやデータ等は自分で消去する必要があります。

Appleの下取りサービスも利用可能

新しいデバイスへの買い換えを検討している方は、Appleの下取りサービスが利用できます。下取りサービスを利用すると、新しいデバイスをお得に購入できるという点がメリットです。下取り方法は、オンラインとApple Storeへの持ち込みがあります。なお、Appleの下取りサービスを利用する際、大まかな手順については下記を参考にしてください。

  1. オンラインにて下取り額をチェックする
  2. 新しいApple製品を選択し、下取りに出すデバイスを追加、注文手続きを行う
  3. 個人情報のバックアップと消去を行い、下取りに出す用意をする
  4. 宅配業者を利用してデバイスを送る

小型家電リサイクル法に基づいて処分する

自治体の中には、小型家電リサイクル法 に基づいてiPadを処分する方法が選択できます。小型家電リサイクル法は、小型家電に含まれている貴重な資源を再利用することが目的です。小型家電リサイクル法の対象品目になっているものは、公共施設などに設置されている小型家電回収ボックスへ投かんするだけで処分できます。処分費用はかかりませんし、リサイクルができるので環境にやさしい処分方法といえるでしょう。お住まいの地域でiPadが小型家電リサイクル法の対象品目になっているか、自治体のホームページをチェックしてください。

リサイクルショップや買取専門業者に売る

古いiPadを処分したい、まだ使えるのに捨てるのはもったいないと思っている方は、リサイクルショップや買取専門業者に査定を依頼するのも方法の1つです。iPadは中古市場においても需要があるため、製造年が新しいモデルほど高価買取が期待できるでしょう。特に、iPadなどのApple製品を買い取っている専門業者は、リサイクルショップよりも高い買取額で売れる可能性があります。まずは、複数のリサイクルショップや買取専門業者に無料査定を依頼してみてください。

不用品回収業者に依頼する

壊れていて売れないiPadをお得に処分したい方は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者はあらゆる不用品を対象に回収しているため、iPad以外にも処分したいものがあればまとめて回収してもらえる点が大きなメリットです。また、不用品回収業者の中には、無料回収を行っているところがあります。無料回収が利用できれば、処分費用をかけずにiPadが手放せるでしょう。

3.パソコンダストの無料宅配回収サービスとは?

ここでは、パソコンダストの無料宅配回収サービスを紹介します。

無料回収ができる理由が明確になっている

パソコンダストが無料回収できるのは、回収したものを自社でメンテナンス・修理し、中古品として再販売しているからです。たとえ、中古品として需要のないものでも、極限まで分解することで再資源化が実現できています。運送料のみで仕入れができる仕組みを整えているからこそ、メンテナンス・修理にコストをかけることができるのです。また、古い電子機器には貴重な資源が含まれており、それらの資源を選別して再販売しています。お客様・当社の双方にメリットがあるシステムなので、iPadの無料回収が可能です。

iPadは送料無料対象商品

無料回収業者の中には、対象商品でなければ送料が自己負担になるところがあります。しかし、パソコンダストの場合は、iPadなどのタブレットは送料無料対象商品に含まれているため、宅配回収サービスを利用しても送料はかかりません。ただし、iPadが正常に稼働していること、初期化されていることが条件となります。送料無料対象商品が1点でも含まれていれば、有料商品をいくつ同こんしても無料です。なお、宅配回収の流れに関しては、下記を参考にしてください。

  1. こん包材料を自分で用意し、回収したい製品をこん包する
  2. 最寄りの日本郵便に集荷依頼をする
  3. 指定された住所に送る

送料無料対象品目は「着払伝票」を使用してください。なお、パソコンダストの場合、ヤマト運輸と佐川急便等の運送会社での着払いは受け付けておりません。また、こん包材は段ボールまたは紙袋などでもOKです。電源ケーブルといった付属品がある場合は、付属品と一緒にこん包をお願いしています。

4.iPadの処分に関してよくある質問

iPadの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.iPad本体の支払いを完了していない場合の注意点は?
A.まだ未払金が残っている場合は、すべて支払いましょう。iPad本体の未払金がある場合、支払いを済ませておかないと買取不可になったり、買取額が下がってしまったりする恐れがあります。特に、本体料金を月々で支払っている方は、処分や売却をする前に未払金がないか確認してください。

Q.データが完全消去されているか不安なときは、どうすればいいのか?
A.自分でiPadのデータが完全消去されているか不安な方は、専門業者にデータ消去サービスを利用するのがおすすめです。たとえば、パソコンダストでは論理的消去と物理的破壊でデータが完全に抹消できます。論理的消去ではアメリカの安全保障局が推奨している論理的ハードディスク消去機を、物理的破壊では約3トンの油圧で加圧処理する物理的ハードディスク破壊機を使用しているので安心です。

Q.iPadを高く売るコツは?
A.できるだけiPadを高く売りたい方は、購入時に付いてきた付属品をすべてそろえてください。充電コードや電源アダプター・イヤホン・外箱・取扱説明書などの付属品をすべてそろえておけば、高価買取が期待できます。また、iPadの表面に付着している皮脂汚れはやわらかい布で拭き取り、液晶保護シールが汚れている場合は外してキレイにしましょう。購入時の状態に近いiPadであればあるほど、高価買取が期待できます。

Q.iPadの買取額はいくらぐらいか?
A.製造年や型番によって、iPadの買取額は大きく異なります。たとえば、初代の買取額は0~2,000円程度、第7世代から第9世代は約2万~3万円になるケースがほとんどです。発売されたばかりのモデルであればあるほど、買取額が高くなります。だいたいの買取額を知りたい方は、複数の買取業者に無料査定を依頼するのがおすすめです。

Q.注意すべき無料回収業者の特徴は?
A.なぜ無料回収ができるのか、その理由が明確になっていない不用品回収業者は悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。ホームページで無料回収の理由が明確になっているか、チェックしておきましょう。また、不正を働く無料回収業者は、スタッフの対応が悪い傾向があります。業者選びの際は、スタッフの対応にも注目してみてください。

まとめ

iPadを処分する際は、Appleのサービスやリサイクルショップ、小型家電リサイクル法に基づいて処分するなど方法はさまざまです。iPadには個人情報や重要なデータが記録されているため、処分前にしっかりとデータを消去する必要があります。なお、自分でデータを消去するのが不安な方は、パソコンダストのデータ消去サービスを利用してください。パソコンダストでは無料で宅配回収サービスも利用できます。iPadの処分でお悩みの方は、ぜひチェックしてくださいね。