富士通のパソコンを処分する方法〜処分時の注意点や回収業者に依頼するコツ〜
富士通のパソコンをお得に処分する方法はないのか、メーカーに回収してもらうことはできるのかなど、パソコンの処分で頭を抱えている方は多いでしょう。パソコンの処分方法はPCリサイクル法で定められているため、その方法に従って処分する必要があります。処分方法をいくつか把握しておけば、そのときのベストな方法でパソコンが手放せるでしょう。
そこで、本記事では、富士通のパソコンを処分するコツについて詳しく説明します。
- 富士通のパソコンが寿命を迎えるタイミング
- 富士通のパソコンを処分する際の注意点
- 富士通のパソコンはメーカーに回収してもらえるのか?
- パソコンダストに処分を依頼するメリット
- パソコンの処分に関してよくある質問
この記事を読むことで、パソコンを処分する際の注意点や回収業者に依頼するメリットも分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.富士通のパソコンが寿命を迎えるタイミング
まずは、富士通のパソコンが寿命を迎えるタイミングについてチェックしておきましょう。
1-1.パソコンの平均寿命は約6~7年
富士通のパソコンを含め、パソコン本体の平均寿命は約6~7年といわれています。ほとんどが故障でパソコンを買い換えており、不具合が生じやすくなるのが使い始めてから6年をすぎたあたりです。もちろん、使用頻度や使い方によっても寿命が訪れるタイミングは異なります。頻繁に使っている方や、持ち運ぶことが多いノートパソコンなどは、早めに寿命が訪れるでしょう。
1-2.部品の保有期間とOSのサポート期間
パソコンが寿命を迎えるタイミングとしては、部品の保有期間とOSのサポート期間を参考にするといいでしょう。部品の保有期間とは、パソコンメーカーが修理するために必要な部品を保有する期間のことです。富士通を含め、パソコンの部品保有期間は6年程度となっています。発売時期から6年が経過すると、修理したくても必要な部品がそろわなくなるので注意が必要です。
そして、OSのサポート期間にも注意しておかなければなりません。OSのサポート期間が終わると、パソコンがウイルスに感染するリスクが高まります。パソコンの寿命を考える際は、OSのサポート期間も考慮してください。
2.富士通のパソコンを処分する際の注意点
ここでは、富士通のパソコンを処分する際の注意点について詳しく説明します。
2-1.データを完全消去する
パソコンを処分する前に、データを完全消去することです。パソコンには氏名・電話番号・写真・書類などの個人情報や、ネットショッピングなどで使用したクレジットカード情報が記録されています。それらのデータをしっかりと消去して処分しなければ、パソコン内に含まれているデータが外部へ流出し悪用される恐れがあるのです。実際に、処分したパソコンからデータが悪用されたというトラブルが起きているため、処分前にデータを完全消去しておきましょう。
2-2.データの消去方法
では、どうすればパソコンのデータを完全消去できるのか、悩んでいる方は多いでしょう。主な消去方法としては、論理的消去法と物理的破壊の2つがあります。論理的消去法とは、消去専用のソフトを使う方法です。消去専用ソフトをパソコン内に挿入してダウンロードするだけで、簡単にデータが消去できます。一方、物理的破壊はHDDをカナヅチなどで傷をつけ、データを読み取れなくする方法です。自分でデータを消去する方は、論理的消去法を選択するといいでしょう。
2-3.初期化だけではNG
「パソコンのデータは初期化すれば消去できる」と思われがちですが、初期化だけでは不十分です。初期化は工場出荷前の状態に戻すだけですので、パソコン内にはデータが残っている状態となります。復元ソフトを使えば、データが簡単に復旧できるでしょう。パソコンのデータを守るためにも、HDDに記録されているデータをしっかりと消去してから初期化をしてください。
2-4.パソコンは自治体回収で捨てられない
パソコンはPCリサイクル法で処分方法が決まっているので、自治体回収で捨てることはできません。基本的に、メーカーへ回収を依頼することになります。パソコンを買い換える場合は、購入店に引き取ってもらえるケースもあるので事前に確認しておきましょう。また、自治体によって異なりますが、中には小型家電の対象になるケースもあります。
3.富士通のパソコンはメーカーに回収してもらえるのか?
ここでは、富士通のパソコンをメーカーに回収してもらえるのかチェックしておきましょう。
3-1.パソコンリサイクルのサポート
富士通では、家庭向けパソコンのリサイクルサポートを行っています。不要になった富士通個人向けパソコンおよびモニターの回収が可能です。富士通の公式サイトから24時間365日申し込みができるので、処分を検討している方はぜひチェックしてみてください。なお、申し込みの際は、パソコンの型名が必要となります。申し込みをする前に、型名をチェックしておきましょう。さらに、PCリサイクルマークの有無も併せて確認してください。PCリサイクルマークがついているパソコンは無償で回収してくれますが、PCリサイクルマークがついていないパソコンはリサイクル料金の支払いが必要となります。
3-2.法人向けのリサイクルシステム
富士通では、会社など事業用として使用したパソコンの回収も行っています。事業系IT製品のリサイクルサービスを利用できるので、会社で使用したパソコンを処分する際はぜひチェックしてみてください。法人向けのIT製品を回収した後は、富士通のリサイクルセンターにてリサイクル処理が行われます。事業系IT製品リサイクルサービスの詳細については、こちらをご覧ください。
3-3.パソコン買取サービスも利用できる
富士通では、パソコン買取サービスも行っています。パソコン買取サービスは、買い換えを検討している方におすすめのサービスです。不要となった古いパソコンを買い取り、新しいパソコンを安く購入できます。現在、2022年10月5日まで買取増額キャンペーンを実施中です。最終査定金額から最大5,000円分アップするというキャンペーンになっているため、富士通のパソコンを処分しようと考えている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
4.パソコンダストに処分を依頼するメリット
ここでは、パソコンダストに依頼するメリットを解説します。
4-1.壊れているパソコンでも無料回収が可能
パソコンダストは、壊れているパソコンでも無料回収が可能です。PCリサイクルマークがついていないパソコンは処分時に費用がかかるため、なるべく処分費用をかけたくない方は無料回収をご利用ください。メーカーが分からないパソコンやすでに倒産しているメーカー・自作のパソコンも、無料で回収を行っています。回収後に費用を請求することはないので安心してください。
4-2.無料回収ができる理由
「無料回収業者に依頼するとトラブルになりやすい」と不安になっている方は多いでしょう。けれども、パソコンダストでは無料回収ができる理由をしっかりと明確化しています。回収したパソコンは自社でメンテナンスしてから再販し、再販できないものは部品に分解してリサイクルをしているのです。そのため、回収コストがかかりません。パソコンを構成している部品は、貴重な資源なのでリサイクルが推奨されています。このように、無料回収ができる理由が明確になっているため、安心してご利用いただけるでしょう。
4-3.選べる3つの回収方法
パソコンダストでは、3つの回収方法からお選びいただけます。その回収方法とは、宅配回収・持ち込み回収・出張回収の3つです。自分の都合に合わせて回収方法を選ぶことができるので、よりスピーディーにパソコンを手放すことができます。また、宅配回収は全国送料無料です。送料無料対象商品が1点でも含まれていれば、送料がかかる商品でも無料で回収できます。
4-4.データ消去サービスも利用できる
さらに、パソコンダストでは、データ消去サービスも実施中です。データ消去サービスとは、パソコンなどに含まれているデータを消去するサービスとなります。ちなみに、データを消去する際に費用はかかりません。また、パソコンダストの場合は、論理的ハードディスク消去機と物理的ハードディスク破壊機の両方を使ってデータを完全消去しています。データ消去証明書も発行可能ですので、自分でデータ消去をするのが不安な方はぜひご依頼ください。
4-5.無料相談も可能
パソコンダストでは、無料相談も受け付けています。どのように処分すればいいのか分からない、パソコン以外にも処分したい不用品がある・まとめて処分したいと少しでもお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。1人で悩みを抱え込んでいても何も解消できません。一度ご相談いただければ、問題が解決できるはずです。電話またはお問い合わせフォームからぜひご相談ください。
5.パソコンの処分に関してよくある質問
パソコンの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.パソコンの劣化サインとは?
A.主に、以下のような症状が見られた際は、パソコンの寿命と考えるべきでしょう。
- パソコン本体から異音がする
- 頻繁にフリーズすることが増えた
- 焦げたような臭いがする
- 頻繁に電源が落ちる
- 起動しなくなった
- 充電ができなくなった
上記の中でも、特に気をつけてほしいのは、焦げた臭いがすることです。電源まわりと冷却ファンがホコリで詰まっている可能性もありますが、コンデンサーが破裂している恐れがあります。コンデンサーの破裂は大量の電流が流れるため、非常に危険です。パソコンが焦げ臭くなったときは、すぐにコンセントからプラグを抜きましょう。
Q.パソコンを長く使い続けるコツは?
A.ホコリや汚れなどがつかないように、しっかりと掃除やメンテナンスをすることです。ホコリは冷却ファンの詰まりや故障の原因になるため、こまめに取り除きましょう。また、パソコンは精密機械ですので暑さに弱い傾向があります。温度が高くなりすぎるとパソコンに負荷がかかるため、しっかりと暑さ対策を行ってください。さらに、衝撃を与えないように丁寧な扱い方を心がけることも大切です。
Q.どんなパソコンが高く売れるのか?
A.発売されたばかりのパソコンや高性能タイプは、高価買取が期待できるでしょう。パソコンは次から次へと新しいモデルが登場しているため、早めに売ることも高価買取のポイントとなります。新商品が発売されるほど型落ちになるので、要らなくなったら早めに売却してください。
Q.リサイクル料金はいくらかかるのか?
A.富士通の場合、パソコンのリサイクル料金は以下のとおりです。
- デスクトップパソコン本体:3,300円(税込)
- ノートパソコン:3,300円(税込)
- 液晶ディスプレイ:3,300円(税込)
- 液晶ディスプレイ一体型:3,300円(税込)
- CRT(ブラウン管)ディスプレイ:4,400円(税込)
- CRT(ブラウン管)ディスプレイ一体型:4,400円(税込)
なお、プリンターなど周辺機器の回収は受け付けていません。周辺機器の処分方法に関しては、各自治体の指示に従ってください。
Q.気をつけたほうがいい回収業者の特徴は?
A.街中をトラックでまわりながら無料回収を行っている業者は、悪徳業者の可能性が高いので気をつけたほうがいいでしょう。トラックに不用品を積み込んだ後で、高額な費用を請求してくる恐れがあります。料金を支払わなければ、不用品を返してくれないケースがほとんどです。そのため、無料回収業者に依頼する際は、なぜ無料回収ができるのか理由を確認することが重要になるでしょう。
まとめ
富士通では、個人向けパソコンのリサイクル回収を受け付けています。リサイクル回収ができる対象製品が決まっているため、事前に公式サイトでチェックしておくといいでしょう。パソコンはPCリサイクル法で処分方法が定められているので、きちんと正しい方法で処分することが大切です。また、すぐに処分したい方は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。パソコンダストでは無料回収を受け付けているので、パソコンの処分でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。