古いエアコンの処分方法4選を紹介！ 業者選びの注意点もチェック
「古いエアコンを処分したいが方法がわからない」「粗大ゴミで出すことはできないのか？」とお困りではありませんか？ 引っ越しを機に古くなったエアコンを処分したい場合や、壊れて動かなくなったエアコンを捨てたい場合、どうすればよいのでしょうか。エアコンは粗大ゴミとして捨てることができないため、処分方法には確認が必要です。
この記事では、古いエアコンを処分する方法について、業者に依頼する際の注意点なども含めてご紹介しましょう。
- 古いエアコンを粗大ゴミで出すことができない理由は？
- 古いエアコンの処分方法を紹介
- 古いエアコンの処分を業者に依頼する際の注意点
- 古いエアコンの処分はパソコンダストへ
- エアコンの処分に関するよくある質問
この記事を読むことで、古いエアコンの処分にかかる費用や、悪質な回収業者の特徴などがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。
1．古いエアコンを粗大ゴミで出すことができない理由は？
まずは、エアコンを粗大ゴミとして出すことができない理由について詳しく解説しましょう。
1-1．エアコンは家電リサイクル法の対象品目
エアコンは家電リサイクル法の対象になるため、粗大ゴミとして自治体が回収することはできません。私たち消費者はリサイクル料金を支払ってエアコンを小売店に回収してもらいます。小売店はエアコンをメーカーに引き渡し、適切な方法でリサイクルされるという流れで処分することになるのです。
1-2．家電リサイクル法の目的
家電リサイクル法は2001年に施行された法律で、資源の有効利用とゴミの減量化を目的としています。この法律ができるまで、家庭から出た廃家電はほとんどが埋め立て処理されていました。しかし、廃家電には有用な資源が含まれており、そのまま埋め立ててしまうのはもったいないことだと考えられるようになったのです。また、埋め立て地の残りも減少してきていることから、リサイクルの必要性が挙げられるようになりました。
1-3．エアコン以外の対象品目は？
家電リサイクル法の対象品目は、エアコン以外にもテレビ・冷蔵庫・洗濯機があります。この4品目は粗大ゴミとして回収してもらえないので注意してください。エアコンの場合は室外機や同こんの取付金具・部材なども対象になります。
2．古いエアコンの処分方法を紹介
古いエアコンの処分方法には、以下のようなものがあります。
2-1．家電量販店に引き取ってもらう
買い替えの場合は新しいエアコンを購入する家電量販店に古いエアコンを引き取ってもらえます。このとき、家電量販店にリサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があるため、事前に金額を確認しておくとよいでしょう。新しいエアコンを設置してもらう際に古いエアコンを回収してもらえるため、効率的に買い替えができます。買い替えではなくエアコンの回収だけを依頼する場合は、そのエアコンを購入した家電量販店に依頼してください。
2-2．指定引取場所へ持ち込む
購入した家電量販店がわからない場合や遠方の場合、収集運搬料金を節約したい場合などは、自分で指定引取場所へ持ち込む方法もあります。この場合は、事前に郵便局の窓口でリサイクル料金を支払い、家電リサイクル券の控えを一緒に持っていくという流れです。最寄りの指定引取場所はこちらから検索できるので参考にしてください。
2-3．不用品回収業者に依頼する
引っ越しなどで大量に不用品が出たときにおすすめなのが、不用品回収業者を利用する方法です。エアコン以外の不用品もまとめて処分してもらえるため、手間をかけずに済みます。持ち込み回収以外にも宅配回収や出張回収を利用できるので自分に合った方法を選択するとよいでしょう。
2-4．買取してもらう
比較的年式が新しい有名メーカーのエアコンなら、買取対象になる可能性があります。リサイクルショップや家電専門の買取業者などに査定を依頼してみるとよいでしょう。ただし、動作不良があるものや傷・汚れ・臭いが気になるものは買取を断られる可能性が高いので注意してください。
3．古いエアコンの処分を業者に依頼する際の注意点
古いエアコンを業者に依頼して処分してもらうにあたって、注意点をいくつかご紹介しましょう。
3-1．業者選びは慎重におこなう
家庭から出た不用品の回収をしている業者はさまざまで、それぞれ特徴があります。業者を選ぶ際には以下のポイントをチェックし、信頼できる優良な業者に依頼するようにしましょう。
- 豊富な実績がある
- 料金体系が明確
- 無料見積もりを受け付けている
- 見積書に不明確な項目がない
- ホームページがある
- 所在地を明らかにしている
- 丁寧でスピーディーな対応をしてくれる
3-2．悪質な業者は利用しない
不用品回収業者は廃棄物収集運搬業や古物商などの許可を取得している必要がありますが、このような許可を持たずに営業する悪徳業者も存在しています。そのような業者に依頼して高額な料金をだまし取られた例や、回収した不用品を不法投棄された例なども報告されているので十分注意してください。
4．古いエアコンの処分はパソコンダストへ
エアコンの処分を検討されているなら、パソコンや不用品を回収しているパソコンダストをぜひご利用ください。
4-1．無料回収が可能
パソコンダストではパソコンや不用品の無料回収をおこなっています。無料回収が可能なのは、回収した品物を中古品として再販売するか、資源として再利用することで利益を得ているためです。回収後に高額な回収料金を請求するようなことは一切ありません。
4-2．宅配回収は送料が無料になる場合も
宅配回収の場合、パソコンや液晶テレビ・タブレットなどの送料無料対象商品と一緒にダンボールに入れて送ったものは、すべて回収費用も送料も無料になります。全国どこからでも送料無料サービスを利用できるので大変お得です。
4-3．簡単に利用できる
パソコンダストの宅配回収は、処分したい不用品をこん包して運送会社に集荷を依頼し、発送するだけで簡単に利用できます。事前予約などは必要ないため、自分のタイミングに合わせていつでもご利用ください。
5．エアコンの処分に関するよくある質問
「古いエアコンを処分したい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q．エアコンは何年ぐらいで寿命を迎えますか？
A．使用頻度やメンテナンスの仕方にもよりますが、10年前後が寿命の目安です。
Q．エアコンは自分で取り外すことができますか？
A．知識と道具があれば可能ではありますが、失敗するとコンプレッサーが破裂するなど大きな事故につながることもあるのでおすすめできません。
Q．エアコンのリサイクル料金はいくらぐらいでしょうか？
A．メーカーや種類にもよりますが、900円程度の場合が多くなっています。
Q．中古でも人気が高いエアコンメーカーを教えてください。
A．ダイキンやパナソニック・三菱・日立・東芝・シャープなどのメーカーが特に人気です。
Q．悪質な不用品回収業者がよくやる手口にはどのようなものがありますか？
A．突然訪問してきて強引に不用品の回収を迫るという手口には注意してください。
まとめ
古いエアコンを処分する方法について、家電リサイクル法との関係や処分方法ごとの特徴などを詳しくご紹介しました。使わなくなったエアコンは取っておいても邪魔になるため、早めに処分すべきです。選択できる処分方法はいくつかあるのでどの方法が合っているか検討してみるとよいでしょう。
