カーナビの選び方でお悩みの方! 最新トレンドと今おすすめの10選!
「そろそろカーナビを買い替えたいが、何を基準に選べばいいか分からない」「後悔しないカーナビの選び方を知りたい」とお考えではありませんか? カーナビは、車を快適かつ安全に運転するために欠かすことができないツールです。せっかくなら、満足度の高いものを選びたいことでしょう。
そこで今回は、カーナビの選び方について詳しく解説します。
- カーナビの最新トレンドは?
- カーナビの主な種類
- カーナビを選ぶポイント
- 主なカーナビメーカーと特徴
- おすすめの人気カーナビ10選
- カーナビの正しい取り付け方
- 不要になったカーナビを処分する方法
- カーナビの選び方に関するよくある質問
この記事を読むことで、カーナビを選ぶコツやポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.カーナビの最新トレンドは?
最初に、カーナビの最新トレンドを見ていきましょう。
1-1.大画面
今、9インチ以上の大画面を搭載したカーナビがトレンドです。従来の7~8インチモデルと比較して、視認性が高まり操作がしやすくなります。また、テレビ番組やDVDなどを視聴する際に、大画面のほうが見やすいことも理由でしょう。
1-2.VICS WIDEに対応
VICS WIDEに対応したカーナビがトレンドに挙がってきています。VICS WIDEとは、渋滞や交通規制などドライブに欠かすことができない交通情報を、FM多重放送で受信・カーナビに表示するシステムのことです。VICS WIDEに対応していれば、目的地まで効率よく快適に運転できるよう、カーナビが強力にバックアップしてくれます。
1-3.ドライブレコーダーとの連携
ドライブレコーダーとの連携も、カーナビのトレンドです。両者が連携することで、ドライブレコーダーの撮影場所をカーナビで表示したり、カーナビ経由でドライブレコーダーの操作が可能になったりします。運転時の安全性や防犯面を強力にバックアップしてくれるため、安心です。
2.カーナビの主な種類
カーナビの主な種類を詳しく解説します。
2-1.メモリーナビ
メモリーナビは、SDカードやフラッシュメモリー記録媒体として利用します。レスポンスが早く、振動に強いことが大きなメリットでしょう。また、持ち運び可能な記録媒体であるため、地図情報の更新を車外で簡単にできるのも特徴です。以前は容量の少なさでHDDナビに後れを取っていましたが、メモリーの大容量化に伴い見直されてきています。
2-2.HDDナビ
HDDナビは、ナビ本体のHDDを記録媒体として利用します。記憶容量が大容量な点で、多くのデータが入るので安心です。高音質・高画質なコンテンツを本体に記憶させられるのもメリットでしょう。高価格帯の製品での採用が目立ちますが、最近では徐々にメモリーナビに移行する傾向が見られます。
2-3.ポータブルナビ
取り付け・取り外しが可能なタイプのカーナビで、携帯性が高いことが特徴です。比較的安価に購入でき、カーナビ以外の活用方法も多いことから、安定した人気を誇っています。ただし、そのほかのカーナビと比較すると画面サイズが小さくなるため、視認性や操作性を重視したい人には、物足りないこともあるでしょう。
3.カーナビを選ぶポイント
カーナビを選ぶポイントを詳しく見ていきましょう。
3-1.設置タイプ
カーナビを選ぶときは、設置タイプを考える必要があります。主な設置タイプは、以下の4種類です。
- 2DIN(一体化)タイプ:カーナビ本体・モニター・AV機能が一体化し、ダッシュボードの中に取り付ける
- インダッシュモニタータイプ:ダッシュボードにモニターを装着し、本体は別途ほかの部分に設置する
- オンダッシュタイプ:ダッシュボード上に設置し、取り付け・取り外しが簡単にできる
3-2.画面サイズ
画面サイズも重要なポイントです。カーナビの画面サイズは、操作性に大きく影響するので慎重に選びましょう。
- 大画面仕様:9インチ以上の大画面で視認性と操作性に優れる
- 標準仕様:7~8インチ程度でコンパクトに設置可能
3-3.付加機能
カーナビには、数多くの付加機能があります。メーカーや機種によっても異なるので、購入する際はきちんと確認しておきましょう。たとえば、以下のような便利な機能を備えているモデルが多く見られます。
- 音声認識
- ハイレゾ対応
- Bluetooth接続対応
- ハンズフリー
- バックカメラ連携
3-4.記録媒体
記録媒体の種類もチェックしておきましょう。カーナビの記録媒体には、以下のようなものがあります。買い替えなどにより互換性を希望する場合は、同じ記録媒体が使えるかどうかもポイントになるでしょう。
- HDD:大容量のデータを保存できる
- メモリー:フラッシュメモリー内蔵もしはSDメモリーカードなどに対応可能
- SSD:HDDと比較して起動やデータの読み書きが速い
4.主なカーナビメーカーと特徴
主なカーナビメーカーと特徴を詳しく解説します。
4-1.パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、ゆるぎない地位と知名度を誇る大手総合家電メーカーです。カーナビ分野では、高精細で美しい大画面・ブルーレイ搭載など、映像の美しさに力を入れています。ハイレゾ音源対応で、音質にこだわりたい人にもおすすめです。
4-2.イクリプス(ECLIPSE)
イクリプスは、デンソーテンのカーナビブランドです。前後録画ドライブレコーダーを搭載したD seriesとベーシックモデルのR seriesの2軸展開で、さまざまなニーズに対応しています。危険運転防止機能など、安全運転に配慮した機能の強化も魅力です。
4-3.パイオニア(Pioneer)
パイオニアは、オーディオ機器で優れた技術を誇り信頼の厚いメーカーです。カーナビ分野では、GPS搭載機種を初めて販売し、現在も技術開発に意欲的な姿勢を見せています。carrozzeria(カロッツェリア)ブランドにより、ハイエンド向けのサイバーナビシリーズとスタンダードモデルの楽ナビシリーズを展開中です。
4-4.アルパイン(ALPINE)
アルパインのカーナビは、大画面による迫力ある映像が大きな特徴です。解像度が高く、美しい画面で地図の表示や地デジ放送の楽しみが広がります。また、純正ステアリングのリモコンに対応し、よく使う機能をカーナビに触れず手元で操作可能です。
4-5.ケンウッド(KENWOOD)
ケンウッドは、カーオーディオ分野で評価が高いメーカーです。カーナビでも音質にこだわる人から評価が高く、自動車メーカーの純正品としても採用されています。自社ブランドの彩速シリーズでは、高音質・高速レスポンスを実現し、操作時のイライラを軽減してくれるでしょう。
5.おすすめの人気カーナビ10選
今、特におすすめのカーナビを10選ご紹介します。
5-1.パナソニック ストラーダ CN-RE05WD
リーズナブルな価格ながら、充実のエンタメ機能を搭載した人気モデルです。カーナビ初心者にも安心の運転サポートや逆走注意アラームなど、実用的な機能を多く採用しています。
- 実売価格:51,900~55,000円程度
5-2.パナソニック ストラーダ CN-F1XVD
380車種以上に対応した9インチの大画面スイングディスプレイを採用、運転中でも快適な操作性を確保しています。また、ブルーレイ搭載・高音質設計で、車内で美しい映像を楽しむことが可能です。
- 実売価格:123,900~129,900円程度
5-3.パナソニック GORILLA CN-G1300VD
運転中のヒヤリ・ハットに注目し安全運転を強力サポートしてくれるポータブルモデルで、2020年の東京オリンピック公式カーナビに指定されています。分かりやすい新地図データを搭載し、渋滞の回避や危険の察知にも優れていて安心です。
- 実売価格:48,900~52,500円程度
5-4.イクリプス 録ナビ AVN-D9W
前後録画ドライブレコーダー搭載で、安全機能を強化した上位モデルです。エンジンをONにすると自動的に録画機能が開始になるので、撮り逃しがありません。高精細で美しい大画面で、分かりやすい操作性と高い視認性を誇ります。
- 実売価格:98,900~116,500円程度
5-5.イクリプス AVN-R9
基本機能を充実させたリーズナブルなモデルです。初心者にも分かりやすい操作性と高速レスポンスで、操作時のストレスを感じさせません。毎月更新される地図情報で、慣れない土地での運転も強力にバックアップします。
- 実売価格:55,600~65、000円程度
5-6.アルパイン ビッグX X9Z-RV4-NR
高精細で美しい9型の大画面と搭載した上位モデルです。純正バックカメラと連携し、車庫入れが苦手な人でも安心して運転できます。音声認識にも対応してるので、カーナビ本体に触れずスムーズな操作が可能です。
- 実売価格:192,300~206,000円程度
5-7.ケンウッド 彩速ナビ MDV-M906HDW
高画質かつ高音質を追求し、快適な運転をサポートします。中でも、ハイレゾ音源対応で臨場感あふれるサウンドが魅力です。スマートホン連携・危険運転の予防機能などの便利な機能にも注目でしょう。
- 実売価格:64,000~71,000円程度
5-8.ケンウッド 彩速ナビ MDV-S706W
毎日の運転に必要な機能を充実させたスタンダードモデルです。ハイレゾ音源対応で、車内で高音質なサウンドを楽しむことができます。専用ドライブレコーダーと連携させれば、より快適かつ安全な運転環境を実現可能です。
- 実売価格:50,100~56,000円程度
5-9.パイオニア 楽ナビ AVIC-RL910
広視野角・高精細の美しい画面で、運転時も快適に惣社できる上位モデルです。充実のAV機能と後席モニターとの連携機能により、単なるカーナビとしての利用にとどまらず、多彩な使い方を実現しています。
- 実売価格:105,800~119,000円程度
5-10.パイオニア 楽ナビ AVIC-RZ302
スタンダードモデルながら、上位機種に劣らない高性能・操作性を実現しています。運転がより楽しくなる便利な機能を装備し、ステアリングから操作できるなど、快適な使い心地で人気です。
- 売価格:37,980~41,000円程度
6.カーナビの正しい取り付け方
自分でカーナビを取り受ける方法を詳しく解説します。なお、実際の取り付けはカーナビの使用説明書なども併せて参考にしてください。
6-1.パネル周辺を養生する
既存のカーナビを取り外す前に、パネル周辺を養生しておきましょう。パネルを取り外す際にカーナビ本体や工具などが当たって傷付いたり破損したりすることを防げます。古新聞紙とマスキングテープを使えば、使用後はそのまま可燃ゴミとして捨てることができて便利です。
6-2.カーナビ周辺のパネルを外す
カーナビ周辺のパネルを、市販のリムーバーなどを利用して取り外してください。無理にこじ開けようとすると傷になるので注意しましょう。パネルの外し方は車種によって異なるため、車の説明書も併せて参考にしてください。パネルを取り外したら作業の邪魔にならないよう、後部座席などに置いておきましょう。
6-3.カーナビを取り付ける
以下の手順を参考に、カーナビ本体を取り付けましょう。併せてカーナビの取扱説明書も参考にしてください。
- フィルムアンテナを貼り付ける
- GPSなどの配線をする
- 電源ハーネスなどを接続する
- 配線の処理をする
- カーナビ本体を取り付ける
- パネルを元に戻し、養生を片付けて完了
7.不要になったカーナビを処分する方法
不要になったカーナビを処分する主な方法を詳しく解説します。
7-1.自治体回収で処分する
不要になったカーナビは、自治体回収を利用して処分することができます。自治体による主な処分方法は、以下のとおりです。なお、回収ルールは自治体によって細かく異なるため、事前に確認して正しく出しましょう。
- 不燃ゴミ:自治体から指定された回収場所・日時に出す
- 小型家電:役所や商業施設に設置してある専用回収ボックスに投入する
メリット
- 回収費用が無料
- 小型家電は回収後に資源リサイクルされる
デメリット
- 不燃ゴミは破棄処分となるため資源リサイクルされない
- 不燃ゴミは集荷場所・回収日時が決まっている
- 集荷場所まで運ぶ必要がある
- 小型家電専用回収ボックスの設置数が少ない
7-2.販売店に処分してもらう
買い替えた販売店で不要になったカーナビを処分してもらえることがあります。買い替えの際に、販売店に依頼してみてください。
メリット
- 買い替えと同時に処分してもらえる
- 条件やタイミングによっては下取り対象になることがある
- カーナビの取り外しや取り付けも依頼できる
デメリット
- 無名メーカー品などは対象外のことが多い
- 処分だけで依頼できないことがある
- 販売店の店頭まで足を運ぶ必要がある
7-3.不用品回収業者に処分してもらう
不要になったカーナビは、不用品回収業者に処分してもらうことができます。カーナビは小さいので、業者に宅配便で送付する宅配回収を利用すると便利です。
メリット
- 状態や年式によっては買取してもらえることもある
- カーナビ以外の不用品も同時に処分依頼できる
- 宅配便送付で気軽に回収してもらえる業者も多い
- 場所と日時指定で回収しに来てもらうのも可能
デメリット
- カーナビ1台だけだと回収費用が高く付くこともある
なお、パソコンダストでも、不要になったカーナビの処分をお受けしています。送料のみのご負担で処分可能なので大変お得です。また、パソコンなどと同梱(どうこん)すれば、送料も無料で処分できます。
7-4.リサイクルショップに売る
不要になったカーナビでも、使用感が少なくほぼ新品の状態なら、リサイクルショップで買取してもらえることがあります。買取を希望する場合は、業者の店頭に持ち込んで査定を受けてください。なお、個人店の多くは、店頭持ち込みだけ受付可能となっています。
メリット
- 持ち込んだその場で代金受け取りまで完了する
- 買取後は中古品として新たな持ち主を探してもらえる
- カーナビ以外の不用品も同時に買取依頼できる
デメリット
- 買取価格が安い
- 無名メーカーのものなどは買取対象外のことがある
- 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない
- 店頭まで運ぶ手間がかかる
7-5.ネットオークションやフリマサイトで売る
不要になったカーナビは、ネットオークションやフリマサイトで売る方法もあります。早期落札と無用なクレーム防止のためには、以下のことに気を付けて出品するといいでしょう。
- メーカー名・型番・付属品の有無などを正確に記載する
- 現状がよく分かる写真を数枚添付する
- 傷や汚れなどの不具合も隠さずに明記する
- 落札者制限をかけていたずら入札や悪い評価がある人からの入札を避ける
- こん包・配送方法や支払い可能方法などを明記しておく
- なるべく迅速に対応する
メリット
- リサイクルショップなどで買取不可となったものも出品可能
- 売りたい価格を設定できる
- 宅配便で送付しやすい
- ネットオークションはタイミングによって思わぬ高額落札もある
デメリット
- なかなか落札されないこともある
- 商品クレームや支払い遅延などのリスクがある
- 出品から発送完了までこまめなチェックとやり取りが必要
8.カーナビの選び方に関するよくある質問
最後に、カーナビの選び方に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.運転初心者でも最新モデルを使いこなせる?
A.慣れれば問題ありません。初心者だからこそ、高性能・高機能モデルがおすすめです。最新モデルは安全運転をサポートしてくれる機能が満載ですから、いろいろとチェックしてみるといいでしょう。
Q.音質にこだわってカーナビを選んだのに今一つ効果が実感できないのですが?
A.車内での音質は、スピーカーなどそのほかの要因にも左右されます。また、音源自体が低品質なものだと、カーナビの本来の実力を発揮できないこともあるでしょう。
Q.カーナビの寿命は何年?
A.5~10年程度です。寿命が近づくと、画面がちらつく、反応が遅くなるなどさまざまな不具合が見られます。本格的に故障する前に、早めに買い替えましょう。
Q.有名メーカーのカーナビを選ぶメリットは?
A.比較的入手しやすい、サポートが充実しているなどがあります。また、買い替えなどで不要になったときに買取してもらえる可能性が高いこともメリットでしょう。
Q.不要になったカーナビの買取価格に納得できないのですが?
A.まずは、業者に査定理由を聞いてみましょう。正当な理由があれば、相場と考えることも大切です。ただし、業者が明確な理由を提示しない、説明を受けても納得できない、などの場合は、取り引きを中止して改めてほかの業者に査定を依頼してもいいでしょう。
まとめ
今回は、カーナビの選び方について詳しく解説しました。カーナビを選ぶときは、種類・画面サイズ・記録装置・そのほかの機能など、あらゆる点をチェックしましょう。単に人気が高いという理由で購入すると、何かと不満が出るものです。まずは、人気のあるメーカー・機種の中でいくつか候補を絞り、最終的に最も気に入ったものを選ぶといいでしょう。なお、買い替えで不要になったカーナビは、不用品回収業者に処分してもらうこともできます。業者の中には、宅配便で着払い送付すれば送料・回収費用共に無料で処分可能なこともあるので、調べてみるといいでしょう。