空気清浄機の選び方でお悩み? 後悔しないコツ&おすすめの機種は?
空気清浄機の買い替えをご予定ですか? しかし、「何をポイントにするべきか、選び方がよく分からない」「今人気のある種類や機種から選ぶほうがいいのか」など何かと分からないこともありますよね。せっかく購入するのですから、満足度の高い機種を選びたいものです。
そこで今回は、空気清浄機の選び方について詳しく解説します。
- 空気清浄機の役割は?
- 空気清浄機にはどんな種類がある?
- 空気清浄機の選び方4つのポイント
- 空気清浄機で人気・おすすめの10選を紹介
- 古い空気清浄機を処分する方法
- 空気洗浄機の選び方に関するよくある質問
この記事を読むことで、空気清浄機を選ぶときのコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.空気清浄機の役割は?
最初に、空気清浄機の主な機能や役割を見ていきましょう。
1-1.集じん機能
集じん機能は、空気清浄機の機能の基本です。空気中の細かなホコリやダニ・ダニの死がい・花粉・PM2.5などを集めてくれるので、キレイな空気になります。特に、アレルギーが出やすい人には、集じん機能が役に立つでしょう。また、集じん機能を使用することでホコリが舞いにくくなるため、部屋の掃除が楽になる効果も期待できます。
1-2.消臭機能
空気清浄機の主な機能のひとつに、消臭機能があります。部屋の臭いが気になるときに消臭機能を使えば、さわやかで気分よく過ごすことが可能です。特に、喫煙家やペットのいる家には欠かすことができない機能でしょう。また、食事の後の臭いを消す効果もあるので、焼き肉や鍋料理の後などにも重宝します。
1-3.加湿機能
空気清浄機には、加湿機能がついているものがあります。水をセットしておき、加湿ボタンを押すだけで快適な湿度にしてくれるのです。特に、冬場は空気が乾燥しやすいため、加湿機能があると助かります。空気がキレイで快適な湿度を保つことができれば、風邪などの感染症を予防する効果が期待できるのもメリットです。
2.空気清浄機にはどんな種類がある?
空気清浄機の主な種類と特徴を解説します。
2-1.空気清浄機
空気清浄および消臭機能だけのシンプルなタイプです。安価で気軽に使うことができます。お手入れもフィルターが中心となり、楽に済むのが特徴です。特にホコリっぽい部屋に、2台目として置くケースも見られます。
2-2.加湿空気清浄機
加湿空気清浄機は、加湿機能がついた空気清浄機です。加湿機能により空気の乾燥をやわらげることができるため、鼻やのどが楽になります。空気清浄機と加湿器をそれぞれ購入するよりも、1台で済んでコンパクトに設置でき、インテリアの邪魔になりにくいのもメリットでしょう。
3.空気清浄機の選び方4つのポイント
空気清浄機の選び方4つをご紹介しましょう。
3-1.加湿機能の有無
空気清浄機を選ぶときは、加湿機能の有無が大きなポイントになります。現在、加湿機能がついた空気清浄機が人気です。特に、乾燥しやすい冬場に使う場合は、加湿機能つきをおすすめします。ただし、すでに加湿器がある場合は、加湿機能は不要になり、シンプルな空気清浄機でも十分に活用できるでしょう。
3-2.価格が予算内か
空気清浄機の価格が予算内かも大きなポイントです。自分が欲しい機能を満たす機種の中で、なるべく予算内に収まるものを探しましょう。同じメーカー・機種でも、販売店によって価格が異なります。セール期間や決算時期などは、空気清浄機を安く買えるチャンスです。購入時期を待てるのなら、安くなるタイミングを狙うのもいいでしょう。
3-3.部屋の広さに対応しているか
空気清浄機が、部屋の広さに対応しているか確認しましょう。広い部屋には、対応畳数が多い空気清浄機が必要です。畳数が少ない空気清浄機をフル稼働させても、十分な効果が期待できないだけでなく、空気清浄機に大きな負担がかかって寿命を早めてしまいます。
3-4.手入れはしやすいか
空気清浄機は、手入れのしやすさも大切なチェックポイントです。一定期間ごとにフィルターの掃除・交換が必要になります。フィルターの交換目安は、1年単位のものもあれば、10年交換不要をうたっているものまであるのです。フィルターが汚れたままでは、空気清浄機の機能が半減してしまいます。手入れがしやすく、フィルター掃除・交換が手間にならない機種がおすすめです。
4.空気清浄機で人気・おすすめの10選を紹介
今、人気の高い空気清浄機でおすすめのものを10個ご紹介します。
4-1.パナソニック F-VXR55
パナソニックのF-VXR55は、花粉撃退モードや寝室モードの搭載で、いつでもクリーンで快適な室内環境を実現できる空気清浄機です。加湿機能もついており、高め・標準・控えめから好みで選べます。シンプルな外観で、スッキリした部屋を好む人から好評です
- パナソニックF-VXR55-紹介ページ
- 実売価格:28,000~30,000円程度
4-2.パナソニック F-VXR90
パナソニックのF-VXR90は、独自開発の「ナノイーX技術」を搭載したプレミアモデルで、40畳までの広さに対応できます。高精度なセンサーとパワフルな吸引力により、細かなホコリ・花粉を見逃しません。空気の質にこだわりたい人や、花粉症・アレルギーが気になる人から特に支持されています。
- パナソニックF-VXR90紹介ページ
- 実売価格:52,000~60,000円程度
4-3.ダイキン MCK55V
ダイキンのMCK55Vは、スリムタワー型・モダンな3色のカラーバリエーションにより、とてもスタイリッシュな外観が特徴です。パワフルな加湿機能・運転音の静かさ・本体を開けずにフィルター掃除が可能など、魅力的な機能が多くあります。見た目と性能のどちらも外せない人に、おすすめの1台と言えるでしょう。
- ダイキンMCK55V紹介ページ
- 実売価格:33,000~35,000円程度
4-4.シャープ KI-JS70
シャープのKI-JS70はコンパクトな外観ながら、シャープ独自の「プラズマクラスター25000」を搭載し、空気の対流を起こして効率的に集じんします。一般的なリビングの広さに対応し、クリーンで快適な室内環境を作ることが可能です。
- シャープKI-JS70紹介ページ
- 実売価格:39,000~41,000円程度
4-5.シャープ KI-JX75
シャープのKI-JX75は、背面のプレフィルター自動掃除機能が魅力的な1台です。プレフィルタ―の汚れを定期的に掃除してくれ、本体にたまったゴミを約半年に1回程度捨てるだけでお手入れが楽にできます。もちろん、上位機種として集じん能力・脱臭能力に優れていることは言うまでもありません。
- シャープKI-JX75紹介ページ
- 実売価格:31,000~34,000円
4-6.日立 EP-NVG110
日立のEP-NVG110は、プレフィルターの自動掃除機能とワイドスピード集じん機能により、いつでもクリーンで快適な空気を実感できます。前面がガラスパネル仕様でオシャレな外観は、特に女性からの人気が高く、部屋に置いても圧迫感を与えません。
- 日立 EP-NVG110の紹介ページ
- 実売価格:38,000~40,000円程度
4-7.ダイキン MCK70V
ダイキン MCK70Vは、ツインストリーマユニット搭載で有機物の分解・脱臭効果が従来の2倍になった点に注目です。また、10年交換不要のタフフィルター採用で、お手入れの手間もかかりません。掃除が苦手な人にもおすすめの機種と言えるでしょう。
- ダイキンMCV70Vの紹介ページ
- 実売価格:41,000~43,000円
4-8.バルミューダ The Pure
バルミューダ The Pureは、天井まで届くほどの大風量が大きな特徴です。さらに、0.3ミクロンの微粒子を99.97%キャッチ可能・活性炭フィルターの採用で、優れた消臭効果を発揮するなど、シンプルな外観ながらもパワフルな1台となっています。
- バルミューダ The Pureの紹介ページ
- 実売価格:51,000円程度
4-9.ダイソン Pure Cool Link タワーファンTP03WS
ダイソンのPure Cool Link タワーファンTP03WSは、密閉性の高いグラスHEPAフィルターを採用し、PM0.1と同等の細かな粒子までしっかり吸着します。また、独特でスタイリッシュな外観の本体は、350度首振り機能により全方位に清らかな空気を送ることが可能です。
- ダイソンPure Cool Link タワーファンTP03WS紹介ページ
- 実売価格:35,000~38,000円
4-10.ダイソン Dyson Pure Hot+Cool Link
ダイソンのPure Hot+Cool Linkは、空気清浄機能に加え、温風・冷風機能もついているため、快適な室温・湿度にコントロールしやすいのがメリットです。また、スタイリッシュな外観からインテリアの一部としても映え、オシャレに敏感な人たちから特に人気が集まっています。
- ダイソンPure Hot+Cool 紹介ページ
- 実売価格:46,000~50,000円程度
5.古い空気清浄機を処分する方法
買い替えなどで不要になった古い空気清浄機を処分する方法を詳しく見ていきましょう。
5-1.自治体で処分してもらう
空気清浄機は、自治体でゴミもしくは小型家電として処分してもらえます。ゴミで出す場合は、大きさによって不燃ゴミ・粗大ゴミと分ける自治体もあるでしょう。自治体ごとにゴミの区分・回収ルールが異なるため、確認してから出してください。また、自治体によっては、空気清浄機が小型家電リサイクル法の対象品目となっていることがあります。小型家電として処分する場合は、役所や商業施設に設置してある専用回収ボックスに投入すれば処分してもらうことが可能です。
メリット
- 回収費用が無料もしくは格安
- 小型家電として処分する場合は資源リサイクルされる
デメリット
- 集荷場所まで運ぶ手間がかかる
- まだ使えるものでも廃棄処分になる(不燃ゴミ・粗大ゴミ)
- 回収日時・場所が決まっている(不燃ゴミ・粗大ゴミ)
- 事前申し込みと処分費用が必要なことが多い(粗大ゴミ)
- 専用回収ボックスの数が少ない(小型家電)
5-2.不用品回収業者に処分してもらう
不用品回収業者に依頼して空気清浄機を処分してもらうこともできます。不用品回収業者に依頼した場合、以下の3つから回収方法を選ぶことが可能です。
- 店頭持ち込み:業者の店頭に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便で業者に送付する
- 出張回収:場所・日時指定で業者に回収してもらう
メリット
- 集荷場所まで運ぶ必要がなく、労力や時間を節約できる
- 都合のいい日時・場所で回収してもらえる
- 空気清浄機以外の不用品の処分も依頼できる
- 業者により条件しだいで買取してもらえることもある
デメリット
- 空気清浄機1台だけだと回収費用が高くつくことがある
なお、パソコンダストでも、空気清浄機の回収をお受けしています。宅配回収なら、宅配便の送料負担だけで、空気清浄機を無料で処分可能です。また、パソコン・スマホなどの送料無料対象品との同梱(どうこん)で、宅配便の送料も無料になるなど大変お得ですから、ぜひご利用ください。
5-3.リサイクルショップに売る
まだ十分に使える空気清浄機は、リサイクルショップに買取してもらえることがあります。買取を希望する場合は、業者の店頭に空気清浄機を持ち込み、査定を受けてください。査定金額に納得できる場合は、そのまま空気清浄機を引き渡し、代金を受け取りましょう。
メリット
- 持ち込んだその場で代金を受け取れる
- 空気清浄機以外も同時に買取依頼できる
デメリット
- 買取価格が相場より低め
- 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない
- 小さな個人店では店頭持ち込みだけ対応可の場合が多い
5-4.ネットオークション・フリマサイトで売る
不要になった空気清浄機は、ネットオークションやフリマサイトで売ることもできます。普段からネットでのやり取りに慣れている人は、出品してみるのもいいでしょう。ただし、業者の出品も多くあるのが現状です。また、大きな空気清浄機はこん包に手間がかかり、配送費用が高い点で積極的にはおすすめしません。
メリット
- 業者で買取不可になった空気清浄機も出品できる
- 自分が売りたい価格を設定できる
- 欲しがっている相手と直接やり取りできる
デメリット
- なかなか落札されないことがある
- こん包・配送などの手間がかかる
- 商品クレーム・支払い遅延が起こりやすい
- 発送完了までこまめなチェック・やり取りが必要
6.空気洗浄機の選び方に関するよくある質問
最後に、空気清浄機の選び方に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.高性能な機種を安く購入するコツは?
A.最新機種にこだわりがないのなら、メーカーの型落ち品を検討してみてください。ひとつ前の型番でも、最新機種とほぼ変わりない性能を持っているものが多く見られます。ただし、基本的にはメーカーおよび販売店の在庫切りとなるため、早めの購入がおすすめです。
Q.好きなメーカーの空気清浄機に買い替え続けるメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 信頼度が高い
- 操作性が大きく変わりにくい
デメリット
- 他社の便利な機能を使えない
- 買い替えの選択範囲が狭くなる
Q.安価な空気清浄機を短い期間で買い替えてもいい?
A.空気清浄機に多くの機能を求めず、コストパフォーマンスを重視するのならいいでしょう。しかし、安価なものの中には、故障しやすい・十分な効果が期待できないものもあります。購入時は、価格の安さだけでなく必要な機能・性能を満たしていることを重視してください。
Q.買取対象になる空気清浄機の条件は?
A.以下を参考にしてください。
- 人気ブランド・機種
- 年式が新しい
- 使用感が少なくほぼ新品
- 臭い・汚れ・破損がない
- 不具合・故障がない
- 電源コードなどの付属品がそろっている
なお、新品に近い状態の空気清浄機でも、無名ブランド・海外製の粗悪品など、新品価格が安く中古需要が見込めないものは、買取不可となるでしょう。
Q.買い替えの際に販売店に下取り・引き取りしてもらうことはできる?
A.期間限定の販促キャンペーンなどで、下取り・引き取りしてもらえる可能性はあります。ただし、機種や購入金額に制限があることが多いでしょう。詳しくは、販売店に確認してみてください。
まとめ
今回は、空気清浄機の選び方について詳しく解説しました。空気清浄機を選ぶときは、機能や価格・メーカー・デザインなど、さまざまなポイントを総合的にチェックすることが大切です。まずは、人気の種類・機種を参考にして、気になるものを2~3個に絞ってみましょう。優先度の高いポイントを参考に選べば、後悔することもありません。なお、買い替えに伴い不要になった空気清浄機は、不用品回収業者に処分を依頼すると何かと便利です。同時に家中の不用品を処分してしまえば、部屋がスッキリ片付き、空気清浄機の効果をより感じることができるでしょう。